星がレギオン達と戦闘を繰り広げている中、殺せんせー、鳥間、ヘルタの3人の先生は生徒たちの痕跡をおって倉庫の前まで来ていた
「生徒達の匂い、花の匂い、おそらく私がこれを辿って来た所を殺す気でしょう」
「なんでもいいわ、早く入りましょう」
3人は警戒をしながら扉を開け進むと床が「ガタン!」と下に動き始めるとイリーナが人質に取られているのを見つけると警戒を強める
「...おまえ、この前の花屋、お前が首謀者か!」
「そう、聞いた事はあるかい?「死神」の名を」
「死神」と名乗る男は殺せんせーを殺せれば生徒達やイリーナを傷つけないと言いながら人質になっていた彼女を投げ捨てる
「彼女と1人の生徒を除いて全員の首に爆弾をつけた、僕の合図ひとつで爆破できる」
「1人の生徒って...まさか!星も来ているの!?」
「もちろん、どうやってここを嗅ぎつけたのかは知らないけど...今頃レギオン...だったかな、そいつらに殺られてるんじゃないかな」
殺せんせーが動き出そうとする瞬間、突如触手が一本弾け飛んだ
銃弾が来た方を見るとイリーナが手錠を改造した小型の銃で撃っていた、そして隠し持っていたスイッチを押すと殺せんせーの足元が開き、落とし穴が展開した、咄嗟に壁に触手を伸ばそうとするが死神が触手を見切り、殺せんせーはあっけなく下に落とされる
「あっけなかったな、生徒達を人質に使うところまでも行かなかった...ここさえ決めればもう確定だ、お別れの言葉を言いに行こう」
イリーナと死神は階段を使い下に行くとヘルタと鳥間もそれを追うと下の広い空間に出るとE組の生徒と殺せんせーが牢の中に閉じ込められていた
「気に入ってくれたかな殺せんせー?君が最期を迎える場所だ、洪水対策で国が造った地下放水路さ、密かに僕のアジトと繋げておいた、地上にある操作室から指示を出せば近くの川から毎秒200tの水がこの水路一杯に流れ込む、その恐るべき水圧は君の体から自由を奪い対先生物質の頑丈に押し付けられところてん状にバラバラになるって寸法さ」
死神の暗殺計画に生徒達は思わず身を震わせる
「待て!生徒ごと殺す気か!?」
「当然さ、今さら...」
待てないと言いかけると下から地響きのような揺れが起き、その場にいた全員がふらつく
「...な、何!?」
「下からだ!」
その声に死神はモニターで下の監視カメラで星がいる場所を見ると衝撃の光景が映っていた
「なっ!?どうやってあの手負の状態で倒したんだ!?」
カメラに映っていたのは周りが燃えレギオン達が塵一つ残らず倒されていたからだ、これを見て死神声を荒げて計画を早めようとする
「来いイリーナ、今から操作室を占拠して水を流す!」
鳥間は思わず死神の肩を掴み、地球を救うチャンスをみすみす逃すのかと聞くと死神は鳥間に殴られる
「...日本政府の見解を伝える、29人の命は地球よりも重い...それでもお前が彼等ごと殺すつもりならば俺が止める」
「「「鳥間先生!」」」
死神はタブレットで何かを操作すると通路奥からレギオン達が迫ってきた
「君が止める?無理だね、君にコイツらは倒せまい」
レギオン達が鳥間を視線に捉えると襲いかかる瞬間...地面から氷が生えエネミー達を吹き飛ばす
「死神、あなたは私が戦えないから眼中にも入れてないようだけど、実は私ちゃんと戦えるのよ」
「くっ!次々と僕の計画が...」
死神がそう呟くと扉から逃げるように部屋から出る、おそらく行く先は操作室だろう、ヘルタと鳥間も追おうとするとまた通路からエネミー達が出てくる
「鳥間、アイツは任せるわ...私はこいつらを片付ける、感謝しなさい」
「すまん、助かる!」
ヘルタはレギオン達を相手にし、鳥間は死神を追う、そしてヘルタは戦闘体制に入る、案の定この程度のエネミー達に苦戦するはずもなくあっという間に倒してしまった
「くるくる〜っと、まあこんなものね」
「...ヘルタ先生ってこんな強かったんだ」
「...あらイリーナは?」
「死神に呼ばれて言っちゃったよ」
そう、と死神が用意したモニターを見る
「多分ここはもう大丈夫たがら、私は星を迎えに行ってくるわ」
「ヘルタ先生、決して油断しないで下さい!」
「...あなたにだけは言われたくないわ」
星がいるであろう下に降りていく途中、数体だけいたがここも難なく倒してその場所まで行くが星が見当たらない
「...ここのはずよね、星いるの?」
そう声を出すがただ自分の声が響くだけだった、ひとつひとつ部屋を潰して開けては探してを繰り返す
「どういう事?...確かにモニターには映ってたはず...ハッキング?」
ヘルタは頭の中に1人だけ浮かんだが直ぐに選択肢から消した、その1人は暗殺教室の事など知らないからだ、1人で考えてる内に殺せんせーから渡されたトランシーバーに連絡が入る...どうやら鳥間の方は決着が着いたらしい、一旦戻って全員で探そうと上に戻ると鳥間とイリーナ、そしてみんなが牢から出ていた、どうやら一悶着はあったが我が溜まりは解決したらしい、その2人の近くに死神がのびて倒れていた
「あ、ヘルタ先生、星ちゃんは?」
「...いなかったわ」
「いないって、なんで?モニターに映ってたじゃん!」
全員で探そうと提案しようとすると残っていたレギオン達が再び攻めてきてヘルタと鳥間が体制をとった瞬間、敵が炎で包まれ塵と化した
「まだ残りがいたのですか」
「ッ!誰だ!?」
炎が消え煙から出て来たのはロボット?の形をした人間ではない何かが星を抱えて現れた
「そう身構えないで下さい、私はこの子をあなた達に届けにきただけです」
抱えていた星をヘルタに渡すと倒れている死神の方へ歩いて行く、誰1人として言葉を発せない、今この場にいる全員が感じた事がないような殺気と恐怖感をヒシヒシと感じている...殺せんせーや鳥間ですら...その中でも殺せんせーがなんとか発言を発する
「...あ、あなたは何者なんですか?」
「私は「サム」、ただの兵器です...この死神が彼女を苦しめたのですね」
サムと名乗った兵器は死神を抱えると去ろうとしていると鳥間が呼び止める
「待て!そいつをどうするつもりだ!」
「決まっています、殺すのです...彼は星を傷つけたその報いを受けるのは当然では?」
「あんた、星の知り合いなの?」
「いえ、私が一方的に知っているだけです...彼女は今酷い状況です早く病院に連れていってあげて下さい...いずれ私達はまた会うことでしょう、これは「脚本」による運命なのですから」
そう伝えるとサムは死神を抱えて飛んでいった、いなくなった事を確認すると生徒達は腰を抜かし肩を震わせる
「...う、動けなかった...なんだよアレ、兵器って一体...」
「...本当に死神を殺すの?」
周りから恐怖感が漂っている中、星が心臓を抑え苦しみ始め息が荒くなる
「「星!!」」
ヘルタが星のおでこ付近を触ると尋常じゃないほど熱く、汗も今にも干からびるぐらいかいていた
「あなた、なんでこんな熱で無茶したの!!?」
「...みんなが...危なかったから...結局いい所全部...ヘルタと鳥間に取られちゃったけど...」
「言ってる場合!?」
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数日後、星は熱が引き久々に学校に登校し、みんなに心配されながらも職員室に向かった
「イリーナ、おはよう」
「星、もう大丈夫なの?」
うん平気と伝えるとどこか安心していた
「...そう、ならよかったわ...ねえ星」
「どうしたの?」
「ごめんなさい」
「...えっとなんの謝罪?」
その言葉にイリーナは思わず目が点になる、どうして謝ったのか聞く先日の事を話してくれた、話が終わると
「鳥間からプレゼント貰えたの?よかったじゃん」
「確かに嬉しかったけど...そこじゃないわよ」
「まあ、なんでもいいじゃん、みんな無事だったんだし」
イリーナは何か言いたそうにしていたが今は言葉を飲んで、そうねと返す
なんか気持ち悪い終わり方になったな
サムの正体は一体誰なんやろなぁ