将軍強いっすねえ
「やっぱりここから見る景色って最高だよね!」
「...すげぇ、あっという間に宇宙に来ちまった」
「まさかこんな形で宇宙に来るとは思わなかったよ」
と、話し声が聞こえ私は、目を覚ました。
どうやら列車に入ってすぐ寝てしまったらしい、ヘルタの膝枕は至高だった
「起きたの?なら早くどいて」
「...もうちょっと寝ててもいい?」
どうせ断られるんだろうなと思いながら言ってみた
「ハァ〜、仕方ないわね、もうちょっとだけ私の膝枕を堪能させてあげる、ありがたく思いなさい」
いつもなら落とすのにしない...偽物か?
気づいたら私はヘルタの顔を撫で回していた
「ちょ、ちょっと!何するの!?やめなさい!やめてって言ってるでしょ!」
立ってしまったため、私は床に落ちた
「なにするのさ」
「こっちのセリフよ、人の顔を痴漢みたいに触らないで」
痴漢、ひどい言われようだ、もし痴漢するとしたら私はバレないようにするに決まってるじゃん
「あれ、何この数のお客さん?...っていつの間に地球を出てるの!?」
「セーバルさん、あれほど言ったのに...忘れてたんですか?」
「作曲に夢中で聞いてなかったかも」
セーバル、そう言えば前の世界で旅に出るとかそんな事言ってたような、こっちでは星穹列車に乗って旅してるんだ
「紹介しよう、こちらはセーバル、主に列車の修理をしてもらっている」
「よろしくね〜」
黄泉、停雲、セーバルの3人か、あと何人いるんだろうか、黄泉達に聞こうとすると殺せんせーがどこから長机や椅子を出した
「さあ、みなさん、席について下さい、授業を始めますよ!」
...ここで?
「なんでだよ!」
「そうだよ、もっと宇宙を感じさせてよ!」
「にゅや!?あなた達受験生でしょ!?」
クラスの殆どからブーイングを食らってる中、受験と2文字が出ると、そうだった、と言いながらも席について大人しく勉強を始めた
「宇宙を見ながら勉強なんてここでしか味わえないしな、頑張るか」
「理事長曰く、落ち着いたら少しずつですが試験を再開していくそうですよ」
「そっか、ちゃんと受験やってくれるんだ」
理事長、ありがとう、顔とか思い出せないけど、そして私達は受験勉強をしてあっという間に1日が過ぎていった
「男子の皆さんはこの車両で、女子の皆さんはこっちをお使い下さい」
「凄い、こっちの車両はこうなってたんだ」
「星ちゃん、乗った事あるのに知らないの?」
「うん、まだ未実装だから、なんなら私の部屋もまだないし...」
「それ以上はメタいからやめようか!?」
いつになったら私の部屋は実装されるんだ、と誰に言ってるのかわからない愚痴を言いながら、部屋に案内され、シャワーを浴びてみんなが寝静まった頃、私は部屋を出てソファに座り外を眺めていた...
「...星?」
声がした方を向くとなのとヘルタが立っていた
「眠れないの?」
「さっきまで寝てたからか、眠れないんだよね、2人も眠れないの?」
「あなたが出ていくの見たから追いかけてきたの、また何処かに行かれたら困るから」
「なんやかんや私の事好きだよね」、なんて言うと微妙な顔をされた、そこは照れてもいいじゃん、とりあえず私は両端を開けるて察したのか2人は座ってくれた
「なの、写真撮ってよ、カメラ持ってるでしょ?」
「...持ってるけど、宇宙の写真撮ってもわからないと思うけど」
「そっちじゃなくて、こっち」
宇宙にカメラを向けたなのの、カメラを掴んで私達3人の方に向けシャッターを切った
「ちょっと、撮るなら撮るって言ってよ」
「...これで、忘れないね」
「...そう...だね」
ちょっとしんみりさせちゃったかな、隣を見るとヘルタが船を漕いでいて限界がきたのか私の肩に頭を乗せて寝てしまった
「寝ちゃったね」
隣のなのと目を合わせるとなのも私の肩に頭を乗せて目を瞑り暫くすると、寝てしまった、部屋に運ぼうと思ったが2人に手を握られているので諦めて私も目を瞑る事にした
「...いい夢が...みれそう」