このまま行けば80話前後で終わりそうです
「黄泉...じゃなくて...えっと、雷電...なんだっけ?」
「黄泉で構わない、君達もその呼び名の方が慣れているだろう」
「じゃあ黄泉、アンタがナナシビトってどういう事なの?」
星は今1番気になっている事を彼女に聞くと話してくれた
「私はこの列車を託されたんだ」
「託された?」
「ああ...私が学生だった頃の先生にな、彼女が死ぬ時に私に言ったんだ「この星穹列車を任せた」と」
「そう...なんだ」
他にも気になる事があったが、黄泉の話す表情が暗くなったため星は聞くのを辞め他の質問をしようとすると黄泉の名前を呼びながら1人の女性が奥から走ってきた、その女性は星やなのかにとっても深い関わりのあった人物だった
「黄泉さん、帰ってこられたんですね」
「彼女達を惑星・リガムまで連れて行きたいが...出来るだろうか」
「あら...これはまた大人数ですね...えっとお二人さん、そんなに眺めてどうしました...私の顔に何かついていますか?...きゃっ!?何するんですか!?」
星となのかは思わずその人物のほっぺやしっぽを触るとその女性は黄泉の後ろに隠れてしまった
「ご、ごめん!本物なのか確かめたくって」
「私はずっと本物ですよ!」
「ごめんね...停雲」
そう2人の目の前に現れたのは停雲だった、E組の生徒達は違う意味でテンションが上がっていた
「ケモ耳...いいじゃないか」
「...モフりたい」
「美人でケモ耳とか反則だろ」
「...黄泉さん、本当にこの子達連れて行くんですか」
黄泉がコホンとわざとらしく咳をすると場は一旦落ちつきを取り戻すと、アベンチュリンと荷物を沢山持った部下達がぞろぞろてやってきた
「もう行くのかい、なら...これを持っていくといい」
指をパチンと鳴らすと荷物の中身が開かれる、そこには沢山の武器が入っていた
「これは、君たちの前の世界の記憶を元に作った武器だ、おそらく向こうでもレギオン達は出てくる、これを使うといい」
「ありがとう、アベンチュリン」
お礼を言ったが彼は何も言わずに手を降って戻っていったのを確認すると星はトランクの中の武器を見始め、その一つを手に取った
「やっぱ私はこれかな」
「お前もうあるからいらねえだろうが」
「帽子、病院に置きっぱなしなんだよね、だから今使えるのは3つだけだし、この際もう1つおまけに取っとこうと思って」
すると、星の頭に帽子が被せられた
「はい、これでしょ」
「そうそう、これこれ、やっぱり帽子があっ...て...こそ」
首をギギギと回し後ろを見るとアスターがそこに立っており星は怒られると思ったが抱きしめられた
「もう、心配したんだからね...他の人にも迷惑かけて...ダメでしょ...」
「ご、ごめんね...心配かけたよね」
「...聞いたよ、今星が味覚も痛覚も何もかも感じない事」
星は味覚を失って以降、食べては毎回トイレで吐いていた、だが心配かけさせないよう、いつも通りに過ごしていた
「気づいてあげられなくて...ごめんなさい、星...ずっと苦しかったでしょ」
「ううん、悪いのは私だから...確かに辛かったけど、今はもう大丈夫だから...泣かないでよ」
泣いているアスターの涙を親指で拭った
「...行くんでしょ?」
「うん、私が...私達がやらなきゃ駄目なんだ」
「...なら、絶対無事で帰ってくる事、約束ね」
星は泣きそうになるのを我慢してアスターと別れ、列車に乗り込む準備を始めた
「そういえば、私達ここから離れるけどこっちは大丈夫なの?」
「心配するな、その代わりにここを守ってくれる仲間がいるからな」
そうなんだと言いながら星達は列車に乗り込むとウサギのような可愛らしい耳を持つ生物が車掌帽を被り近くまでトテトテと歩いてきた
「オマエら、この列車に乗るからには俺の言う事をしっかり聞くんじゃぞ!」
「やっぱり、車掌さんだ〜」
なのかはその生物を見るや否やすぐに抱きしめて写真を撮り始めた
「やめろ!離すのじゃ!馴れ馴れしいぞオマエ!」
強引に抜け出すとラウンジの方に走って去っていってしまったがE組の女子達にはささったらしく可愛い可愛いと喋っている
「不味い、あれでは先生とキャラが被ってしまう!」
「「「「被ってねえよ!」」」」
アプデ今日なんかい