星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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焦土作戦実行!

ホタルはこれからの物語に絡んできます、まだ先ですが


ビジョンの時間

 

「ふぅ〜、ヘルタ冷たくて気持ちいい」

「離れてくれない?私は暑苦しいんだけど」

「そんな事言って私に抱きしめてられるの好きでしょ」

 

何より突き放さないのが証拠だ

 

「星ちゃん、ヘルタ先生のこと好きすぎない?」 

「恋人っていうか親子って感じ?」

 

親子か...よし

 

「ねえママ」

「引っ叩くよ?」

「あぁ、ヘルタちゃんはえらいでちゅね〜...痛ッ!?」

「そっちでもないから」

 

こっちでもないの?じゃあ何が不満なの...ああ、ならこっちかな

 

「ヘルタお姉ちゃん、新しいゴミ箱欲しいなぁ?」   

「私の妹になりたいならもうちょっと落ち着く事ね」

「どっちかと言うと私の方が姉っぽくない?」

「それはない、あといい加減離れて」

 

いいじゃーんと寄っかかってると、岡島が教室に焦ったように入ってきた

 

「おい皆きてくれ!プールが大変だ!」

 

プールに向かうとメチャクチャに荒らされてゴミまで捨てられてる

後ろを向くと寺坂たちがニヤニヤと笑っていた、ここは穏便に暴力で解決してあげようか?

 

「ンだよ、何見てんだよトンチキ女、まさか俺たちが犯人とか疑ってんのか、くだらねーぞその考え」

「全くです、犯人探しなどくだらないからやらなくていい」

「...殺せんせー」

 

殺せんせーはあっという間にプールを綺麗にしてくれた、流石マッハ20はこういう時のためにあるもんね

 

「これで元通りいつも通り遊んでください」

「「「「「「はーい」」」」」」

「ヘルタもプールで遊ぼう?」

「いや」

「そっか足届かないか、大丈夫浮き輪あるから」

 

今度は思いっきり足を踏まれた、痛い

昼休みになると殺せんせーが捨てられてた廃棄の木でバイクを作ってた、もう器用とかじゃないよ

 

「すげー!まるで本物じゃねーか!」

「何してんだ吉田」

「あ、寺坂、いやこの前さコイツとバイクの話で盛り上がっちまってよ、うちの学校こーいうの興味ある奴いねーから」

「ヌルフフフ、先生は大人な上に漢の中の漢、この手の趣味もひととおり齧ってます、しかもこのバイク時速300キロ出るんですって、先生一度本物に乗ってみないものです」

「アホか、抱きかかえて飛んだ方が速えだろ」

 

クラスが笑いに包まれる中、寺坂が殺せんせーの作ったバイクを蹴飛ばして壊すと、殺せんせーが号泣して、クラスからもうバッシングを喰らうと寺坂が殺虫剤のようなものを床に投げてクラス中にガスが充満した

 

「寺坂君!ヤンチャするにも限度ってものが...」

「さわんじゃねーよモンスター、気持ちわりーんだよ、テメーもモンスターに操られて仲良しこよしのE組も」

「じゃあ殺せんせーを殺せばいいじゃん」

「あぁ!?このトンチキ女、俺に喧嘩売ってんのか?」

「そういえば、殺せんせーにビビってチビった事があるんだっけ?」

「ち、チビってねぇよ!上等だよ、トンチッ!?」

「喧嘩する時は口より先に手を出さなきゃね、あと私はトンチキじゃないよ、言うなら...そうだね銀河一の美少女星ちゃんって呼んでよ」

「放せや!くだらねー」

 

寺坂は私の手を振り解くと教室から出ていった

 

「ねえ、私ってそんなにトンチキ女?至って普通なんだけど」

「自覚ないの?」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

次の日、殺せんせーはドロドロの涙を流していた

 

「何よ、さっきから意味もなく涙流して」

「いいえ、鼻なので涙じゃなくて、鼻水です」

「紛らわしい!!」

 

殺せんせー、風邪とかひくの?

すると、ドアがあき寺坂が登校して来ると殺せんせーが寺坂に近づいて心配していた、いや汁まみれになってる寺坂の方が気になるよ

 

「おいタコ、そろそろ本気でぶっ殺してやンよ、放課後プールへ来い、弱点なんだってな水が、てめーらも手伝え!俺がコイツを水ン中に叩き落としてやッからよ!!」

 

誰も賛成なんかしない、それはそうだ、今まで皆の暗殺に参加してこなかったのにいきなり寺坂の都合で命令されてハイやりますなんて言えないよね、でもなんかすごく嫌な予感がする

寺坂が出ていくと皆行かないと協力する気がないと言っていると殺せんせーの粘液で固められて逃げられなくなっていた、何これ動けないんだけど

 

「せっかく寺坂君が私を殺る気になってくれたんです、皆で一緒に暗殺して気持ちよく仲直りです」

 

顔ドロドロの殺せんせーの方が気持ち悪いよ、まあ私は行かないけど、そんな事よりヘルタ撮影会の方が大事だ!

放課後全員がプールに向かっていく所を見送り、ヘルタの撮影会をしようとしたら職員室から叩き出されて項垂れているとプールの方から爆発音が聞こえたので急いでプールの方を向かう途中カルマと合流してプールに着くと溜まっていた水はなくなっていて、水を堰き止めていた柵が壊されていてさっきの爆発音は柵が爆発きた音だとわかる、近くを見渡すと寺坂が震えていた

 

「何これ...みんなは?」

「プールが消えてんだけど...」

「...俺は...何もしてねぇ、話がちげーよ...イトナを呼んで突き落とすって聞いてたのに...」

 

なるほどね、すっかりあの2人の操り人形になってたのか

 

「言っとくが俺のせいじゃねーぞ!こんな計画やらす方が悪りーんだ!皆が流されてったのも...」

 

私は寺坂の態度がむかついたのか、思わず殴った

 

「いい加減にしなよ!流されたのは自分でしょ!」

「標的がマッハ20でよかったね、でなきゃお前大量殺人犯の実行犯にされてたよ」

「行こう、カルマ」

「人のせいにするヒマがあったら、自分の頭で何したいか考えたら」

 

私とカルマが降りて向かうと殺せんせーとイトナが戦っていた、殺せんせー水のハンデがあるとはいえあそこまで押されるの?

 

「水だけのせいじゃねー」

「寺坂」

「力を発揮できねーのは、おまえらを助けたからよ、見ろタコの頭上」

「助け上げた場所が触手の射程圏内に!特にぽっちゃりが売りの原さんが今にも落ちそうだ!」

 

みんなの安全に気を配りすぎて集中出来てないのか、しかもシロはそれを計算に入れての計画っぽいね

 

「おまえひょっとして...今回の事全部奴らに操られてたのかよ!」

「フン、ああそうだよ、目標もビジョンも無ぇ短絡的な奴は、頭のいい奴に操られる運命なんだよ、だがよ、操られる相手ぐらいは選びてえ、奴らはもうこりごりだ、賞金持っていかれんのももっと気に入らねぇ、だからカルマ!テメーが俺を操ってみろや!その狡猾なオツムで俺に作戦を与えてみろ!カンペキに実行してあそこにいる奴らを助けてやらぁ!」

「良いけど、実行できんの俺の作戦?死ぬかもよ」

「やってやンよ、こちとら実績持ってる実行犯だぜ」

 

カルマが寺坂に原は見捨てようとか言ってきた、本気?

 

「原が1番あぶねーだろうが!!ふとましいから身動きも取れねーし、ヘヴィだから枝も折れそうだぞ!」

 

なんかディスってない?

カルマが寺坂に作戦を伝えるとシロとイトナの元へ降りて行った

イトナにタイマン張れと挑発をして一発大きいのを喰らったがなんとか耐えて、もう一発行こうとするとイトナがくしゃみをするとそこから立て続けにくしゃみをする、どうやら昨日のスプレーの成分を至近距離でたっぷりと浴びたシャツだったらしく、殺せんせーの粘液をダダ漏れにした成分という事はイトナもその成分の浴びればタダではすまない、その一瞬の隙で殺せんせーは原を助けてクラスのほとんどが下の水に飛び込んで水飛沫を浴びるとイトナの触手は殺せんせーのようにパンパンに膨らんで動きが鈍くなる

 

「だいぶ水吸っちゃったね、殺せんせーと同じ水をあんたらのハンデが少なくなった...で、どーすんの?俺らも賞金持ってかれんの嫌だし、そもそも皆あんたの作戦で死にかけてるし、まだ続けるならこっちも全力で水遊びさせてもらうけど?」

 

シロは諦めて去ろうとするが、イトナは今にも殺しそうなぐらい殺気を放っている、殺せんせーがクラスに来ないかと誘うとシロと一緒に去っていった、どうやら殺せんせーはまだ奥の手があったらしいけど...顔パンパンに膨らんでるけど大丈夫?

 

「そーいや、寺坂君さっき私の事さんざん言ってたね、ヘヴィとかふとましいとか」

「い、いやあれは状況を客観的に分析してだな...」

「言い訳無用!動けるデブの恐ろしさを見せてあげるわ!」

「あーあ、ほんと無神経だよな寺坂はそんなんだから人の手の平で転がされるんだよ」

「うるせーカルマ!!テメーも1人高い所から見てんじゃねー!」

 

あ、カルマが岩の上から落とされた、ずぶ濡れじゃん、しかもクラスのみんなから水ぶっかけられてるし

私と渚が見てる中後ろにいた殺せんせーが顔を雑巾絞りのように水を絞っていた、そんなの出来るんだ

 

「寺坂君は高い所から計画を練るのに向いていない、彼の良さは現場でこそ発揮されます、体力と実行力で自身も輝き現場の皆も輝かせる、実行部隊として成長が楽しみな暗殺者です」

 

寺坂もようやく馴染んできたねちょっと乱暴だけど、そういえばホタルからメッセージがきてたな、なんて返そうか考えていると、突如水をぶっかっけられる

 

「神穹さっき俺のこと殴ったお返しだ、これでチャラにしてやンよ!」

「...誰か寺坂抑えといて」

「「おっけー」」

「おい!何してんだ!離せや!」

「私の足はドロップキックするためにある!」

「ちょっまッ!?」

 

これぐらいで勘弁してあげよう

 

 

 




次の期末テストもノンストップで行きます
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