星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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みんな大好き鷹岡回です

星ちゃんの過去ちょっとわかる回でもある




親愛の時間

 

「視線を切らすな!次に標的をどう動くか予測しろ!全員が予測すればそれだけ奴の逃げ道を塞ぐ事になる!!」

 

7月に入り暫くたった頃、今日も今日とて私達は体育というなの訓練を行っていた、みんなナイフの精度が上がってきているね

 

「で、殺せんせーはなんで砂遊びしてるの?」

「烏間先生に失せろと言われたので」

 

殺せんせーは泣きながら砂で城を作っている、私も何か作ろうかな

 

「にゅ、神穹さんは参加しないんですか?」

 

バスケが終わったあたりから体の調子がおかしいんだよね、なんかずっとムズムズしてる、別に動けない訳でも落ち着かない訳でもない

 

「うん、見てる方が勉強にもなるから」

「...そうですか」

 

2人して見学していると渚が烏間に吹き飛ばされる、今のは殺気を感じたから咄嗟に手が出たって感じだね

 

「す、すまん、ちょっと強く防ぎすぎた、立てるか?」

「あ、へ、へーきです」

 

驚いたな...渚ってあんな才能があったんだ、隣を見ると殺せんせーも渚の才能を感じているっぽい

体育の授業が終わり、陽菜乃が烏間を放課後お茶でもどうかと誘ってたが、まだ仕事があるらしく断って職員室に戻っていく

 

「私生活でもスキがねーな」

「っていうより私達との間にカベっていうか、一定の距離を保ってるような」

「厳しいけど優しくて私達の事大切にしてくれてるけど、でもそれってやっぱりただ任務にすぎないからなのかな?」

「そんな事ありません、確かにあの人は先生の暗殺のために送り込まれた工作員ですが、彼にも素晴らしい教師の血が流れていますよ」

 

烏間も烏間で色々あるんだろうな 

みんなが思う事がある中、1人のガタイの良い男が荷物を沢山持って私たちの元にやってくる

 

「誰だあの人?」

「デカいね」

「やっ!俺の名前は鷹岡明!今日から鳥間を補佐してここで働く!よろしくなE組の皆!」

 

自己紹介をすると荷物から高級品のブランドケーキや、お菓子を取り出してみんなはそれに釣られて群がる、殺せんせーも餌付けされてるし

うさんくさ、なにこいつ、本能がこいつを受け入れない...なんかフラフラしてきた

 

「同僚なのに烏間先生とずいぶん違うね」

「なんか近所の父ちゃんみたいですよ」

「ははは、いいじゃねーか父ちゃんで、同じ教室にいるからには、俺たち家族みたいなもんだろ?」

「明日から体育の授業は鷹岡先生が?」

「ああ!鳥間の負担を減らすための分業さ、あいつには事務作業に専念してもらう、なっ!!

大丈夫さっきも言ったが俺たちは家族だ!父親の俺を全部信じて任せてくれ!」

 

私達はいやでも知る事となるこの鷹岡という男の異常性を

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日私は体調が前日と比べると明らかに悪化しているのがわかった、体は重いしすぐ息切れを起こす、休もうかと思ったけど、アイツの事もるしとりあえず学校には行くことにして、杞憂だったら早退しよう

 

「...よーしみんな集まったな!では今日から新しい体育を始めよう!」

 

前日のもので釣ったおかげか、もう既にみんなの心を掴んでいる

 

「さて!訓練内容の一新に伴ってE組の時間割も変更になった、これをみんなに渡してくれ」

 

私は、いやクラス全員が言葉が出なかった...何この時間割、10時間目まで会って夜9時まで訓練っていくらなんでもやりすぎだよ、しかも理事長が承諾したらしい

みんなが驚きと恐怖を隠せない中、前原が抗議に出る

 

「待ってくれよ無理だぜこんなの!」

「ん?」

「勉強の時間これだけじゃ成績落ちるよ!理事長もわかってて承諾したんだ!遊ぶ時間もねーし!できわけねーよこんなの!」

 

そう抗議をあげた前原が鷹岡に膝蹴りを喰らった...やっぱり、こっちが本性か

 

「「できない」じゃない、やるんだよ、言ったろ?俺たちは「家族」で、俺は「父親」だ、世の中に父親の命令を聞かない家族がどこにいる」

 

みんな余りの恐怖に怯えてる、そして何事もなかったかの様に笑顔になり、その豹変ぶりにさらに怯える

 

「さぁ、まずはスクワット100回かける3セットだ!

抜けたい奴は抜けてもいいぞ、その時は俺の権限で新しい生徒を補充する、俺が手塩にかけて育てた屈強な兵士は何人もいる、1人や2人変わってもあのタコは逃げ出すまい」

 

こいつはこういう感じで今まで育ててきたんだろう、暴力で従わせて恐怖を植え付け従順な兵士たちを作り自分の駒として利用するために

 

「けどな、俺はそういう事をしたくないんだ、おまえら大事な家族なんだから、父親として1人でも欠けて欲しくない!

家族みんなで地球の危機を救おうぜ!!なっ?」

 

もう恐怖で声も出なくなりただみんなが震える中、有希子が標的となった

これ以上友達を傷つけてさせる訳にはいかない、私は力を振り絞り鷹岡を止めるつもりだ

 

「な?お前は父ちゃんについてきてくれるよな?」

「...は、はいあの、私、私は嫌です、烏間先生の授業を希望します」

 

有希子が鷹岡にそう言うと、ニヤリと笑い平手打ちをしようとしていた

私はそれをなんとか食い止める

 

「いい加減にして...」

「なんだぁ?お前も父ちゃんに歯向かうのか?」

「...私の親はもうハァ...死んでるよ...」

 

なんだろういつも以上に力が入る、身体がツラいのは変わらないのに

 

「なら今日から俺を父ちゃんだと思って良い!文句があるなら父ちゃんと拳と拳で語り合おうか?そっちの方が父ちゃんは得意だぞ!」

「ハァ...そっちの方が手っ取り...ハァ...早いかもね...」

「ん...いい加減離せよ、なんだコイツびくともしねぇ」

 

心臓の鼓動が早くなってるのがわかる、なに...これ

 

「おい!!離せよ!!グッ、あ、痛ってえ!!」

 

鷹岡の悲鳴を聞き私は目の前が真っ暗になった

 





ナターシャは町の診療所を開業しており、ナターシャに検査されたいがために群がる患者が急増中
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