星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

51 / 82

次の期末テストの話までは原作沿いです


学園祭の時間

 

 

「本校舎の人達凄い気合い入ってたけど、そんなに凄いの?ココの学園祭」

「学園祭は商売合戦で有名なんだよ、儲け分は寄付するけど収益の順位は校内にデカデカと張り出される、ここでトップを取ったクラスは、商業的な実績として就活でアピールできるほど...だからみんな必死になって商売する社会人顔負けの店も多いよ」

 

そうなんだ、さらに話を聞くと本校舎の人達はまたE組が何かするんじゃないかと盛り上がっている

そして今回ももちろん私達は勝ちに行く...と言っても勝つ方法は難しい値段の上限はそうだが、この1kmの山道を渡ってくる奴がいるのか、聞いたところによると浅野は飲食店とスポンサー契約を結んだと聞く、本当に中学生か疑うな、だが私たちにはとっておきがある

 

「私、最近ゴミ箱を裏山に持ってきてるんだけどさ、その時裏山にこんなのあったんだよね」

「前半の方が気になるんだが...これは!」

「マツタケですねぇ、神穹さんも同じ考えのようですね」

 

そう、この裏山には食材が山のようにある、それを使えば材料費はタダだ、私達は山の中にある食材になりそうなものをかき集める、危険なものは殺せんせーに選別してもらう手筈だ、段々と店の構想が出来てきた

 

「でもメニューが決まっだけど、客はどうするよ?味が美味しくても山道歩いてこようなんて物好きいるのか?」

「そこは私に考えがあるから心配しなくていいよ」

 

学園祭をやると行った時からもう既に声はかけてある、もう1人の方は仕事が忙しいのか連絡来てないけど

 

「何するか聞いていい?」

「今話題の有名人呼ぶだけだよ」

「有名人ってお前なぁ、タダででくれるようなタレントや歌手がいるわけねえだろ?」

「フッフッフッ、楽しみしておくんだね」

 

そして学園祭の日がやってきた

 

「ほんとに来るんだろうな、やっぱ来ませんでしたなんてシャレにならんからな」

「その心配はないはずだけど...あ、来た!ほらなのも行こう」

「え、なんでウチまで!?」

 

私となのはその人物の所まで行くと席に案内する

 

「今日は来てくれてありがとね...ロビン」

「久しぶりね星さん、それとこっちでは初めましてね三月さん」

「ロビン!あんたこっちでも知り合いだったの?」

 

ロビンに席に座らせるとメニューを聞き、それをキッチン組に伝える

 

「どんぐりつけ麺1つね...どうしたの?」

「あ、あれ歌姫ロビンだろ!?」

「そうだけど」

「うわっ、マジかよ!さ、サインとかもらえるかな」

 

いや、そこはわからないかな、多分してくれるだろうけど来てもらったのにサインさせるの申し訳ないよ...まあ一応聞いてみるけどさ

クラス全員浮き足立ってる、ここまでとは思わなかったな

 

「へいおまち!どんぐりつけ麺一丁!」

「わぁ〜凄く美味しそうね」

 

ロビンはお上品に食べていく、後ろから大量の視線を感じるが気のせいと思いたい...わかったよ聞くって、そんなに視線を向けないで

 

「ね、ねぇロビン」

「何かしら?」

「サイン貰っていい...かな?」

「こんな美味しい物を食べさせてくれたんだもの、何枚でも書くわ」

 

いや1枚でいいんだけど、とりあえず3年E組のみなさんへとサインを書いてもらうと仕事があるからと帰ってしまった、みんなに見せると殺せんせーが1番号泣しながら家宝にします!とか言って額縁に入れてた、いやみんなへって書いてあるじゃん

 

「あとはロビンがSNSで書いたら多分人が押し寄せてくるから、皆準備しててね」

 

数時間後結構な人の数が押し寄せてきた、ロビン効果凄いな、流石世界の歌姫だ、たが2、3時間もすると客が少なくなってしまった、理由?ロビンがテレビに出るからみんなそっちを見るためにすぐ帰ったんだよね、まあ、来てくれただけマシかな、だが私が声をかけたのはロビンだけじゃない

 

「星!三月!来てあげたわよ」

「ゼーレ、ブローニャ、いらっしゃい...って結構大人数で来たね」

「星に、沢山人連れてきてほしいって言われたから」

 

ヤリーロでのあった面々にも声をかけまくって正解だったね、それに対してA組はアイドルやお笑い芸人が無償で出演してるらしい...私の人脈の方が上だという事をわからせてやる

 

「おーい!星!来たよー!」

 

お、来た来た

 

「待ってたよ、けいちゃんにすーちゃん」

「久しぶり〜星」

「ここで大道芸していいの?」

 

うん、ステージとかはないけどね...もうひとつの作戦は大人気動画配信者の桂乃芬もといけーちゃんにここを宣伝してもらう事だ、ちなみにクラスに許可はとってない、まあ面白いから大丈夫でしょ

 

「さあさあ寄ってらっしゃい、見てらっしゃい!」

 

けーちゃんの雑技が始まった...来てる客もE組のみんなも盛り上がった...そして私は勝手な事をしたので怒られた...切り替えて次に行こう次に

 

「やあ君達、元気にしていたかい?」

「将軍!」

「...普通に景元で構わないよ、今の私はしがない館長さ...さ、みんな好きに頼むといいここは私がだそう」

「「「「ご馳走様です!館長!!」」」」

 

景元の後ろに符玄もいたがなんか悔しそうにしてたな、こっちでもそんな感じなんだ、席に案内するとまた見知った顔が来店してきた

 

「結構盛り上がってるじゃないか、マイフレンド?」

「...お好きな席どうぞー」

「別にスカウトしに来たわけじゃないから安心してくれ」

「早く席につくぞギャンブラー...僕はこの後も講義があるんだ、早く食べて僕は戻るぞ」

 

メニューを聞いて調理班に伝達に行くと女子グループに肩を掴まれた

 

「ねえねえ星ちゃん!あのイケメン達と知り合いなの!?」

「うん、まあ」

「てゆうか、知り合い全員もれなく美男美女なんだけど!」

 

なんか唐突に女子トークが始まった、私は村松から商品を受け取るとあの2人の所に持っていく...イマドキの女子ってああいうのが趣味なの?全員もれなく変人奇人だけどな

 

「お待たせ、これがどんぐりつけ麺と柿とビワのゼリーね」

 

2人は食べ始めて、しばらく黙って食べている

 

「はぁ〜、本当にどんぐりで作ったとは思えない美味しさだ...姉さんも連れてくればよかったな」

「素晴らしい、100点だ」

 

お気に召したようで何よりだ

13時を回り始めた頃、今日のテレビで特集させて欲しいと取材の人達がやってきて私たちは取材を受ける

 

「テレビだって!緊張してきたよ〜」

「どうしよう私が世界に見つかっちゃうな〜」

「アンタは相変わらずだね...」

 

E組の作業や客の食べる様子などが撮影される、まあわかってたけど私達が撮られる訳ではないよね...テレビは映るためにある!

カメラをこっちに向けた瞬間、私は高らかに声を上げた

 

「お母さん、私テレビに出たよ!!」

「ちょっと!邪魔しないの!し、失礼しました〜」

 

ちょっとなの引っ張らないでよ、そしてあっという間に1日が終わった

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「今日も忙しいのかな」

「昨日テレビで取材されてたしね〜」

 

私となのはいつも通り山道を歩いているとテレビ局の人達が山道を登っていくのを見て、私たちは急いで校舎の方に行くと大行列が出来ていた

 

「な、何これ」

「私のサイン待ちか、やっぱり私の可愛さが世界に見つかったみたいだね...行くよなの、みんなが私のサインを待ってる」

 

私は急いで登って開店させてメニューと一緒に私のサインも渡してあげた

こんな世界一の美少女のサインなんていらないわけない

2日目はとにかく忙しかった、なんでこんなに客が沢山来たのか律に教えて貰った、実は昨日南の島で女装した渚に恋をした少年、法田ユウジ、と言うらしいそいつは今1番勢いのあるグルメブロガーだったらしく、そいつは小さい頃から美味しいものを食べてたおかげで、舌の確かさは折り紙つきで金に任せた食べ歩きは信憑性がある、そんな奴が口コミでここの事を高評価で書いたらそうなるよね

私は人脈で負けた事と私目当てじゃなかった事にショックを受けつつ、客を捌いていった

 

「すごい行列だね」

「ホタル!ご、ごめん今、手を放せそうにない」

「だ、大丈夫だよ、そっちに集中しても、あたしも食べたらすぐ帰るから」

「ごめんね、また今度ね?」

 

折角ホタルが来てくれたのに話せないで帰してしまった、他にもランドゥー家の3人やトパーズだったりと沢山の知り合いが来てくれたが話す暇もなかった、唯一話せたのはカフカだけだった

 

「ハーイ、久しぶり星」

「え、カフカ?来てくれたの!?」

 

久しぶりの再会に私はカフカに抱きつく、これが最後かもしれないから

 

「見ない間に大きくなったんじゃないかしら?」

「ウン!大きくなったよ!」

 

色々と話したい事もあるけど、カフカは急がしい中合間を縫って来てくれたらしくすぐ戻らないとダメと言われた

 

「コレ私からの差し入れよ、またね星」

 

私のおでこにキスをしてカフカは帰って行った

そしてどんぐりつけ麺の在庫がなくなりそうになり、殺せんせーが打ち止めにしましょうと言ってきた、これ以上は山の生態系に関わるから、と最後の方には渚の母親も来ていて渚と話していた、話終わった後渚の表情は穏やかだった、しっかり話せたんだろうな

私達は片付けをしようとすると外の方から声が聞こえた

 

「な、なんじゃと!も、もう売り切れとな...うぅ〜食べたかった!」

「落ち着け白露、ここで騒いだら迷惑になる」

「丹恒!お前は食べたくないのか!あの柿とビワのゼリーとか...」

 

え、丹恒!?隣のなのも驚いてる、私となのは思わず外に出て2人の近くに行く

 

「すまない、俺のツレが騒いでしまってすぐ去るから心配しないでくれ」

「た、丹恒!ウチらの事覚えてないの?」

「なんで俺の名前を知っている?...すまない、記憶力はいい方なんだがお前達の事は覚えていない」

 

多分丹恒と白露は前の世界の事を覚えていない...それなら仕方ない

 

「なの、多分人違いだよ」

「ほ、星!?何言ってんのどう見ても...」

 

私はなのの口を塞ぎ席に案内する

 

「2人は適当に座ってて、なんとか用意するから、少々お待ち〜」

「んー!んー!」

 

私たちはクラスに戻ると調理班になんとか直談判する

 

「お願い!あの2人に何か作ってあげてほしい!...作ってくれないなら腹を切る!」

「わ、わかったから!作ってやるから!」

 

なんとか2人分作ってもらい提供する

 

「お待たせ、これがどんぐりつけ麺とモンブランと柿とビワのゼリーだよ」

「すまないな、コイツのわがままで作らせてしまって、もう閉店だったのに」

「大丈夫だよ、2人で最後だからゆっくり食べてね」

 

2人は談笑しながら食べて満足すると帰って行った

 

「ねえ星、丹恒幸せそうだったね」

「うん、そうだね」

「星はさ...ウチの事忘れないよね?またひとりぼっちは嫌だよ?」

「...うん...忘れないよ...」

 

結局クラスは学園祭の総合成績は途中で閉めた事もあり2位という結果に終わった

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。