心を閉ざした少年と心を読む少女   作:古明地こいしさん

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完全に自己満足なのでお気になさらず


1話

学校に着く。さっきからお腹が鳴って仕方がない

朝ごはんも用意されず親は僕の事を無視して本来使うはずのお金で遊びに出かけている

教室の扉を開けるとそこにはいつものクラスメイト達が

 

僕は無視して席に着こうと自分の机まで歩くがそこには椅子の足は折れ、机には落書きが

 

ここに居場所なんてない

 

そう思い外へ飛び出す

あぁ、神様。本当にいるならこんな人生無かったことにしてほしい

でも

そんなの無理な事だ

 

神様なんていないし夢も希望もない

 

「はぁっ、はぁっ」

 

クソっと心の中で悪態を着く

どうして僕がこんな目に?

誰も信じられない、家族...親も、先生も、クラスメイトも...

何か冷たいものが当たる...雨だ

今だけはこの雨が心地よく感じてしまう

 

ボーっと歩いて路地裏に入る

この際だ。家出でもしようかな

どうせ帰ってもご飯は無い

 

「うわっ!?」

 

転ける。痛い、転がりながらも考える

なんでこんなに転がってるんだ?と

 

「っ」

 

立ち上がるも片足が痛い。折れたのかな...死んだ方が楽かもしれない

生きてても生き地獄、これ以上耐えるのは嫌だ

ダメだ...痛くて...

 

そこで僕の視界が薄れていき....

 

 

 

???side

 

「♪」

 

少女がふわふわと飛んでいる。ここ、地霊殿前にて

いつものようにふらふらと外へ出る際に

 

「人間?」

 

彼女はその人間を見つけると直ぐに屋敷へ

 

 

 

 

sideout

 

「...あれ?」

 

僕...確かどこか知らない場所で倒れた気がするんだけど...

ベッドに横になった記憶は無い

誰かが運んでくれたのかな。でも僕なんかを運ぶ価値なんてないのに

 

「あぁ、起きていたんですね」

 

「女の子?」

 

見た目は僕より小さい。まぁ僕も中学1年で背は高い方じゃないから小さいとは言えた義理じゃないけど

 

「えっと...君が助けてくれたの?それとも君のお母さんとか?」

 

「...いえ、まずは自己紹介からしましょうか。私は古明地さとりと言います」

 

「あ、どうも。平井優です」

 

「優さんですか...本来なら聞かずとも済むのですが...なぜ傷だらけで倒れていたんですか?」

 

傷だらけ....確か転んで...

 

「さぁ...僕が覚えてる限りでは路地裏に入ったら足が滑って転げ落ちた...あれ?落ちた?階段とかじゃないのに...」

 

「やはり服装からそうとは思っていましたが外来人ですか」

 

「外来人?ここ、日本じゃないの?でも君」

 

「ええ、言葉は通じますよ?」

 

うーん、よく分からないけど...とりあえずお礼は言わないと

 

「助けてくれてありがとう。それじゃあ僕は出てくよ。迷惑だろうし」

 

痛みが響くけど堪えて立ち上がる

無理して彼女の方へ行って扉をくぐろうとすると

 

「待ってください。あなた、迷惑と考えていませんか?」

 

「...まぁ厄病神とも言われてたし、こんな僕がいつまでもいるわけにはいかないから」

 

そこでお腹の音が鳴る

顔が熱くなるのが分かる。恥ずかしい

とはいえご飯もまともに食べられてない身だ。仕方ない

 

「今食事を用意させますね」

 

「え?でも」

 

「人の好意は受け取るべきですよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さとりside

 

彼、平井優の心が読めなかった。外来人だからこいしのような能力ではない。ならこいしと同じで心を閉ざしているということかしら

何はともあれ口で聞くしかないわね

 

「お姉ちゃん!あの子、どうだった?」

 

「まだ生きてますよ。」

 

「ちょっと行ってくるね〜」

 

はぁ、あの子は全く...今ある材料で軽く作ればいいかしら

簡単なものを作ってお盆に乗せ彼の下へ行くと

 

「ねぇねぇ!お外はどんなとこだったの?」

 

「...あんまり思い出したくない...あっ、さとりさん。この子どうにかしてくださいよ。さっきからベタベタと大変なんですけど」

 

「こいし、怪我人なのだからそっとしてあげなさい。優さん。お食事です」

 

彼は出されたものを見てはいるものの手は動かさない。私の経験上、これは警戒からきてると判断できた

 

「毒など入れてませんから...はぁ...」

 

仕方がないと私が1口食べる。そしてお椀事彼に渡す

 

「これで毒が無いことは証明できたでしょう?食べて栄養付けてください。見たところ満足に食事を取ってなかったようですし」

 

やっと食べ始める優さん。彼はただ迷い込んだのか、それとも正規の方法でこちらに来たのか...今は時間はあるのでゆっくり聞き出すとしましょう...それにしても先程からチラチラと見ているのはやはり警戒されてるのでしょうね

 

「私は食器を片付けてきますので優さんはゆっくりと、安静にしていてくださいね」

 

「...はい」

 

まだ心は読めない。やはり心は閉ざしてるのね

 

「お燐、彼の介抱頼めるかしら?」

 

「分かりました...所で1ついいですか?」

 

「なに?」

 

「どうしてあの人間を助けたんですか?いくらこいし様が拾ってきたからって人間を助ける価値なんてないと思うんですけど」

 

「...さぁ、どうしてでしょうね」

 

私にも分からないことはある。彼は全くもってイレギュラー

この地霊殿で彼が生きていられるのも不思議なくらい

彼を追い出すのは簡単、だけどそうすれば彼は人を...生き物を信じなくなると

こいしもこいしだけれど彼も彼で困った存在ね

 

「問題は山積みね」




さりげなく関節キスしてる件について

ヒロイン必要?

  • 必要
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  • さとりとこいしで
  • さとりで
  • こいしで
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