星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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プリン回


茅野の時間

 

 

「お、お邪魔しまーす」

「いらっしゃい、カエデちゃん!」

「あれ?星ちゃんは?」

「多分部屋にいるよ...星、入るよー?」

 

ドアが開いた音がした、まだだ

 

「あれ、いない...リビングにでもいるのかな」

「星ちゃーん、来たよー」

 

ふっふっふ、探してる探してる...そろそろかな

 

「わっ!!!」

「「きゃ!?」」

「どう?驚いた?」

 

ふふん!これで私の勝ちだね

 

「もう何すんの!」

「怖かったんだけど!」

「いひゃい、いひゃい、ひゃひひゅんの」

 

なんで2人してほっぺつねるの、何も悪いことしてないじゃん

ようやく離してもらうがまだほっぺがヒリヒリする、結構な力でつねられたかかな

 

「それで話ってなに?」

「あ、そうそうコレなんだけど」

 

カエデから計画書と書かれたノートを渡され、ペラペラと見る

これは夢のような話だけど出来るの?

 

「うん、諸経費も防衛省が出してくれるって」

「でもなんでウチらに相談してくれたの?」

「そんなの決まってるじゃん、私が1番頼りになるからだよ」

「...自分でいわないの」

「あはは...実は2人の力を借りたいの」

「私達の?」

 

ーーーーーーーーーーーーー

 

そして計画を移す日になった

 

「というわけで!廃棄される卵を救済し、なおかつ暗殺もできるプランを考えました!」

「フンッ!!」

「なんであんたも誇らしげなの」

「なのだけに?」

 

パチーンと音が響いた、ハリセンはやめてよ痛いんだから

 

「飯作ってコレを混ぜるつもりか?そんなモンとっくにやって見破られてるっつーの」

「ふふふ、もう少し考えてるのだ、鳥間先生にお願いして下準備もOK!どうぞ皆さん校庭へ!」

 

包んであったシートを剥がすとプリンのカップの形をしたデカいカップが現れた、大きさは多分終末獣ぐらいある

 

「今から皆で、巨大プリンを作りたい思います、名付けてプリン爆殺計画!!プリンの底に対先生弾と爆薬を密閉しておき殺せんせーが底の方まで食べ進んだら、なのかちゃんの氷で固めて竹林君の発破でドカン!」

 

殺せんせーは私となのの力の事はわかってるはず、だから警戒されていても不思議じゃない、けど今回のプリン爆破で頭の中をプリンで埋めてしまえばチャンスはある、そして班に別れて作業を開始する

プリンの特性を熟知し、科学的に根拠がありつつ味もしっかり研究しているカエデの指揮によって少しずつプリンが出来ていく

 

「できたぁー!!」

「うわーおっきい、写真撮っとこ♪」

「デカプリンとツーショットする?」

「するする、撮って!」

 

デカプリンにはしゃいでるなのを見てると下に爆弾ある事忘れてしまいそうになる

 

「こ、これ全部先生が食べていいんですか!?」

「どーぞー、廃棄卵を救いたかっただけだから」

「勿体無いから全部食べてね〜」

「もちろん!!ああ夢が叶った!!」

「「いっただきまーす!!」」

「あんたは駄目!」

 

うぅ私も食べたかった...

教室に戻ると殺せんせーが底に着くタイミングを見計らう

 

「どう三月さん行けそう?」

「うん、この距離なら外さないよ〜」

「頼もしすぎるな」

 

勝負は一瞬だ、起爆のタイミングと合わせなければいけないからだ、一度外すと殺せんせーに警戒されて終わりだから

 

「プリン...爆破」

「どうしたのカエデ?」

「ダメだーーーっ!!!愛情込めて作ったプリンを爆破なんてダメだー!

!!!」

「ちょ、落ち着け茅野!!」

「プリンに感情移入してんじゃねー茅野!フッ飛ばすために作ったプリンだろうが!」

「いやだ!ずーっとこのまま校庭でモニュメントとして飾るんだい!!」

「腐るわ!!」

 

なら残りは私が食べてきていいかな?殺せんせーもいないし...いない?

 

「ふぅ、ちょっと休憩」

 

殺せんせーか後ろに爆弾を持って現れた、しかも起爆装置も外されてる、いやそんな事はどうでもいい、ここに殺せんせーがいるって事は残りのブリンは私のものだ!

...味が...しない?ん?味しない所でも食べたかな?

 

「にゅや!このままでは神穹さんに残りを全部食べられてしまう!」

「あー!星ちゃんずるい私のプリンだよ!」

 

まずいバレた!再び食べ始めようとすると、殺せんせーにマッハ「みんなで食べるんです!」と言われ取り分けられた

 

「星、どうしたの食べないの?」

「...いや食べるよ」

 

おかしいな、やっぱり味がしない...風邪でもひいたかな...まあいっか、多分色んな味のフレーバー入れてから味が消えたんでしょ

 

「でもカエデ楽しかったよ、今度また一緒に作ろうね」

「また殺るよ、ぷるんぷるんの刃だったら他にも色々持ってるから」

 

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