リアルが忙しかったり、ZAやってたり、ステラソラやってました
ステラソラは暫くやりそうです
「火柱!」
呪霊に術式が当たり、焼き払われる。ミレニアムに来ても俺のやることは変わらない。呪霊を祓い、呪術師としての役割を果たす。そこに何の不満もない。
のだが……。
「ほう!これが呪術か!本当に魔法みたいだな」
『まさか本物のパイロキネシストを見る日が来るとは思わなかったわ』
『同感です。ふふ……呪術……オカルト……病弱天才美少女ハッカーの腕がなります』
俺の仕事を見物する3名、うち1人は現場で直接観察しており、残りは何かしらでこっちを見ているらしい。3人とも戦闘力は高くなさそうなのでそれはいいのだが、こうも煩いと正直めんどくさい。
現場に来ているのは白石ウタハさん。白石さんは先程校舎を半壊させた丸型戦車を作ったエンジニア部の部長とのこと。カメラ片手に"私が校舎を壊しました"と書かれたプラカードを紐を使ってぶら下げている。あの罰はワンちゃんとかにやる罰では?
通信してきた1人目は調月リオ会長。ミレニアムの生徒会長とビッグネームだ。どんな人が出るかと思えばモデルさんもびっくりな美人さんだった。ミレニアムらしく食事も科学を元にメニューをしっかりと決めていそう。半額の唐揚げ弁当なんて食べずに気を遣ってそうだ。
最後に自称からしてかなりのナルシズムっぽい明星ヒマリさん。車椅子に乗っているため、病弱は本当そうに見える。
ただ、正直に言うと戦闘するわけでもないのに出張られても困る。巻き添えもあるが何が出るかわからないので守り切る自信はない。
「なんでこうなる……」
*******30分前
「では、これから呪霊に対する説明会を始めさせていただきます。よろしくお願いします」
先生に頼まれて作った素人のパワポでミレニアムのトップ集団に説明すると言う地獄を体験する最中の出来事だった。
「よっ!待ってました!!初めて聞くなあ。リオとも初めて会うし、今日は初めてのことばかりだね」
「先生は既に空崎委員長から聞いたでしょ」
「確かにそうだけど、浩介から直接聞くのが一番だしさ」
先生はニコニコしながら俺の講義を待っていた。この人は生徒が嫌がる顔を見ると寧ろ気合い的な意味で燃えてるんじゃないか、なんて思った時だった。
バタン!
「リオ会長!呪霊がミレニアムの街中で出たそうです!」
「被害は?」
「今のところありません!人が少ない場所でしたのでなんとか……」
早瀬さんがドアを勢いよく開けて呪霊が来たことを伝えてきた。走ってきたのか肩で息をしており、焦ってるのがわかる。
そこから気づけば……。
***********
「まあまあ、講義よりも実物を見た方が飲み込みは早いだろうしいいんじゃない?」
「じゃあ、皆さんはそこで見ててください。火傷されても困るので」
現地で呪霊を狩りながら説明するという流れになったのだ。講義としてはグダグダにも程がある。
五条先生でもまだ……そういや釘崎さんが初めてきた時は東京と言ってワクワクさせてから実際は、なんてやってるからマシな方か?
「そんじゃ、ミレニアムの建物を壊さないようにするか」
何はともあれ仕事の時間だ。今は呪霊を祓うことだけ考えよう。
「"闇より出でて闇より黒く その穢れを禊ぎ祓え"」
こっちに来て久しぶり使う帳。最近は突発的な戦闘が多いから張り忘れていた。一般の人から呪霊を隠したり、呪霊を逃さない檻にしたりと様々な用途がある。
「キシャ────っ!!」
呪霊はこちらに気づいたのか奇声をあげながらこっちに突進してきた。等級としては2級程度。果たしてこれを倒せる生徒はどれだけいるのか。
「よっ!」
「ガギッ……!」
突進してきた呪霊を蹴り上げる。無防備に突っ込んできた呪霊は空中へと放り出される。これで安心してこれが使える。
「"焔"」
拳銃を上空にいる呪霊に向ける。そのまま引き金を引いて発砲する。この技は最近威力が上がってきている。コンパクトに戦うには調整が必要な技になってしまった。キヴォトスの人に大怪我負わさず且つ丁度いい威力だったので悔やまれる。威力を一々落とすのは何だか癪だ。
呪霊は悲鳴をあげることなく身体が吹き飛びあっさりと祓われる。拳銃の威力とは思えない威力に白石さんは驚愕していた。
「事前に貰った資料で呪力を込めて物を強化すると記載されていたがここまでとは……興味深いね」
どこからか取り出したカメラで撮影していた白石さんは楽しそうにしていた。実際、呪力は技術者からすれば未知のエネルギーだし考えるのは楽しそうだ。
「リオ、ヒマリ見たかい?今の……アレ?繋がらない?電波が……」
「あっ」
仲間に意見を聞いてみたくなったのかインカムに声をかけているが、反応がないため状態を見て電波を受信してないことに気づいた。そういえばそんな効果あったな……。
「あ〜……一旦解除しますね」
帳には地味に電波遮断の効果まである。呪術師として基本から教えようと思えば、基礎的な結界術である帳はうってつけ。なんて思ってた時期が俺にもありました。
「浩介?もしかして……この結界は電波を遮断するの?」
「あくまで副次的な効果ですよ。本来は呪霊を一般人に視認できないようにしたり逃さないための結界なんです」
『いきなり隠さないでちょうだい。何もわからないわ』
『ふふっ、結界ですか。これはまた面白いものが出てきましたね!正にオカルト!』
反応は様々で緊張感はない。調月さんはともかく明星さんは趣味全開になってないか?
「取り敢えず次は使わずに行きますね」
思わぬトラブルで再度グダってしまうが取り敢えず帳は使わない事にした。そうなると焔は威力を殺さないといけないので、刀と術式で戦わないといけない。
「銃はしまっちゃうの?」
「焔だと街があなぼこだらけになりますよ。外様がバカスカ建物壊すのは良くないでしょ」
『……感謝するわ。本当に……』
『あらあら……そうですね。ふふっ♪』
焔で建物を壊されるのは良くないという理由で銃をしまったら、調月さんは何とも歯切れの悪い感謝を述べる。それを明星さんは弄るかのように笑う。
なんか様子からして建物が壊れるのは日常茶飯事なのだろうか。ミレニアムは白石さんのような頭のいい馬鹿が沢山いてそれぞれがやらかして建物を壊しているのかもしれない。白石さんがプラカードをぶら下げられるといった罰が下されているのも慣れか?
ゾワッ
「……ごめん、壊すかも」
突如として感じた呪力の起こり。間違いなく一級以上の呪霊によるもの。ここに来て大物だ。結局、刀ではなく銃を手に取る。
「ねえ……」
女性の声が聞こえてきた。ゆっくりとこちらに近づいてきており、近くなれば近くなる程、呪力をより強く感じられる。
呪霊は背が高く、綺麗な髪を靡かせている。反面、顔はマスクで殆どわからない状態だ。これはすごく有名なものだ。かつては夏油傑も持っていた仮想怨霊。
「私……綺麗?」
口裂け女そのものだ。キヴォトスで見られるとは思わなかった。それもミレニアムのような縁もなさそうなところでだ。
「う、動けない……」
「ウタハ!?大丈夫!?」
既に白石さんは奴に捕らわれていた。先生はシッテムの箱のお陰か何とか動けている。すげえな、アレ。
今、奴の質問に答えるまで不可侵を強制する簡易領域が張り巡らされている。勿論、俺にもだ。
『ウタハ!……リオ!!』
『動けないようね……。ドローンで攻撃するわ』
仲間に迫るピンチに明星さんと調月さんは焦りを見せる。調月さんはご自慢のドローンを駆使して呪霊を撃退しようとする。普通なら心強い応援だが今回は相手が悪い。
すぐにドローンが到着し、呪霊に対して一斉掃射する。普通ならこれで終わりになるものだ。しかし結果は芳しくない。
『ドローンの攻撃が効かない?』
『そんな!?……これは一体……。……呪霊には私達が普段使う銃やそれに準ずるほど愛用している武器以外は効かない!?これでは私達には何も……』
ミレニアムにとってはきつい展開だ。科学を元にステップアップしていくのに、すればするほど呪霊に対して効果が無くなっていく。量産品なんか以ての外。
「……そこの綺麗なお姉さん。俺から答えてもいい?」
こうなると必然的に回答するのは俺しかいない。幸いにも術式は知っている。回答してからが勝負だ。
「私……綺麗?」
俺の提案に呪霊は乗ってくれた。マスクに手をかけて裂けた口元を晒す準備までしている。
「綺麗だよ」
俺の回答は正攻法。綺麗じゃない、などと答えると鎌や鋏で直接攻撃をしてくる。そうなれば一手遅れて俺の負けだ。
「これでも?」
口裂け女は順当にマスクを外して耳元まで裂けた口元を見せつける。多くはここで驚いた相手を"あなたもそうしてあげる"なんて言いながら襲うはずだ。
「シン陰流簡易領域、邪法赫月」
迎え撃つために簡易領域を展開する。シン陰が得意とするオートカウンターを銃で応用できないか考え俺独自でつくったものだ。前は美食研究会相手に使おうとしたが不発したのが記憶に新しい。
簡易領域内に入れた敵が攻撃をした時にカウンターをかますのだ。それも自動で"焔"をだ。
「あなたも……こうしてあげる!!!!」
我慢出来なくなった呪霊は俺に襲いかかる。それに対して西部劇の早撃ち勝負の如くカウンター焔を浴びせる。
ぐちゃり。
自身の勢いもあって直撃した瞬間に口裂け女は四散する。血に相当するであろう青緑の液体がミレニアムの街にグラフィティを描く。呪霊が跡形もなく消し去られたと嫌でも分かる。
「悪いな。あんたも綺麗だけどさ。俺には既に好きな人がいるんだわ。許してちょーよ」
赫月はカウンター攻撃が焔で行われるものと思ってください。
火力はあるが防御性能はカスです
代わりに焔で止められるなら基本それでゲームセットです
更新時間はいつが良いでしょうか?
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22時〜0時ごろ
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7時ごろ
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19時ごろ