星ちゃんの暗殺教室   作:赤坂六梃

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開拓者の時間

 

私は手を出し、異空間からブローニャが使っていた武器を取り出した

 

「悪いけど、あんたと遊んでるヒマはないから...遊びなしでいくよ」

 

武器を構え柳沢に撃ち込んだ...これ使いやすいな

 

「ぐぁぁ!...なん...だと、なぜだ...ありえない!」

 

すると足元から木の根が生えてきて、飛び上がって避けると目の前には氷麗が迫ってきていたが今の私に怖いものはない

 

「姫子、カフカ!!使わせて貰うよ!!」

「なんだと!!?」

 

剣と銃を取り出し下の木を砕きながら姫子特性の武器が詰まったトランクで氷を砕くとカウンターを仕掛けるための武器を取り出す

 

「ブートヒル、あんたの武器も貸りるよ!」

 

弾を装填し素早く撃ち込んだが惜しくも氷の壁で防がれてしまうが、このぐらいは想定内だ、私は氷の壁にそのまま突っ込みぶっ壊した

 

「な...馬鹿な!」

「洞天幻化、長夢一覚...破!」

 

丹恒の使っていた武器を使い貫く...これ一度は言ってみたかった

倒れた柳沢は余程悔しいのか地面を叩きなの達の方を見ると、ニヤリと笑い走り出した

 

「なら人質を取ってやる!友達思いのお前は攻撃出来ないだろう!」

「取れるもんなら取ってみなよ」

 

もうあんたには1ミリも私の大切な人達に触れさせない

 

「スヴァローグ、カブ...よろしくね」

「なっ...ぎゅふあ!!」

 

間抜けな声を出し明後日の方向に吹き飛ばされたのを確認すると、念の為にみんなの元へ向かい無事を確認した

 

「ほ...星、これってスヴァローグとカブ!?てかなんで姫子や丹恒の武器まで使ってるの!?」

「2人ともみんなの事お願いね...あれ、ふたりで合ってる?」

 

なのの質問にはあとで答えるとして、今はあのでかい氷の剣の対処の方が優先かな

 

「クソガキがっ...死にやがれ!!」

「うわっ、雲璃の剣ちゃん重ッ...はあ、仕方ない」

 

剣をデカくして斬り合うつもりだったけど持てそうになかったので地面に突き刺して土台替わりに使い、目の前の氷の剣の方へ飛び移り真正面からぶち壊す事に決めた

 

「一発ド派手に行くよ!!」

 

靴のかかとで、摩擦をお越し火をつけ爆竹の様な物をぶつけヒビを入れた

 

「避けれるかな!!」

「なっ...どうなってやがる!?」

 

杖を出すと炎が空から降り注くと氷の剣を割りとあいつは叩き落とされるように落ちていく中、更におみまいしてあげる

 

「ガツンとくるヤツもあげるよ!」

 

だが、あまりにもしぶとすぎる...流石星核を2個も取り込んだだけの事はあるね

 

「クソッ!クソッが!!なぜだ!!なぜあんなガキ1人に!!」

「決まってるじゃん、私があんたより強い...それだけだよ」

「ふざけるなぁーーー!!」

 

こいつはヤキになったのか、さっきなの達を殺そうとしていた技を再び放とうとしている、しかもさっきとは大きさが違う、もし避けたら地球が滅ぶかもしれないぐらいの大きさだ

 

「地球ごと消し飛ばしてやる!!...消え失せろっ!!」

「ここは、私が育った大切な星なんだ...あんたなんかにぶっ壊させない!!」

 

迫り来る攻撃を刀で真っ二つにすると、上空にいるあいつを鞭で叩き落とす

 

「うがっ!」

「もう諦めてよ...あんたは私には勝てないよ」

「あきらめろだと...ふざけんじゃねぇよ!!」

 

どうやら言っても無駄らしい、まあわかってはいたけど

 

「どいつもこいつも邪魔してんくんじゃねえよ!!テメェらみたいなクズ供がぁ!!許さねえ...絶対に殺してやる!!俺はっ...俺はッ!!」

 

ヤケになった柳沢は無鉄砲に攻撃をしてくるが大したことはない

 

「あんたに引導を渡してあげるよ」

 

バットを取り出し力を込めて叫んだ

 

「ルールは...破るためにあるっ!!」

 

振りかぶり振り下ろすが氷の壁で塞がれそうになったが足元にハンマーを出し蹴り飛ばして砕いた

 

「はあああっ!!」

「や...やめろーー!!!」

 

叩きつけると心臓部に手を突っ込み星核を奪い返した

 

「これは今の人類の手には余るモノだから...壊すね」

 

手に持っていた星核をバットで粉々にしてやった、けど柳沢はとっくのとうに気絶していた

 

「命があるだけ、マシだよね」

 

聞こえてないだろう嘆きを吐くと衝撃が走って地面に頭を打ちつけた

 

「いった...役得だけど急に飛び付かないでよ」

「星、おかえり...」

「心配したんだからね!このぐらい安いもんでしょ!」

 

上体を起こすとみんなが私の周りに集まっていて、何か言いたげだったけどその前に渡さなきゃいけない物があったのでなのとヘルタをどかした

 

「感動の再会は後にしよう...殺せんせー、先生は人に戻りたい?」

「それは、どういう」

「いいから、戻りたいかそれともこのままあれに溶かされて死にたいからどっちがいい?」

 

今の私ならバリアをぶっ壊す事なんか容易いけど

 

「初めは死んでもいいと...思っていました、ですが私は生徒達の未来も見届けたいと思ってしまっています」

「それは、戻りたいって事だよね?」

 

それなら、とルアン・メェイから預かっていた物を差し出した

 

「...これは、殺せんせーの中にある反物質を無くす物...だって、私もざっくりとしか読んでないから詳しくはわからないけど」

「私がまた、人間に...」

「殺せんせー、よかったね...また人間に戻れるじゃん!」

「どうするの、早くしないとレーザー発射されちゃうよ?」

 

私は生きてほしいと思っている、その感情はみんなも同じだと思う

 

「ありがとう神穹さん...使わせていただきます」

 

時計の針が12を指した瞬間、レーザー砲の光が私達を包み込んだ

 





あと2話です、多分
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