嘗て英雄だった帰還者に英雄たれと求めるのは間違っているだろうか? 作:かかかか
「ユリシズ」
燃え盛る街の中。
嘗ての友は嘗てと同じ様に自分の名前を呼ぶ。
「ユリシズ」
追いつきたくて、追いかけて、追いかけて、漸く振り返る彼女が差し伸べる手を掴めたあの日の光景と、今崩れ落ちるオラリオの中で向かい合う彼女から手を差し出される光景。どちらが現実なのだろうか。
「ユリシズ。」
掴み取った手はあの頃よりも大きい筈なのに、手の中に感じる彼女の手はあの頃よりも小さくて。けれど手の中に感じる温かみはあの頃よりも冷たくて、か細くて。
「あぁ、ユリシズ。お前は本当にあの頃のままだな」
腕の中にある彼女から感じる命は、あの頃と比べ物にならないくらいに小さい。
「会いたかった。」
「触れ合いたかった。」
「だが、これが最後だ」
閉じられた瞼が開かれ覗く瞳は嘗てのまま。
恋した。愛した瞳のまま。
「他はどうでも良い。お前だけは私が殺そう」
「君だけは僕が殺す」
重ねた逢瀬が頭をよぎる。
重ねた想いが心を突き刺す。
けれど己の根源は曇らず、揺るがず、色褪せず。
「あぁユリシズ。お前は変わらない。あの頃のまま。私だけの英雄のままだな」
「……はっははは! ああっ! さよならだアルフィア! 」
鐘の音がする。
無力さも、後悔も、焦燥も、何もかもを掻き消して、ただあるがままを癒す鐘の音が聞こえる。
アテナファミリア 副団長
二つ名【ルーク】【聖域】【アテナの盾】
ステータス
ユリシズ・オーディ
Lv7
力:A893
耐久SSS1245
器用SS1015
敏捷S956
魔力S989
不変:B
魔道:E
対異常:D
聖盾:C
堅守:G
精癒:I
《魔法》
【いまは遥か理想の都(ロード・アテナイ)】
・階位魔法
・顕現魔法
スペルキー 顕現せよ
1
『それは全ての知恵、地上の叡智が集う我らが故郷。』
城壁の顕現
2
『大地を覆う文化の花。幾度焼かれ、幾度と枯れても咲き乱れる我らが栄華の花々を見よ』
城壁の強度増加 魔防の付与
城壁内に花畑の顕現 微回復 微魔力回復
3
『敷かれた道は文明の樹。無数に枝分かれ、育ち、天上を目指す我らが繁栄は其処に』
城壁の強度、魔防の強化
花畑の能力強化 対異常の付与追加
特定の城壁内の味方に効果集中可能
4
『築かれる家々は営みの証。実り熟れては種を残してまた芽吹き、幾重も連なる我らが歴史を知れ』
城壁の強度、魔防の強化
花畑の能力強化 対精神異常よ付与追加
特定した味方との共鳴
5
『静寂に浮かぶ幻想の丘。朽ち果て、風化し消えようが、変わらず誓いは此処にある。我が生涯こそが故郷の証明』
城壁の強度、魔防の強化
花畑の能力強化 基礎アビリティに微補正
竜種及び漆黒のモンスターへの特防
6
『破られた誓いに意味はなく。破られた罪に赦しはなく。最早我に救いはなく。ただここで断罪の刻を待つ事こそ我が贖罪』
第二階位以降の能力の一時凍結。
城壁内に隔離スペースの増設。
隔離スペース内においての基礎アビリティ以外の全ステータスの封印。
7
『燃え尽きた鐘楼。静寂の終わり。されど希望はこの手の中に。城壁は今も硬く、勝鬨は天上へと駆ける冷厳なる勝利を刻もう。』
第六回位における第二階位以降の能力の一時凍結を解除。
鐘楼の設置。敵の詠唱阻害
8
『縁が紡ぐ古と今。誰もが知り、誰もが知らぬその未来に祝福を。我らが歩んだ道筋を踏み越えその先へ進め』
城壁外へ能力の行使が可能に
9
『夢を見た。理想があった。されど幻想は現世を超えず、現世は非情に満ちて、今洛陽の時を告げる。そして未だ希望の剣は我がこの手の中に』
第八階位までの全てを破棄。
その全てを剣へと変換
10
『我が生涯、我が軌跡、我が業をご照覧あれ。愚かな咎人の大罪をご笑覧あれ。醒めた夢を、捨てた幻想を、諦めた理想を掲げて私は生き、私は活き、私は行き、私は逝く。』
自身の生命の犠牲にして、一時的に現実世界に本物の都市アテナイを召喚。
自身の死後、急速に風化して消滅する。
【熾天覆う七つの円環(ローアイアス)】
・7枚の花弁を召喚
・超短文魔法
・遠距離及び、槍系等への特防
【終焉を覆す木馬(トロイアイボス)】
・周囲10メートル以内の味方と自身を目標まで瞬間移動させる。
・移動後、自身の魔力及び周囲100メートル以内で展開された魔法を消滅させる。
・使用後使用者は24時間経過しなければ魔力はいかなる手段をもっても回復しない。
《スキル》
【情景追憶】シーナリーノスタルジァ
・潜在能力上限の向上
・原点を忘れる或いは諦めるまで効果持続
・思いの丈に比例して一時的なアビリティ補正
【女神の盾】アイギス
・対モンスター、対罪人、対悪、対漆黒時におけるアビリティ補正。
・盾装備時の戦闘においてのみ、一時的な神秘の発展アビリティの発現。
・盾装備時の戦闘においてのみ、一時的な魔防の発展アビリティの発現。
・盾及び防御技能の習熟が早まる。
【守護者】ガーディナー
・自動迎撃
・疲労に対する高補正
・体力と精神力の急速回復
・防衛時、全アビリティ能力補正(守る対象の数、度合いにより効果増幅)
【黒竜の怨鎖】エウロギア・スピリット
・他の呪詛に対する高い耐性の獲得。
・魔力使用時、使用量に比例した痛覚効果発生。
・黒竜との再会時にスキル消滅。
【英雄岐路】オデュッセイア
・受動的行動に対するチャージ実行権。
・開放時における全アビリティ能力補正。
・能力補正はチャージ時間に比例し、補正時間も比例する。
・チャージ中、味方の戦意を向上させる鐘の音が響く。
・開放後、味方の全アビリティに対する微補正(自身に対する補正に比例する)
故郷を黒竜に焼かれる光景が原点。故郷を守りたかった。家族を守りたい。
オラリオで英雄達に出会う。妹の為にと身を捧げる少女に惹かれる。
周囲の環境を変化させる魔法を買われて災厄討伐に同行が許可される。
【終焉を覆す木馬】で最強と最恐を黒竜の死角に送りこみ片腕をもぎ取る。黒竜に睨まれる。最強と最恐達によって1人死地から送り返される。
1ヶ月間眠りにつき、目が覚めた時にロキ、フレイヤ達が恩人達の家族を都市から追い出していると聞いてブチギレて両ファミリアに殴り込み、両ファミリアの本拠地を半壊させ、都市もついでに半壊させた。
アテナとナウシカの働きで鎮静化したものの、罰としてダンジョンへの立ち入りが禁止され、街の治安維持に注力させられる事になる。鬱になる。
アルフィア達が攻め込んでくる。原点を捨てられず、アルフィア達と敵対し討伐。その功績によって罰が解消される。アルフィアの魂が魂の中の故郷に住み着く。
鬱が狂になる。
とはいえ原点は捨てられない。
家族守る。故郷忘れない。
ロード・アテナイ=オリ主の人生。レベル上昇時に随時更新されていく。最終的に原点を捨てられないまま、でも現実も捨てられないまま、両方を大切にしながら自分という存在を捨てる。
ベル達の黒竜討伐時に、ベル達のピンチをベル達のため、地上のため、それと自分の原点の成就の為に、過去黒竜によって焼かれた故郷で黒竜の必殺技を完封する場面があったらいいな。
アテナファミリア団長
ナウシカ・アテナイ・リヨス・アールヴ
二つ名【槍姫】【女神の槍】ミネルバ
Lv7
力:B796
耐久:C674
器用:S990
敏捷:S906
魔力:S976
魔道E
精癒F
疾走F
直感E
先制G
聖槍I
《魔法》
【銀梟の冠】
知恵の鳥、叡智の冠、我は見た。我が来た。故に我は勝利を得た。
・召喚魔法
・最大3羽
・視界共有、魔力探知、気配遮断
【ニア・アイギス】
古の英傑。古の英雄譚。語り、伝え、残し、時代を跨ぐ下界の軌跡は今ここに繋がり奇跡を起こす。一時のもの、一時の代行を許されよ。我は女神の代行。否、我が身は女神の依代なれば。
・付与魔法(盾限定)
・石化属性と魔防、魔法障壁
【叡智の杖、裁きの矛】
神話の朗読。イメージテラフォーマ。引用はギリシア神話風味。
・攻撃魔法
・詠唱円環
・詠唱を中断しない限り魔法効果持続。
《スキル》
【叡智の王権】
・精神汚染無効。
・思考速度上昇
・記憶能力向上
【妖精王知】
・魔法効果増幅
・射程拡大
・詠唱量が多いほど消費魔力減少及び魔力微回復
・詠唱失敗時におけるリバウンド効果増大
【女神の槍】
・対モンスター、対罪人、対漆黒時におけるアビリティ補正。
・槍装備時の戦闘においてのみ、一時的な幸運の発展アビリティの発現。
・槍装備時の戦闘においてのみ、一時的な貫通の発展アビリティの発現。
・槍の習熟が早まる。
ユリシズ大好き。家族大好き。他は知らん。アルフィアをユリシズの魂から消し去りたい。
ダンまち。
ステイタスの設定が良いですよね。
こう、二次創作意欲が掻き立てられます。
とはいえ上の所までが限界でした。
下のはノリノリで考えたオリ主とヒロイン?のステイタスですね。楽しかったです。
オリの参考にしたのはオデュッセイアでお馴染みオデュッセウス。
口調が相手によってバラバラ。
家族と黒龍討伐以前に親しかった相手には少し幼い空元気風味。
それ以降の堕ちた英雄として扱われ出してからの知人には頼れる英雄風味。アルフィア相手で弱ってる時は情けない青年風味。
心の大部分が過去に引っ張られてるやばい奴。
魔法は何故かFGOの茄子さんとエミヤさんから頂きました。
ヒロインは人間版アテナみたいな感じですね。ユリシズ好きで、アルフィアに嫉妬。「死んでからもユリシズの中に居座るな! 」
アテナ様はダンまちにいるのか? と疑問でしたが取り敢えず男勝りなダメなバリキャリをイメージして書きました。原作にいたらすみません。
ベル君 性格よくわかりません。
アイズ 拗らせ幼女?
勇者 苦労人でしょ?
アールブ お母さん風味のお姉さん?
狼さん 描きやすいキャラ。取り敢えず噛ませ犬にしよう的な
ロキ 貧乳
エルフ給仕さん 割と好き。が、あんまり知りません。
巌の人 割と好き。とは言えよく知らん。
フレイヤ 全部お見通し系残念な美人。
椿 割と好き。こんな感じだろ多分。
ヘファイストス 男神のイメージが強すぎる逸話的に。
ヘスティア 僕っ子ロリ巨乳。紐。ツインテール。
腰巾着男神 名前がパッと出てきません。よく知りません。
その眷属 全然知りません。
ガネーシャの所の団長 もう名前も出てきません。真面目そう。
隻眼の黒竜さん。 片目ないし、翼と足は色々おかしくなるから腕もらいますね。隻眼隻腕の黒竜爆誕。
アルフィア 妹好きな病弱さん。キャラデザ好きでオリ主と絡ませました。後悔は無い。自他共に厳しいけど、根は優しそう。勝手なイメージです。
という感じで書きました。原作ファンの方が読まれていたらすみません。
ここまでお読みいただきありがとうございました。