星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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ついにここまできました


島の時間

 

私たちE組は船に乗って島に移動中な中、殺せんせーは既にグロッキーだった、そうだ殺せんせー乗り物に弱いんだった

東京から6時間、ようやく着き各々準備を始めた、修学旅行の時みたく班別行動をとって殺せんせーと一つの班が遊んで他の班に目が向かないように上手く揺動して、それぞれ計画書通りに行くように綿密に現地をチェックして回っている、私達4班はイルカをみようと計画を立てたはイルカの格好をして一緒にイルカと泳いでた、私もイルカに乗って入ろうかな...

全部の班と遊び終える頃には殺せんせーは真っ黒に日焼けしていた、日焼けでいいのアレ?もう表情が読み取れないよ、てか満喫しすぎでしょ、準備するの結構大変だったんだよ

 

「夕飯はこの貸し切り船上レストランで夜の海を堪能しながらゆっくり食べましょう」

「な、なるほどねぇ、まずはたっぷりと船に酔わせて戦力を削ごうというわけですか」

 

黒すぎて表情わかんないんだけど、なんならもう黒すぎて前も後ろもわかんないよ 

 

「ヌルフフフ、お忘れですか皆さん、先生には脱皮がある事を黒い皮を脱ぎ捨てればホラ元通り」

「あ、月一回の脱皮だ」

「こんな使い方もあるんですよ、本来はヤバい時の奥の手ですが...あっ」

「バッカでー暗殺前に自分で戦力減らしてやんの」 

「どうして未だにこんなドジ殺せないんだろう」

「殺せんせー、その海老貰うね」

「にゅや!?その海老先生が楽しみにしていたオマール海老!神穹さんあなた何するんですか!?」

「知らないの?食事は戦争だよ?」

 

楽しい食事が終わるといよいよ、メインイベントの暗殺に移る

ホテルの離れにある水上パーティールームに移動すると、まずは映画鑑賞から始める

 

「まずは、三村が編集した動画を見て楽しんでもらい、その後テストで勝った7人が触手を破壊し、それを合図にみんなで一斉に暗殺を始める、それでいいですね殺せんせー?」

「ヌルフフフ、上等です」

 

殺せんせーは辺りを見回してくれてる、こちらとしては疑ってくれた方がありがたい

 

「準備はいいですか?全力の暗殺を期待してますよ、君達の知恵と工夫と本気の努力、それを見るのが先生の何よりの楽しみなのですから、遠慮は無用ドンと来なさい」

 

映画もとい三村が編集した殺せんせーの生態の動画が始まると私たちは自分の位置に着く、ちなみに動画の内容はエロ本を拾い読みしてるシーンだったり女子限定のケーキバイキングに並んでバレて揉めてるとこだったりティッシュを唐揚げにして食べたりと、こんな感じの動画を1時間見させられる殺せんせーはもう死んだ方がマシと思うかもしれない

そして1時間たつと寺坂たちが触手を破壊する音が聞こえ、合図がなると私たちは暗殺を開始する、触手を破壊した後、水上バイクで壁をぶち壊しフライボードで水圧の壁を作り、その水圧の中から射撃してあえて外して弾幕を作り逃げ場を塞ぎ、トドメは千葉と凛香の2人の撃った弾が殺せんせーに当たった瞬間、殺せんせーの全身が閃光と共に弾け飛んぶと爆風が起きた

 

「殺ったか!?」

「油断するな!奴には再生能力もある!片岡さんが中心となって水面を見張れ!」

「はい!」

 

水圧の檻に対先生弾の弾幕の檻で逃げ場はなかったはず、全員で水面を見張っていると一ヶ所だけブクブクとしておりその一ヶ所に銃を構える、浮いてきた瞬間私達が見たのは殺せんせーの顔が入った透明とオレンジの球体...何アレ?

 

「これぞ先生の奥の手中の奥の手、完全防御形態!!

外側の透明の部分は、高密度に凝縮されたエネルギーの結晶体です、肉体を思い切り小さく縮め、その分余分になったエネルギーで肉体の周囲をガッチリ固める、この形態になった先生はまさに無敵、水も対先生物質もありとあらゆる攻撃を結晶の壁がはね返します」

「じゃあずっとそれでいたら誰も殺せないよ」

「ところがそう上手くいきません、このエネルギー結晶は24時間ほどで自然崩壊します、その瞬間先生は肉体をふくらませ、エネルギーを吸収して元の体に戻るわけです...裏を返せば結晶が崩壊するまでの24時間、先生は全く身動きが取れません、これは様々なリスクを伴います、最も恐れるのはその間高速ロケットに詰め込まれてはるか遠くの宇宙空間に捨てられる事ですが、その点は抜かりなく調べ済みです、24時間以内にそれが可能なロケットは全世界のどこにもない」

 

やられた、ここにきてそんな奥の手を使ってくるなんて

 

「何が無敵だよ、何とかすりゃ壊せんだろこんなモン」

 

寺坂がレンチで,殴るが傷ひとつつかない、核爆弾でも壊れないらしい、じゃあ私のあの力でも壊せないのかな

カルマが寺坂から殺せんせーを受け取ってウミムシをつけたり、拾い読みしてた殺せんせーの写真を目の前に置いたりして、楽しんでいた

 

「カルマそれで野球しよう、ヘイピッチャー!」

「お、いいね〜」

「にゅやー!助けてぇ!!」

 

私もその状況を楽しむしかない

 

「とりあえず解散だ皆、上層部とこいつの処分方法を検討する」

「ヌルフフフ、対先生物質のプールの中にでも封じ込めますか?

無駄ですよ、その場合はエネルギーの一部を爆散させて、さっきのように爆風で周囲を吹き飛ばしてしまいますから、ですが皆さんは誇っていい、世界中の軍隊でも先生をここまで追いこめなかった、ひとえに皆さんの計画の素晴らしさです」

 

殺せんせーは私たちを褒めてくれたけど、皆の落胆は隠せなかった、かつてなく大がかりで全員での渾身の一撃を外したショック、異常な疲労感と共に私達はホテルに戻って行った

 

「その顔はダメだったみたいね」

「ヘルタ、うんダメだったよ」

「そう...それにしても疲れすぎじゃない?」

 

ヘルタに言われて周りを見渡すと、確かに変だ...疲れたと言ってもここまでぐったりするものだっけ?

クラスの半分が倒れ始める

 

「みんな、大丈夫!?」

「...ッ!フロント!この島の病院はどこだ!」

 

烏間がフロントに病院はどこかと聞くと当直の人はもう帰って早くても明日の10時にならないと来ないらしい、烏間がどうしたものかと考えていると電話がかかってきた、それも非通知で

 

『...やぁ先生、可愛い生徒がずいぶん苦しそうだねえ』

「何者だ、まさかこれはお前の仕業か?」

『ククク、最近の先生は察しがいいな、人工的に作り出したウイルスだ、感染力はやや低いが、一度感染したら最後、潜伏期間や初期症状に個人差はあれ1週間もすれば全身の細胞がグズグズになって死に至る、治療薬も一種のみの独自開発でね、あいにくこちらにしか手持ちがない、渡すのが面倒だから、直接取りに来てくれないか?山頂にホテルが見えるだろう、手土産はその袋の賞金首だ、その様子じゃクラスの大半はウイルスに感染したようだな、フフフ結構結構』

「もう一度聞くお前は...」

 

それから暫くすると電話が終わると動ける私達に説明をしてくれた、にしてもなんで渚とカエデと私に持って来させようとしてるんだろう

 

「ねえヘルタどう思う?」

「明らかに罠じゃない」

 

だよねと返すと烏間の側近の人が政府として聞いたけどプライバシーと繰り返してまともに取り合ってくれなかったらしい

 

「警視庁の知人から聞いた話だが、この小さなリゾート島「普久間島」は「伏魔島」とマークされている、ほとんどのリゾートホテルはまっとうだが離れた山頂のホテルだけは違う、南海の孤島といつ地理も手伝い、国内外のマフィア勢力やそれらと繋がる財界人らが出入りしていると聞く、私兵達の厳重な警備のもと、違法な商談やドラックパーティーを連夜開いてるらしい、政府のお偉いさんとのパイプがあり迂闊に手がだせん」

 

まあそれを聞くとホテルが味方になるわけないよね

 

「言う事聞くのも危険すぎんぜ、一番チビの2人とこのトンチキ女の3人でこいだァ?このトンチキ女はともかく、このちんちくりん供だぞ!?

人質増やすよーなモンだろ!」

 

ほんとなんで私まで呼ばれたのか、そこも気になるけどやられっぱなしも私の性に合わないかな

 

「第一よ、こんなやり方する奴等にムカついてしょうがねぇ、人のツレにまで手ェ出しやがって、要求なんか全シカトだ!今すぐ全員都会の病院に運んで...」

「賛成しないな、もし人工的に作った未知のウイルスなら対応できる抗ウイルス薬はどんな大病院にも置いてない、いざ運んで無駄足になれば患者の負担を増やすだけだ、対症療法で応急処置はしとくから急いで取引にいつだ方がいい」

「竹林...」

 

打つ手無しだ、こんな時ナターシャがいてくれたらちょっとはどうにかなるかもしれない、殺せんせーがもし動けていたらまだなんとかなったのに...

 

「いい方法がありますよ」

「え...?」

「病院に逃げるより、大人しく従うよりかは、律さんに頼んだ下調べも終わったようです、元気な人はきてください、汚れてもいい格好でね」

 

殺せんせーにそう言われ私達は竹林と愛美に病人を任せてホテルの真下まできた

 

「あのホテルのコンピューターに侵入して内部の図面の入手しました、警備の配置図も、正面玄関と敷地一帯には大量の警備が置かれています、フロントを通らずホテルに入るのは不可能、ただひとつこの崖を登ったところに通用口がひとつあります、まず侵入不可能な地形ゆえ...警備も配置されてないようです」

「敵の意のままになりたくないなら手段はひとつ、患者10人と看病に残った2人を残して、動ける生徒全員でここから侵入し、最上階を奇襲して治療薬を奪い取る」

「...危険すぎる、この手慣れた手口敵は明らかにプロの者だぞ」

「ええ、しかも私は君たちの安全を守れない、大人しく私を渡した方が得策かもしれません、どうしますか?全ては君達と、指揮官の烏間先生次第です」

 

そっちの方が話が早くていい、奇襲かけてバットでタコ殴り確定だよ

私達は崖を上り始める

 

「いつもの訓練に比べたらね」

「ねー♪」

「でも未知のホテルで未知の敵と戦う訓練はしてないから、烏間先生難しいけどしっかり指揮頼みますよ」

「話し合いなんて野蛮すぎる、やっぱりここは穏便に暴力の方が手っ取り早く助けられるよ」

 

鳥間が少し考えた後私たちに指示を出す

 

「注目!!目標山頂ホテル最上階!!隠密潜入から連続ミッション!ハンドサインや連携については訓練のものをそのまま使う!!いつもの違うのは標的のみ!!3分で叩き込め!!19時50分作戦開始!!」

「「「おう!!」」」

 

 




 
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