星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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星ちゃんがちょっと怒って祝う回

今回は長めです


間違う時間

 

体育祭でのA組に勝利し私達は中間テストに向けて勉強していた...ただみんなどこか落ち着かない様子だった、それもそうだ、殺せないまま勉強の時間だけがすぎて行くんだから、それに比べて焦りもなにもない私はわかばパークに来ていた

 

「今日は負けないぞゴミのお姉ちゃん!」

「ゴミのお姉ちゃん?...違う違う、ゴミキングね、間違えないで」

 

私は子供相手だろうと遊びに手を抜かない、全力で鬼ごっこを遂行する!

 

「ゴミキング容赦ねー」

「大人げないよぉ」

 

フッフッフ、これが大人って奴だよ...中学生だけど

威張ってると頭に何か喰らった

 

「あんた、少しは手加減しなさい」

「...ゼーレ、来てたんだ」

 

ブローニャは?と聞くと遅れてくるらしいなんでも生徒会の仕事があるからとのこと

 

「で、三月はどうしたのよ?」

「なのはテスト勉強のため補修中」

 

多分今も殺せんせーにみっちり教えられてると思う、帰り際なんかなのもう勉強イヤって泣きついてきたし、私も家で少しは教えてるんだけどな

2人で子ども達と遊んでいるとパークのもう1人の従業員の人が焦った表情で私達の元に来た

 

「ゼーレさん!星さん!え、園長先生が!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

診療所に着くと入り口にクラスメイト達がいた、話を聞くと上から中学生数人が降ってきてその拍子に怪我をしたとか

 

「あんた達ね、松方を怪我させたのは!」

 

ゼーレが今にも殴りかかるぐらいの勢い近くにいた渚の胸ぐらを掴む、怒るのは当然だけど怒らなきゃいけないのは私だ

 

「ごめん、ここにいる皆私のクラスメイトなんだ...ゼーレは松方の所についてあげて」

 

そう伝えると納得はしてなさそうな表情で渚を離し松方の所へ向かって行った

 

「...話はざっくりとしか聞いてないけど、あんた達が怪我させたって事で間違いなよね?」

「そ、そうだけどよ!だ、だってまさかあんな小道にチャリ乗ったじーさんがいると思わなねーだろ!」

「...そーだよ、もちろん悪い事したとは思ってるけど、自分の力磨くためにやってたんだし...」

「テメェ見たいに力がねえ奴らの焦りがわかんのかよ」

 

私は怒りに任せて近くの柱をぶん殴るとその場にいた全員がビクッと肩を震わせた

 

「...怪我させてといてそんな言い訳から入るなんて最低だね...力に酔って弱い人の立場にたって考えるのを忘れたの?今のあんた達は本校舎の奴らと変わらないよ...よかったね人殺しにならなくて」

 

その場を離れると松方がいる病室に行くと病室の前にゼーレがいた入らないかと聞くと今は中に入れないらしい、入れないならとりあえずわかばパークに戻って無事を伝えてくるとゼーレは帰って行った、私は周りに誰もいない事を確認するとスライディング土下座をして中に入る

 

「松方!ごめん!私の友達が迷惑かけて...お詫びに腹を切るよ!」

「やめんか!どこの武士だ!

...お前さんは悪くない、悪いのはあのガキ供...何だ?いつのまにかこんな大量の見舞いの花を誰が置いた?」

 

周りを見渡すとあたり一面が花で埋まっていた...こんな事出来るの1人しかいない

 

「すいませんでした!!」

「ギャーーーーーーーーッ!!!」

「このたびはわたくし、百億の賞金首の生徒がご迷惑をおかけしましたァ!!」

「ギャーーーーーーーーッ!!!」

「やっぱり私が腹を切るよ!!!!」

「ギャーーーーってやめんか!!!」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「みんな!園長先生はおケガしちゃってしばらくお仕事できないの...かわりにこのお兄ちゃん達が何でもしてくれるって!」

「「「「はーい!」」」」

 

翌日、E組の生徒全員でわかばパークに来ていた、話は昨日に遡ると、昨日あの場にいた全員で謝罪をすると殺せんせーからプロの殺し屋である以上1人前の人間ということで訓練中の過失には自分自身が責任を持つべきとの事で松方が歩けるようになるまでの2週間、E組全員でカンペキに手伝う事となった、そしてその期間中テスト勉強をしないで手伝い集中しろとも、私は大丈夫だけど他のみんなは大丈夫なのかな

そして話は今に戻る

 

「まったく...なんで私ら無関係の生徒まで連帯責任かねぇ」

「...面目ねェ、あとすっげぇ噛みつかれる」

「あんた達やめときな、寺坂なんか噛んだら単細胞になるよ、ぺってしなぺって」

「「ペッ!!」」

「テメェら喧嘩売ってンのか!?」

 

このわかばパークの子達は結構というか大分やんちゃな子が多い、竹林なんかズボン下げられてるし、なんというかみんな舐められてる...私は力で屈服させたけど、力こそ正義だよ

 

「で、何やってくれるわけおたくら?大挙して押しかけてくれちゃって、減った酸素分の仕事くらいは出来るんでしょーね」

 

さくら今日も喧嘩腰だね、さくらはこのわかばパークで1番長くいる生徒だ、イジメが原因で不登校になってしまった

そのさくらが近くにあったほうきで殴りかかるが床が抜けて床にハマってしまう、この建物は老朽化が進んでいる、松方は待機児童や不登校児がいれば片っ端から格安で預かっているため、職員もろくに雇えず本人が1番働いている、だからナターシャやブローニャ達がここに来ては無償で手伝っていたのだ

 

「30人で2週間か、なんか色々出来んじゃね」

「よし皆、手分けしてあの人の代わりを務めよう、まずは作戦会議だ」

「あのじーさんの骨の倍額仕事してやる」

 

そして各々班に別れて自分達に出来る事をしていく、子どもたちを楽しませる班や老朽化している所を修繕する班だったりと、私は勉強を教える班だ、本当は修繕とかしたかったけど、昨日の壁を殴ったのがよくなかったのか私の右手は今包帯でグルグルに巻かれている

カエデとなの、子供たちに人気じゃん、カエデは体型が子どもに近いからわかるけど、なのはなんだろう...アホっぽいからかな、そんな感じで2週間が過ぎていく

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「へい!そこの彼女!元気してるぅ!!?」

「...アンタ何してんのよ」

「イリーナこの後予定ないでしょ?付き合ってよ」

 

私は有無を言わさず車に連れ込み、出してと運転手に伝え車を出してもらう

 

「ちょっと!何処に連れてく気よ!」

「まあまあ、黙って着いてきてよ」

 

私達を乗せた車が目的地に着く

 

「ここって...バーじゃない」

「私が経営してる店だよ...代理だけど、ほら入って入って」

 

何か言いたそうに立ち止まってるイリーナの背中を押して店に入る

 

「...何よ、意外とシャレてるじゃない」

「でしょ?苦労したんだよ...ようこそ、バー・スターレイルへ!」

 

カウンターに座らせると手始めにクラッカーでパァンと鳴らす

 

「イリーナ、誕生日おめでとう!!」

 

イェーイパチパチパチパチ

 

「...覚えてたのね」

「みんなも呼ぼうとしたけど無理だった、ごめん...だから今日は私のサービスだよ」

「そんなのいいわ祝ってくれるだけで、ありがとう星」

 

こんな美人のアプローチに気づかないなんて鳥間は罪な男だ、多分今も仕事してるんだろうな

 

「さ、何から飲む?私のカクテルはハイになるぐらい美味しいよ」

「...怪しい薬とか入ってないでしょうね」

 

そんなものは入れないよ、入れるのは真心と開拓の心意気この二つさえ入れれば人間幸せになれるんだ

段々と飲むペースが上がってくると鳥間に対しての愚痴を聞かされる

 

「あいつ、ほんッとに女心が分かってないのよ!!今日だって何かくれるのかなって期待してたのに、何もなかったのよ!?信じられなくない?」

「うんうん、それは鳥間が悪いね...じゃあプレゼント渡すね」

 

裏からプレゼントを持って来て袋をとる

 

「...何よコレ」

「私の肖像画の看板だよ...ちなみに喋る」

[バー・スターレイルへようこそ!]

[アドリブで!!]

[アウト!]

「おまけに目覚まし機能つき」

[起きないとバットで永遠の眠りにつかせるよ?]

 

このプレゼント超えれる人なんかいる?いねぇよなぁ!

 

「あ、ありがとう...一応貰っておくわ」

「来年はみんなに祝って貰ってね」

「いや、あんたも祝いなさいよ...その前に地球があるかわからないけど」

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

時は進み松方の退院の日、帰ってきたら松方は顎が外れるぐらい驚いていた、入院する前は今にも崩れそうな建物だったのに対して、今は新築のような建物になっていたからだ、だが松方はそれでは満足していない、条件は労働や建築ではなく子ども達の心に寄り添えているかだ...けどその心配はいらないようだ

さくらが元気よくテストの点が良かったと満面の笑みで入ってくる、渚は弱いなりに闘い方を教え、さくらはその教えを実践して帰ってきた、その姿を見て松方はみんなを認めてくれた、そして私達にさっさと学校に戻って大事な仕事をしてこいと送り出してくれた

だけど学校に戻ったのはテストの前日だった、結果は殆どが惨敗という結果で終わった、まあ2週間も勉強してないとそうなるよ、私は3位だったけど、2位はカルマに取られたけどね、決着は最後の期末テストだ

 

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