世界の破壊者は青春の物語を繋ぐ   作:樺白

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Vol.1 対策委員会編 1章前半
#1 対策委員会へようこそ!


アロナ『おはようございます、先生!』

 

”ああ、気持ちのいい朝だ。”

 

アロナ『ここ数日間、シャーレに関する噂もたくさん広まってるみたいですし、他の生徒達から助けを求める手紙も届いています。』

 

アロナ『良い兆候です!私たちの活躍が始まるということですから!』

 

”そうだな、昨日のこの手紙とかな。”

 

アロナ『はい!ですがその手紙ちょっと不穏でして……。』

 

アロナ『これは先生に一度読んでももらった方が良いかなと。』

 

”わかった、読んでみよう。”

 

士は持っていた手紙を開封する。

 

 

 

連邦捜査部の先生へ

 

こんにちは。私はアビドス高等学校の奥空(おくそら)アヤネと申します。

 

今回どうしても先生にお願いしたいことがありまして、こうしてお手紙を書きました。

 

単刀直入に言いますと、今、私たちの学校は追い詰められています。

 

それも、地域の暴力組織によってです。

 

こうなってしまった事情は、かなり複雑ですが……。

 

どうやら、私たちの学校の校舎が狙われているようです。

 

今はどうにか食い止めていますが、そろそろ弾薬などの補給が底をついてしまいます……。

 

このままでは、暴力組織に学校を独占されてしまいそうな状況です。

 

それで、今回先生にお願いできればと思いました。

 

先生、どうか私たちの力になっていただけませんか?

 

 

 

”……だとよ?”

 

アロナ『うーん……アビドス高等学校ですか……。』

 

”何かあるのか?”

 

アロナ『昔はとても大きい自治区でしたけど、気候の変化で街が厳しい状況になっていると聞きました。』

 

アロナ『どれほど大きいかというと、街のど真ん中で道に迷って遭難する人がいるぐらいだそうです!』

 

”なんじゃそりゃ?”

 

アロナ『あはは、まさか、そんなことあるんでしょうか……?いくらなんでも街のど真ん中で遭難だなんて……。』

 

アロナ『さすがにちょっとした誇張だと思いますが……。』

 

アロナ『それより学校が暴力組織に攻撃されているなんて……ただ事ではなさそうですが……何があったんでしょうか?』

 

”……さあな、だが気になるな……そのアビドスとやら行ってみるか。”

 

アロナ『すぐに出発ですか!?さすが、大人の行動力!かしこまりました!すぐに出発しましょう!』

 

”さてと、その遭難すると言われるアビドス地区に行ってみるか……。”

 

 

 

自前のバイクを使いアビドス地区まで来た士だったが……。

 

”……なるほど、噂は本当だったか……どうやら俺は遭難したみたいだ。”

 

噂通りに遭難してしまったのだ。

 

アロナ『ホントに噂通りでしたねぇ……。』

 

”……いざとなれば空を飛べるからまあそこまで深刻ではないがな。”

 

アロナ『便利ですね~その仮面ライダー。』

 

アロナと話しながら再びバイクを乗ろうとした時。

 

バヒュンバヒュンッ!

 

アロナ『っ!?……先生!?』

 

”……っ!?”

 

発砲音が聞こえ、銃弾が士に当たる……っと思っていた。

 

ヒュンヒュンッ

 

”……なに!?”

 

士に当たる直前に銃弾の飛ぶ方向が変わり、士には命中しなかった。

 

「……っ!?」

 

”……これがお前の……。”

 

アロナ『そうです!これがアロナバリアです!!』

 

アロナ『私……スーパーアロナちゃんがいる限りほとんどの攻撃を防いで見せますよ!!』

 

”全て……とは言わないんだな……だがそれでも優秀なOSだ!”スッ

 

そう言いながらカードを取り出す。

 

”変身!”

 

変身の掛け声とともにカードをバックルに差し込む。

 

KAMEN RIDE

 

DECADE

 

音声が上がれるとともに姿がディケイドの姿に変わる。

 

”……お前は?”

 

士を襲ったのはカブトムシのような姿でアーマーが銀色で目が赤色のライダーだった。

 

”ヘラクス……だったな、ならこの姿よりこっちの方が良いか。”スッ

 

すぐさまカードを取り出し、バックルに差し込む。

 

KAMEN RIDE

 

THEBEE

 

士の姿が蜂のような姿でアーマーが金色の「仮面ライダーザビー『ライダーフォーム』」に変わる。

 

ヘラクス「……っ!」ダッ!

 

ザビーの姿になった瞬間ヘラクスが勢いよく襲い掛かる。

 

”本物とは少し違うぞ!”バシュバシュッ!

 

ライドブッカーをガンモードにし、ヘラクスに向けて発砲すす。

 

ヘラクス「ッ?!」ガンガンッ!

 

本来のザビーではしてこない攻撃に驚愕しビーム弾が当たる。

 

”ふっ!”ブンッ!

 

ヘラクス「……っ!」ガンッ!

 

ライドブッカーをソードモードに変形しヘラクスに攻撃するもヘラクスが持っている武器で防がれる。

 

ヘラクス「っ!」ブンッ!

 

”はっ!”サッ

 

斧のようなもので攻撃するも士はそれを躱す。

 

”ふんっ!はっ!!”ブンッブンッ!

 

ヘラクス「っ!?」ガンッガンッ!

 

斬撃の中に蹴りを混ぜながらヘラクスを圧倒する。

 

”はあ゛あ゛ぁ゛っ!!”ブンッ!

 

ヘラクス「っ!?」ドカッ!

 

ヘラクスは強烈な斬撃を食らい、背後へと吹っ飛ばされる。

 

ヘラクス「……っ!」バヒュンバヒュンッ!

 

”……っと。”サッ

 

吹っ飛びながらも斧のような武器を銃のように持ち方を変え、士に発砲するが、士はそれを回避する。

 

ヘラクス「っ……っ!」スッ

 

CLOCK UP

 

ヘラクスはベルトのスイッチを押しクロックアップを発動する。

 

ヘラクス「……。」ビュンッ!

 

”ぐっがっぐっ……!?”ガンキンカンッ!

 

クロックアップの速度に翻弄される。

 

”ちっ……こっちにもあるぜ!”スッ

 

カードを取り出し、バックルに差し込む。

 

ATTACK RIDE

 

CLOCK UP

 

”……ふっ。”ビュンッ!

 

お互いに超高速での戦いになる。

 

”ふっはっふんっ!!”ブンブンブンッ!

 

ヘラクス「っ!?」ガンキンカンッ!

 

ヘラクスに連続で斬撃をいれる。

 

ヘラクス「……っ!」カチャッ

 

RIDER BEAT

 

ヘラクス「……っ!」ブンッ!

 

ヘラクスは音声と共に電撃が走った武器で士に襲い掛かる。

 

”っは!”サッ!スッ!

 

士はヘラクスの渾身の一撃を躱しながら取り出したカードをバックルに投げ入れる。

 

FINAL ATTACK RIDE

 

THE THE THE THEBEE

 

音声と共に左腕から緑色の電撃が流れる。

 

”はあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ”ブンッ!

 

電撃が流れた腕でヘラクスの鳩尾を狙う。

 

ヘラクス「っ?!」ドスンッ!

 

隙が出来てしまったヘラクスはそれを躱すことが出来なかった。

 

ドカーンッ!

 

そのままヘラクスはその場で爆発する。

 

”……カードになったか。”

 

爆発が晴れるとそこにはカードが落ちていた。

 

”……これまで戦ったライダーより少しだけだが弱く感じたな……歴史の中で純粋な悪の変身者がいなかった影響か?”

 

ヘラクスのカードを拾いながらそう呟く。

 

”……さて、高校に向かうか。”

 

変身を解除にバイクに乗る。

 

「……確か爆発音がここから……!。」キキッー!

 

”……。”

 

自転車のような音が聞こえ、士の近くに止まる

 

「……?あなたがやったの?」

 

”少し襲われてな……安心しろ周りに被害は出ていないからな。”

 

爆発音を聞き駆け付けたのは、ロードバイクに乗り、マフラーを付けた銀髪で獣の耳が生えた少女だった。

 

”……?お前のそれって?”

 

士は、少女の胸ポケットあたりについていたものに目に入った。

 

「これ……?」

 

”アビドスって書いてるように見えるが……お前、もしかしてそこの生徒か?”

 

「うん。見た感じ、連邦生徒会から来た大人の人みたいだけど。」

 

”ああ最近来てな、それでお前の学校に用があってな。”

 

「……そっか。久しぶりのお客様だ。」

 

「それじゃあ、私が案内してあげる。すぐそこだから。」

 

”そうか……いい線はいってたんだな……頼む。”

 

”ん、ついて来て。”

 

士はバイクに乗り、少女の後をついて行った。

 

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