星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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いよいよクライマックです、このまま終わるといいね

今回どこ区切っても悪かったので全部描きます


黒幕の時間

 

「大分体が動くようになってきた」

 

そう言いながら見張の1人を落とす、力半分らしいがもう既に強いんだけど、鳥間も大概バケモノだよね

 

「皆さん、最上階部屋のパソコンカメラに潜入しました、上の様子が観察できます、最上階エリアは一室貸切、確認する限り残るのはこの男1人です」

 

スマホで見るとウイルスに感染したみんなをテレビで見ている、それを見て楽しんでいるのが伝わってくる、とんだ変態野郎だ

 

「あのボスについてわかって来た事があります、黒幕の彼は殺し屋ではない、殺し屋の使い方を間違えています、もともとは先生を殺すために雇った殺し屋ですが先生がこんな姿になり、警戒の必要が薄れたので見張と防衛に回したのでしょう...でもそれは殺し屋本来の仕事ではない、彼等の能力はフルに発揮すれば恐るべきものです」

「...確かにさっきの銃撃戦も戦術で勝ったけど、あいつ狙った的は1センチたりとも外さなかった」

「カルマ君もそう、敵が廊下で見張るのではなく、日常で後ろから忍び寄られたらあの握力に瞬殺されていたでしょう」

「...そりゃあね」

 

鳥間は交渉期限まで動きがないと相手も警戒を強めると踏んだため、私達個々に役割を指示していく、いざという時は私の力でどうにかするつもりだ

私達は階段を音を立てないように忍び寄る最上階は広いけど遮蔽物が多いため最大限に気配を消せばかなり近くまで忍び寄れる、やり方は烏間の授業で教わった、その教わった事を頼りに近くまで忍び寄る近くまで行くとおそらく薬が入っているスーツケースに配線が巻かれている多分爆弾だと思う、黒幕の手元にボタンがあるから多分間違いない、烏間がジェスチャーで伝え打ち合わせ通り動く、じわじわと近づいていく

 

「かゆい...思い出すとかゆくなる...でもそのせいかな...いつも傷口が空気に触れるから...感覚が鋭敏になってるんだ...」

 

男は爆弾のボタンの山を放り投げる、こんなにあったらどれか一つは起動して爆発しちゃうよ...しかもこの声聞き覚えがある

 

「言ったろぅ...もともとマッハ20の怪物を殺す準備で来てるんだリモコンだって超スピードで奪われないよう予備も作る...うっかり俺が倒れ込んでも殺すくらいのな」

「防衛省の機密費、暗殺に使うはずの金をごっそり抜いて俺の同僚が姿を消した...」

 

私たちはそいつの顔を知っている、忘れるわけがない

 

「どういうつもりだ...鷹岡!!」

「悪い子子達だ...恩師に会うのに裏口から来る...父ちゃんはそんな悪い子に育てた覚えなんてないぞ...仕方ない夏休みの補習をしてやろう...屋上に行こうか...愛する生徒に歓迎の用意がしてあるんだ...ついて来てくれるよなァ?おまえらのクラスは俺の慈悲で生かされてるんだから...」

 

鷹岡はグシャリと笑った狂気と憎悪が刻み込まれた顔面で、今みんなの中で思い出されるのはクラスメイトの苦痛の記憶、屋上のヘリポートに移動する

 

「気でも違ったか鷹岡、防衛省から盗んだ金で殺し屋を雇い生徒達をウイルスで脅すこの凶行」

「おいおい!俺は至極まともだぜ?おとなしく3人にその賞金首を持ってこさせりゃ...俺の暗殺計画はスムーズに仕上がったのにな...計画ではな茅野とか言ったっけ女の方そいつを使う予定だった...部屋のバスタブに対先生弾がたっぷり入れてあるそこに賞金首を抱いて入ってもらう...そう上からセメントで生き埋めにする...対先生弾に触れずに元の姿に戻るには生徒ごと爆裂しなきゃいけない寸法さ...生徒思いの殺せんせーはそんな酷い事しないだろぅ?大人しく溶かされてくれると思ってな!」

 

悪魔だ、今まで出会ってきた敵の中でも1番タチが悪い

 

「じゃあ私と渚を呼んだ理由は?渚を狙った理由はあの時の勝負の事だと思うけど」

「俺はよぉ...あれ以来同僚からもバカにされて...屈辱の目線とナイフとソイツの笑顔が張り付いてかゆくてかゆくて夜も眠れねぇんだよ...だから潮田渚!俺の未来を汚したお前は許さん!」

「ただの逆恨みじゃない」

「イカれやがってテメーが作ったルールの中で渚に負けただけだろーが、言っとくけどなあの時テメーが勝ってようが負けてよーが俺等テメーの事大っ嫌いだからよ」

「ジャリどもの意見なんて聞いてねェ!!俺の指先でジャリが半分減るって事忘れんな!!ついでにお前に教えてといてやるよ...俺がお前も呼んだ理由はなあ...お前の中にある星核って言ったか...そいつが欲しかったんだよ...その力があれば俺は誰にも負けない力を手に入れる事が出来るからなぁ!!」

 

そこまで知られてるのか...一体誰から聞いたんだろう?

黙ってようと思ってたんだけど...バレちゃったな、しかもこんな時に

 

「お前はチビを倒したあとでゆっくりいたぶってやるよ!おいチビお前1人で登ってこい!この上のヘリポートまで!」

「...渚、行く事ないよ」

「...行きたくないけど...行くよ、あれだけ興奮してたら何するかわからない、話を合わせて冷静にさせて治療薬を壊さないよう渡してもらうよ」

 

渚はそう言うと階段を登ってヘリポートに行くと鷹岡は階段を放り投げて誰も登ってこれないようにする、よく見ると2人の足元にナイフがあるこの前の事をまたやろうとしてるのがわかる

 

「待ってください鷹岡先生、闘いに来たわけじゃないんです」

「だろうなァ...この前のみたいな卑怯な手は通じなねぇ...一瞬で俺にやられるのは目に見えてる...だがな一瞬で終わっちゃ俺としても気が晴れない...だから闘う前にやる事やってもらわなきゃな...謝罪しろ...土下座だ...実力がないから卑怯な手で奇襲した...それについて誠心誠意な」

 

鷹岡を少しでも刺激しないように渚は大人しく土下座の姿勢を取る

 

「...僕は...」

「それが土下座かァ!?バカガキが!!頭擦り付けて謝んだよォ!!」

「僕は実力がないから卑怯な手で奇襲しました...ごめんなさい」

 

爆弾のスイッチさえあれば渚にあんな事させないで今すぐ半殺しにしてやるのに

 

「おう...その後で偉そうな口も叩いたよな「出ていけ」とか...ガキの分際で大人に向かって生徒が教師に向かってだぞ!!」

「ガキのくせに、生徒のくせに、先生に生意気な口を叩いてしまい、すみませんでした、本当に...ごめんなさい」

 

もう耐えられない武器を出して特攻しようとしたがヘルタに腕を掴まれ今は耐えろと目線を貰う

 

「よーし...やっと本心を言ってくれたな父ちゃんは嬉しいぞ...褒美にいい事を教えてやろう...あのウイルスで死んだ奴がどうなるかスモッグの奴に画像を見せてもらったんだが...笑えるぜ全身デキモノだらけ...顔面がブドウみたいに腫れあがってな...見たいだろ?渚君」

 

鷹岡は治療薬が入ったケースを上に投げる...まさか!! 

 

「やッ!やめろー!!」

 

ケースは木っ端微塵に吹き飛んだ...中に入った治療薬ごと

 

「あははははは!!そう!!その顔が見たかった!!夏休みの観察日記にしたらどうだ?お友達の顔面がブドウみたいに化けてく様をよ...はははははは!!!!安心しなお前にだけはウイルスを盛ってない...何せお前は今から...」

「殺...してやる...」

「そうでなくちゃなぁ」 

 

私たちだってあんなクズ殺してやりたいけど渚が手を下すことはない、いざとなれば私がこの手で...

すると寺坂が渚にスタンガンを投げつける

 

「チョーシこいてんじゃねーぞ渚ァ!!薬が爆破された時よ、テメー俺を哀れむような目で見ただろ、いっちょ前に他人の気遣いしてんじゃねーぞモヤシ野郎!!ウイルスなんざ寝てりゃ余裕で治せんだよ!!そんなクズでも息の根をとめりゃ殺人罪だ、テメーはキレるに任せて百億のチャンス手放すのか?」

「寺坂君のいう通りです渚君、その男を殺しても何の価値はも無いし逆上しても不利になるだけ、そもそも彼に治療薬に関する知識などない、下にいた毒使いの男に聞きましょう、こんな男は気絶程度で充分です」

「おいおい余計な水差すんじゃねェ...本気で殺し来させなきゃ意味ねぇんだ...このチビの本気の殺意を屈辱的に返り討ちにしてはじめて俺の恥は消し去れる」

「渚君、寺坂君のスタンガンを拾いなさい、その男の命と先生の命、その男の言葉と寺坂君の言葉それぞれどちらに価値があるのか考えるんです」

 

そう渚が一線を超える必要ない、それを拾ってそいつに勝ってみんなで帰ろう

渚がスタンガンを拾いベルトの横に引っ掛ける、薬の予備は後数本あると見せびらかしてきた、気を取られる内に後ろから奇襲をかけようとしたが邪魔したら予備の分も破壊すると忠告してきたので大人しく引き下がる

戦闘が始まると渚は一方的にやられ始める、こんな事言ったらアレだけどこの前は何も警戒していなかったから勝てたようなものだけど今のアイツは完全に別物だ最初から完全に戦闘モード、心が狂気で満たされていても軍人、勝負というにはあまりにも言えない渚は鷹岡にボコボコにされている、そして置いてあったナイフを手に取る

 

「手足切り落として標本にしてやる...ずっと手元に置いて愛でてやるよ」

「私もう我慢できないんだけど」

「待て...手出しすんじゃねー」

「まだ放っておけって寺坂?そろそろ俺達も参戦したいんだけど」

「テメーは練習サボってばっかで知らねぇだろうがよ、渚のやつまだ何か隠し玉が持ってるよーだぜ」

 

渚が前と同じように笑いながら鷹岡に近づくとナイフを空中におくように離すと鷹岡の目線はナイフに奪われる、その瞬間渚は鷹岡に猫騙しを仕掛け怯んだ間にスタンガンをあて膝をつかせ、いい笑顔で首元に電流を流すと鷹岡は気絶した、渚の勝ちだ!

 

「よっしゃああ!ボス撃破!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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