蛇王龍進化論~evolution theory~ 作:IF君
アイルー達との生活ー3日目。
(ふぁ~、朝?眠いなぁ)
原生林の大地に倒れた原因は疲労によるもの。その後、アイルー達にニトロタマゴダケをご馳走してもらい回復したアマデュラ。
それから自分の力について知ろうと、ずっと植物を操っていたのだ。
ちなみに一度暴走してアイルー達の家が、いや村が壊滅しかけたらしい。しかし、等の本人は疲労で倒れていて責めることはできず、寝顔を見ていたら怒りも収まってきたらしい。
そして力についてわかったことは、その場にある一定範囲の植物の成長を操る。使用すると疲労し、使いすぎると倒れる。
その事を確かめていたため、夜まで起きていて睡眠不足なアマデュラ。
(今日は何があるんだろう?)
と考えたとき
「おっはよーーうニャ!蛇ちゃん起きたかニャ?」
朝っぱらから元気なイースが飛び込んできた。ここはアマデュラが植物によって作った部屋。部屋はバリアフリーになっている。
(う、うるさい……前ここで一番うるさいのはリオ、って言ってたけどイースも相当……)
ちょっと勘違いが生じたアマデュラ。うるさいのは声の大きさじゃなくて……
「さて蛇ちゃん。今日も早速行くニャ!」
(またひっぱられるの……うわぁ!)
部屋の入り口から奥にいるアマデュラのところへ移動する時間は、僅か0.1秒。驚異的なスピード、アマデュラが防げないのも無理はない。
(は、はなしてぇ~)
「おはようニャ、リオ。今日は何に行くニャ?」
「相変わらず元気ニャ、今日はここ周辺のモンスター調査はどうだろう?」
(いっつもこんな調子なんだろうか?)
「OKニャ!」
(また決めるのが早い)
とここで大きなあくびを一発。
「蛇ちゃん眠いのかニャ?」
うなずくアマデュラ。なかなか意識が覚醒しない。
(……睡眠は大事だなぁ……)
なんとか意識を保ちながら村を出るアイルー一行&アマデュラ。今回はどんな出会いがあるだろうか。
~~~~~♪
「あれがジャギィニャ、群れで行動する小型モンスターニャ」
エリア5のツタが巻き付いた石柱の上からフィールドを観察するアマデュラ達。
「最近ここら辺でなぜか沸いているのニャ」
説明をしているのはイース。隣のアマデュラに、身振り手振りで一生懸命教えている。
「これは生態系が変わったのかもニャ」
(生態系?)
あからさまに首をかしげるアマデュラ。リオが出した問題をイースが解説。
「ここの原生林にいるモンスター達をくくったもの?かニャ」
(え、わからない……)
珍しくイースも困惑顔、困り果てている。
「まあ難しいことは気にするニャ!」
リオが助け船を出し、ここでおしまい。
「とりあえずあのジャギィの数を調べるのニャ」
(ん、わかった)
うなずいたのを確認して移動を開始する。
アイルー達は手際よく石柱を降りていく、対してアマデュラは……
(よいっしょっと、ひぃぃ~危ない)
心中どおり危なっかしい。
「大丈夫かニャ~?」
(もう無理です)
そこで足を踏み外し転落、いや落下。
(ぎゃあああ~)
「「う、ニャァ!!!!!!!」」
ドスーーーーン
……必然的に注がれる視線。
「「に、逃げるニャ~」」
(また走るの?)
「蛇ちゃん!あのへんな能力を使うニャ!」
(あ、忘れてた)
体に力をこめて集中する。胸殻が黄緑色に光はじめる。
(ん~~~~~~、今だ!)
たくさんのジャギィの中から一匹を草によってこかす。一番先頭のジャギィを倒したことによって、後ろに続くジャギィ達はドミノのように。
もちろん一列で並んでくるわけではないので、まだ向かってくるやつはいる。
(あとは……えいっ!)
突如現れる植物の壁。
それによってジャギィ達を閉じ込める。
「おお!すごいニャ。こののままやっつけ……」
とリオが言い終わらないうちに逃走を開始するアマデュラ。
「あれぇ!?逃げるのかニャ」
(もう無理だぁー逃げる!)
「「ま、待ってくれニャー」」
こうしてはじめての調査は失敗?に終わってしまったとさ。
その後のアマデュラ。
(疲れた、眠ろ)
何度こづいても朝までけして起きることはなかったと言う。
次回はどうしようかな?
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