渚の母親VSヘルタです
実質ジェイドVSヘルタです
「え!渚のお母さんがE組にくるの?」
なんと渚の母親がE組に来るらしい、なんでも転級の相談に来るかららしい、ただ問題なのは担任が国家機密で百億の賞金首な所だ
もし暗殺の事がバレたらどうなるかわからない
「渚の母ちゃんか、1回家に遊びに行った時見たけどさ、わりとキツい反応されたよな」
「殺せんせーは任せとけって言ってたけど...」
いや無理でしょ、あの不審さが怪しまれないわけがない...こんな時に限って鳥間が出張じゃなければなあ
「じゃあ私が代わりにやってやる?担任役」
「おお、ビッチ先生か!」
メグが予行練習をしてみるが多分やらせた瞬間訴えられる、キスの授業が当たり前なわけがない、仕方ないここは私が手本を見せたあげよう
「じゃあ私がやるよ!担任役」
「じゃあって何!?アンタはダメ、確かに大人っぽいけどバレるって、どうせゴミ箱トークでもするつもりでしょ」
「なんでバレたんだ、流石だねなの、星検定1級あげるよ」
「いらないんだけど!」
私もダメとなると益々候補がいない、やっぱり殺せんせー鳥間の変装してやるしかないのか...ん、いや1人いるじゃん
「渚、いるよ1人適任なのが」
「え?...あっ!」
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「と、言うわけでヘルタよろしくね」
「何がよろしくなの?まだやるって言ってないんだけど」
「お願いします、ヘルタ先生」
ヘルタなら渚の母親を説得出来るんじゃないかな、まあ出来なさそうだったら罵倒し倒せばいいしね
「大天才ヘルタ様お願いします、助けてあげて」
「...ハァ〜、仕方ないわね...なんとかするわ」
「ありがとう!ヘルタ先生」
「まあ困ったら罵倒して泣かせて帰らせるから」
「...不安だ」
...多分大丈夫だと思う
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あの人が渚の母親か、確かに厳しそうだ、私達は職員室にこっそりつけた盗聴器で盗み聞きをしながら外に出て窓から中の様子を除く
「失礼します」
「ようこそ、渚のお母さん」
ヘルタはメガネを掛けてる以外はいつも通りだ
「どうぞ、お掛けになって...こちら冷たい飲み物とお菓子です、どうぞご自由に」
なんか敬語のヘルタも新鮮だね
「まぁこんな豪華な!グァパジュース、私これ好きなんです」
「存じてます、私には優秀なこ...部下がいますので、なんでも作れるんです、ここまで丁寧に育てたお母さんへのお礼です」
今駒って言いかけたよ危な!ヘルタは渚から事前に聞いていた母親のツボを抑えて話を進めていく
「渚くんは本当にお母さんに似てますね」
「この子ねぇ...女でさえあれば私の理想に出来たのに」
「貴方の理想?」
「ええ、この位の歳の女の子だったら長髪が1番似合うんですよ、私なんか子供の頃短髪しか許されなくて、3年生になって勝手に纏めた時は怒りましたが...これはこれで似合うから見逃してやってます」
渚のお母さん怖、私もカフカに男の子だったらなんて言われたら泣く自信ある
「そうそう、進路の話でしたわね、私の経験から申しますに...この子の歳で挫折する訳にはいきませんの、椚ヶ丘高校は蛍大合格者も都内有数ですし中学までで放り出されたら大学も就職も悪影響ですわ、ですからどうかこの子がE組を出れるように力添えを」
「...渚くんとはお話を?」
「この子はまだ何も分かってんないんです、失敗を経験している親が道を造ってやるのは当然でしょう」
渚は何か言いたそうにしていたが母親の一言で黙ってしまった
「...どうして渚が今の彼になったのかわかったわ」
ヘルタはそう言って立ち上がり、掛けていたメガネを握りつぶす、その光景に目の前の2人は驚いている
「道を造る?フッ、笑わせないで、親は道を造るんじゃなくて子供が造った道をわたるのを見守るものよ...生き方を決めるのは親じゃない、渚自信よ、渚の人生は渚のもの、あなたのコンプレックスを隠すための道具じゃない、この際だからはっきり言うけど負け犬と同じ人生歩ませた所で同じ人生になるだけよ、それと本人が望まないならE組から出る事を認めない...わかった?コンプレックスおばさん?さ、出口はあちらよ」
言い終わると鬼のような形相で言葉とも表せない罵詈雑言を外の私たちが耳を塞ぐぐらい声を荒げた
「渚!!最近妙に逆らうと思ったら!!このヘルタってガキみたいな担任にいらない事吹き込まれたのね!!!見てなさい!!すぐに私がアンタの目を覚まさせてやるから!!!」
渚のお母さんは怒りが収まらないのかドアを壊す勢いで出て行く
「...ヘルタ先生」
「あれでも手加減した方よ?本当はもっと言ってやるつもりだったけど...まあいいわ...渚あなたはどうしたいの?このまま、あのおばさんの言われた通りに生きるか、自分の選んだ将来を生きるか...どっちにしても2つに1つよ」
「僕は...でも、今は1人じゃ何も出来ないうちは...母さんの2周目でいた方が...」
みんなが思ってるよりも問題は深刻かもしれない、あの母親じゃああなるのも仕方ない
「あなたはここで何を学んできたの?全部教えられる程あなたはバカじゃないでしょ?」
渚の肩の荷が降りた気がした、ヘルタも教師が染み付いてきたね
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その日の夜、私は廃棄されてるゴミ箱を裏山に持って作業を終えると校舎の方に灯がついていた、その灯の方へ向かうと渚の母親が松明に火をつけて校舎の方を見ている...まさか!
止めるために近づこうとすると渚と母親が話始めたため私は近くの茂みに隠れる、全然聞こえないけどあの母親の怒鳴り声は聞こえる、すると突然松明の火がついてる部分が吹き飛び地面の草木が燃え始める
あれは...殺し屋?
助けに行こうとしたがあの程度の殺し屋は渚1人で充分だ、あっちは任せて消化しよう、あ...殺せんせーが消化した
「今から帰る?送って」
「にゅや!し、神穹さん!?ダメじゃないですか!こんな夜中に出歩いて!」
「ごめん、つい歩くゴミ箱を追ってたらここに来てた」
「歩くゴミ箱って何!?」
歩くゴミ箱知らないの?人生7割損してるね
足元を見ると渚の母親が気絶していた、多分緊張が解けて気を失ったのかな
とりあえず今日は遅いからという事で殺せんせーが渚の母親の車で送ってもらったが最後に罰として宿題を2倍に増やされた、ガッデム!
次は文化祭です