次の階に登った私たちはラウンジに来た、どうやらここはクラブのようなとこらしく中からドンチャン騒ぐ音が聞こえる
「中から鍵を開けるしかないの?」
「はい、ですので中に入って裏口の鍵を開けなければなりません」
「となると烏間達は目立っちゃうね...よし、みんなここはプランA4だよ」
いい作戦が思いついたよ、これを聞けばみんな拍手喝采間違いなしだよ
「...いちおう聞いてあげる、話してみなさい」
「ここにゴミ箱があるじゃん?」
「却下」
「まだゴミ箱しか言ってないじゃん」
「もういいわ、却下よ」
ヘルタが厳しいよ〜、聞いてくれたっていいじゃん...ハッ、ならこれならいける!
「わかった、ゴミ箱は諦める...ただもう一個の方は試してみる価値があるよ」
「ハァ〜、言ってみなさい」
「ヘルタ、私のママになって」
「は?」
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「みんな、今日はママの奢りだよ!」
「「「「「イェーイ!」」」」」
「イ、いぇ〜い」
「渚、今は女の子なんだから、ちゃんとやって」
「自然すぎて、新鮮味がない」
「そんな新鮮さいらないよ!!」
もう一つの作戦は私とヘルタが親子になって遊ぶフリをして女子達と裏口のカギを開ける作戦、名付けてヘルタママ大作戦!
渚がきたのは男手が1人欲しかったからだよ、ちなみに渚の女装の服はプールサイドに落ちてあったやつを拝借した
騒ぎながらも自然と裏口に向かっていると渚がナンパされた
「ね、どっから来たの君ら?そっちで俺と酒飲まねー?金あるから何でも奢ってやンよ」
「はい渚、相手しといて」
「え、ええ...」
「あんたなら1人でも大丈夫でしょ、作戦の下見が終わったら呼ぶから」
渚にそう伝えると私たちは裏口に向かう
「ナンパするなら普通私じゃない?」
「ここにきた目的忘れないで」
しばらくしてるとまた声をかけられた、キリがないな
どう対処しようか困っていると桃花がヤクザの代紋を見せたら男達は去っていった
「し、失礼しました」
「いくじなし、借物に決まってるのに」
ナンパを撤退させ裏口につく
「皆、店の奥まで辿り着いたけど、やっぱりこっから難しそうだよ、場合によっちゃ本当に男手が必要かも、茅野さん渚を呼んできてくれる?」
「うん!」
「ねえねえヘルタ」
「何?」
「迷子のフリして誘い出してきてよ、その間に裏口の鍵開けるから」
「いや」
そんなやりとりをしてると渚が戻ってくると渚をナンパしてきた男もついてきて変なダンスを始めた、私の方が上手いよ
ダンスをしているとコワモテな男に腕がぶつかって飲み物をこぼすと絵に描いたような絡まれ方をする...この状況を利用するのもアリだね
それを感じとったのかひなたが蹴りで男を気絶させて、みんなで通路近くまで運ぶと裏口に立っていた店員に運ばせその間に裏口の鍵を開けて男子たちと上に進んでいく
「危険な場所へ潜入させてしまいましたね、危ない目にあいませんでしたか?」
「楽しかったよ、ね、ヘルタママ」
「誰かこいつを黙らせてちょうだい」