星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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お待たせ、デート回ですといっても夏祭りの話に組込むだけですけど、許して


夏祭りの時間

 

南の島から帰ってきて夏休みも残り数日となり、今日はホタルと前々から夏祭りを一緒に行こうと約束してた日だ

流石夏祭り混んでるな、確かE組のみんなも来るんだっけ...多分殺せんせーに誘われたんだろうな、私は元から行くって言ったら凄い嬉しそうしてたな

待ち合わせ場所で待っていると浴衣姿のホタルがやってきた

 

「ご、ごめん待たせちゃった?」

「ううん、今来たばっかだから大丈夫だよ」

「ど、どう...かな?」

「めちゃかわいいよ」

「あ、ありがとう」

 

私も浴衣で来ればよかったな

 

「はぐれたら嫌だし手繋ごう?」

「う、うん」

 

2人で手を繋いで会場まで向かう、お互い夏休みどう過ごしたか、そんな話をしながら歩いていると会場に着く

 

「どこから周ろっか?まずはりんご飴からいっとく?それとも射的?」

「星の行きたいところからでいいよ?」

「じゃあまず腹ごしらえしよう」

 

まずは夏祭りと言ったら焼きそば、焼き鳥、イカ焼きだよね

 

「ここは私が出すよ、私こう見えて稼いでるんだよ?」

「そう?じゃあ遠慮なく」

 

私はホタルの財布の中を空にする勢いで頼みまくった

 

「やっぱり夏祭りで食べる焼きそばは別格だね」

「...まさかこんなに頼むなんて...」

「...?ホタルもはい、あーん」

「えっ!?...あ、あーん」

「どう、美味しい?」

「お、美味しいよ」

(ドキドキして味わからないよ)

 

なんか顔赤くない?

 

「ホタル大丈夫?顔赤いけど...少し休む?」

「えっ!だ、大丈夫だよ!」

「そう?じゃあちょっと飲むもの買ってくるからここで待ってて」

「う、うん」

 

飲むもの買いに行ったはいいけど何欲しいか聞けばよかったな

 

「ってサンポじゃん、何してんの?」

「おや、星さんではないですか...まあバイトみたいなものです」

「そう、ならコレとソレとソレ貰おうかな」

「中々のチャレンジャーですね、流石星さん毎度ありです♪」

「じゃあ急いでるから」

「はい、またのご利用お待ちしております」

 

今日しかなくない?なんて思いながら戻るとホタルがナンパされてた...今助けるよ!

 

「1人なら俺たちと回らない?」

「いや...あの人、を待ってるんです」

「じゃあ俺たちも一緒に待っていい?」

「おい、流石に困ってるだろ...ごめんなコイツも悪い奴じゃないんだ、行くぞ前原」

 

磯貝と前原じゃん、ホタルは渡さない

 

「何してんの?」

「神穹じゃん、見てわかんだろナンパだよナンパ、南の島じゃできなかったらな、こういう時にしとかねーと」

「その子のツレ私だけど、その子を連れて行くなら私の許可がないと」

「あー悪い、今すぐ連れてくよ、ほら行くぞ」

「せめて、せめて連絡先でもー」

 

そう言い残して前原は磯貝に引きずられて行った

 

「ごめんね、私のクラスメイトが」

「ううん、そっか君のクラスメイトだったんだね」

「あ、はいこれ何飲みたいか聞いてなかったから適当に買ってきた、どれがいい?」

 

私はソーダ豆汁とエナジードリンク(無糖)とソーダ水を出した

 

「じゃ、じゃあソーダ水かな」

 

ソーダ豆汁とエナジードリンクなんか飲みたくないんだけどな、あとで誰かに渡そう

私たちは射的でもしようかと射的屋にきた

 

「あれ、ゼーレとブローニャじゃん」

「あら星じゃない、アンタも来てたの」

「久しぶり星...けど今はごめん」

 

ブローニャはそう言うとぬいぐるみを撃ち落とす

店主が何か呟いていたが景品を貰うとゼーレに渡した

 

「はいゼーレ、これ欲しかったんでしょ?」

「はっ!?はー?べ、別に欲しくなかったけど?」

「そうなの?ずっと欲しそうに見てたらからてっきり欲しいのかと思ったけど違うの?」

「アレどう落とすのかな、って思って見てただけだから!で、でもまぁ...あ、アンタがいらないっていうなら貰ってあげる!」

「ふふ、どうぞ」

 

これは...邪魔しちゃいけない感じだ

 

「行こうホタル」

「え、いいの?知り合いじゃないの?」

「アレは邪魔しちゃいけないよ」

 

射的は諦めよう、なんか店の出入り禁止の看板に見知った2人の顔が載ってたけど気にしないでおこう

 

「アクセサリー屋だって珍しいね、見てく?」

「うん」

 

なにか良いものないかな...あ、コレとかいいかも

 

「ホタルは何か買った?」

「見てこれ!可愛くない?」

 

折り紙の小鳥、いいセンスじゃん

 

「星は何買ったの?」

「ふふん、秘密」

「え〜教えてよ」

「そんなことよりたこ焼き食べよう、ほらまだ店やって...るし...」

 

たこ焼きの屋台を見ると見知った丸い顔がたこ焼きを作っていた、なんか早じまいした店を改造して屋台開いてるし

 

「...やっぱりたこ焼きはやめよう」

「急にどうしたの?」

 

何やってんの国家機密、どうなってるの行く屋台が全部殺せんせーの分身がいる

 

「...花火まで適当にぶらぶらしてようか」

「あ、ならいい所知ってるよ?」

「いい所?」

「うん、多分そこなら人もいないから2人でゆっくり花火を見れると思う」

「じゃあそこにいこう」

 

ホタルに連れられていい所につれて行ってもらうとそこはさっきまではざわざわしていた場所とは打って変わって静かな場所だった

 

「ね?いい所でしょ?」

「ほんとだ、ここなら2人で堪能出来るね...あ、ごめんすっかり忘れてた、はいコレ」

「これは...ペアストラップ?」

「私は片方持つからホタルはもう片方持ってて」

「いいの?」

「うん、今日の思い出」

「ありがとう...嬉しい」

 

ピューと音がし花火が散った、今だけは2人だけの時間だ

花火が終わると私たちは余韻に浸っていた

 

「綺麗だったね」

「そうだね...そうだ!最後に2人で写真撮らない?」

「うん、いいよ」

 

夏休み最後に最高の思い出ができた

 

「ねえ星、また来年も一緒に行こうね?」

「...うん...覚えてたらね」

 

来年も...ね

 





次回から後書きで、教えて!ヘルタ先生!のコーナーが始まります
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