魔法科高校でも俺の青春はまちがっている   作:Lチキ

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最近なんか迷走してるLチキです

このまま進んでいいのでしょうか?なんだか自分がなにしてるのか分からなくなりつつあります。もしよければこのまま進んでいいのか、悪いのか感想をお願いします(書き方、内容、キャラなど)

その他にも感想、ご意見、疑問点などありましたらどうぞ、答えられる物でしたらお返事します

















入学編22

放課後になり壬生先輩から話を聞け、それとなく司先輩について話を振るなどして部活での様子も知ることができた。リストバンドをしてる連中とも数人話ををして感じたことだが、どうやら彼らは魔法科高校について、もっと言えば一科生と二科生について含むところがある連中らしい

 

もちろん二科生のほとんどは思うところがあるんだろうが、こいつらの場合その態度が露骨すぎる。そこから導き出した結果どうやら壬生先輩もこいつらの仲間と言っていいだろう

ためしに

 

「俺も一科の連中に馬鹿にされて…」

 

 

「魔法が苦手だからって俺の全てが否定されるのはまちがっている」

 

 

などと言ってみたが、壬生先輩は結構な食いつきを見せた。同意にさらに自分の思う節なども聞けた。

 

魔法科高校に入る前から剣道では相当強いらしく、剣の腕に誇りを持っていたが、勝負を挑んだ相手に二科生というだけで手ひどくあしらわれたみたいな内容でそれから魔法科高校について思うところがあるらしい。

 

 

相変らず一科生は人間として問題があるな。

そこまで聞いた時、俺は一種のアクシデントに見舞われた。

 

 

「えっと、改めて先週はありがとうございました」

 

 

「あれは仕事でやったことですから」

 

 

それは毎度おなじみの司波兄こと司波 達也だ

壬生先輩は司波とも放課後話をする約束をしてたらしく、なぜか今俺とこいつは相席状態だ。

 

 

窓側のテラスにおかれた丸テーブルの一方に壬生先輩、その対面に司波、2人の真ん中が俺という座り方だ

 

 

「そちらは?」

 

 

「あ、彼は八君て言って、剣道部に興味があるみたいだから一緒にって思って」

 

 

「‥そうですか、どうも司波 達也です」

 

 

司波は俺の方をまじまじと見た後、一瞬鼻で笑いお辞儀をする。

こいつ、俺だってこと分かってるな

 

 

「ど、どうも八です…」

 

 

またも一瞬鼻で笑い壬生先輩に向き直る

事情を察したのか面白がってるのか分からんが、どうやら俺の正体をばらす気はないようだ。

ありがたいがなぜこうも、こいつに感謝の気持ちを持つのに拒否反応がでるのだろう。不思議だ

 

 

「それで彼が同席という事はお話の内容はもしかして、剣道部の勧誘ですか?」

 

 

「ええ、そのとうりよ。司波君剣道部に入りませんか?」

 

 

「せっかくですが、お断りします」

 

 

「…理由を聞かせてもらってもいい」

 

 

「逆に俺を誘う理由をお聞かせ願いたいです」

 

 

ため息を一つ吐き神妙な顔つきになり、先輩は話し始める

 

 

「魔法科高校では魔法の成績が最優先される。でも、それだけで全部決められるのはまちがってると思わない?」

 

 

壬生先輩の話す内容はまさに俺が知りたい情報の一つだ。

司波のほうを向くと、あいつもこちらの方を見ていたのでとりあえず頷いてみた。

特に意味はない

 

 

「続きをどうぞ」

 

 

「二科生は魔法実技の指導は受けられない、でも授業で差別されるのは仕方ない。私達に実力がないだけだから…魔法がうまく使えないからって私の剣まで侮られるのは耐えられない。無視されるのは我慢できない。魔法だけで私の全てを否定させはしない」

 

 

先輩の持つドリンクのプラスチック容器は音を立てる。もう片方の何も持っていない手を見ればどれだけ力が入ってるかが分かる。

 

 

「壬生先輩?」

 

 

険しい顔をして俯く先輩に対し司波は、声をかけた

すると先輩は、取り繕うように明るい声をだし話を続ける

 

 

「だから私達は、非魔法競技系のクラブで連帯することにしたの。今年中に部活連とは別の組織を作って、私達の考えを学校に伝えるつもり」

 

 

「魔法が私達の全てじゃないって…そのために司波君と八君にも協力してもらいたいの」

 

 

一通り話し終え先輩は息を整える。

 

つまりこういうことだ、二科生のなかで勇士を募りデモのようなものを起こす。

ある意味でこれは正しい方法だと言える。自分達の掲げる正義を組織に伝えるにこれ以上の方法はないだろう

それは多くの歴史が証明してる

 

 

だが、同時にこれは確実に間違った方法の一つだ

それに先輩の話には穴がいくつかある

 

 

まず、考えを伝えたうえでどうするかという問題だ。

授業の事は教師不足でどうしようもないし、本人もそこは自分たちの実力不足を認めている様子だし

 

 

部活関係で言えば、部費などだろう。だが司先輩を調べるついでに各部の部費についても調べてみた。なんでかって?なんかこういう金の話って面白いからだよ、文句あるか?

 

確かに魔法競技系の方が部費の支給額が多いが、これは魔法云々その部の功績の問題だ。

現に剣道部は大会入賞なども果たしているのでそれなりに多くもらっている。他の部も魔法競技系、非魔法系関係なく成果を上げてるとこには多く支給されている

 

 

後は、生徒間における差別問題だろうけど、そもそも学校はウィードとかブルームとかの差別用語を認めていないし、風紀員でも注意はしてる。

そうなると、後は個人個人の問題であり学校側がどうこうという事ではない

 

なんせ、学校の事は実質的には生徒会が仕切っているため、上は現状を把握してるかさえ怪しいしな。

 

それに生徒会長の七草先輩に風紀員の渡辺先輩、部活連の十文字先輩はこういう一科と二科との溝に思うところがあるだろうし、部活連や風紀員といった複数の人間が所属してるところではそういう偏見や差別をしないようにと言っているほどだ

 

後この2つの組織では二科生の生徒も所属しているため、表だってそういう事を言ったりしてる奴はいない

風紀員の方は今年から司波が入ったという事もあるが、俺の見る限りほかのメンバーと司波はそれなりに交友を持っているようだしなんなら俺より遥かに馴染んでる。

 

まあ、そもそも俺がボッチで風紀員でも渡辺先輩と司波くらいしかまともに話せてないんだけどな‥‥‥うん、この話は止そう

 

 

あ、そういや生徒会にはあいつが居たな。服部空気読めない副会長!こいつは渡辺先輩の制止も聞かず司波に対して差別用語を言ったんだったな…

 

そうなるとこの話で生徒会は随分立場が悪いな。唯でさえ役員は一科生のみという決まりがあるし、校則に乗っている以上、学校側が差別を助長しているという風にも見えなくもない

その上で服部のあからさまな差別意識が乗れば割とやばいかもな。

 

だがそれでも、実質的に差別をしていると思われる学校組織は3つの内の1つだけ

その他は、個人の問題であり学校は関与しておらず逆に風紀員などに指示して抑制を図ったとかなんとか言い訳されるのがオチだろう

 

 

デモなどの行為は声をつたえるとしては一番効果的な方法であるが、逆に何かの意見を通すには限りなく無駄だと言える。

 

特に国のお役人とかはそういうので動くとかまずしないだろう。それも歴史が証明してる

デモを行い成功した例は確かにあるがそれにデモ事態はあまり関係しておらず、ほかの政治的法律的な何かをやってる人がいるから成功したか、大声で言えないような何かが起こった場合のみだろう

 

デモのもっともな効果は世間に対するプロパガンダであり相手の組織、国に対しするのではなく民衆に向け行い、味方に付けることが目的といえる

 

つまり魔法科高校という組織に対してデモを行うという壬生先輩達の考えは言うだけなら正しい方法であり、実際にやるなら間違った方法だ

 

 

考え方に違いはあるだろうが、これが失敗するというのは司波も分かってるだろう。その証拠に笑みが見え隠れしてるぞ

 

 

 

 

「なるほど」

 

 

「馬鹿にするの?」

 

 

「そんなつもりはありません。自分の思い違いがおかしかっただけですよ。先輩の事を単なる剣道美少女と思っていたのですが、俺も見る目がない」

 

 

見る目の前に周りの目を気にしろよ。何いきなり口説いてんだよこのイケメン野郎が!つーかやるならせめて俺がいないとこでしろよ。さっきから一言もしゃべってないしいないも同然だけど、俺だっているんだぞ?

 

 

「美少女‥‥」

 

 

言われた壬生先輩は顔を赤らめ膝の上で両手をもじもじさせる

 

…まんざらでもないんですね。えーえー分かってますとも、イケメンに正面切って口説かれればうれしいですよね。

 

女性ですともその気持ちわかりますよ。いや、分からないけどさ

 

 

ちなみにもし俺が、同じことをした場合は

 

「え…何言ってんの?…やめてくれないそういうの……まじで」

 

みたいな感じになるな

で、次の日にはクラス中が知っていて卒業までずっとネタにされるんだよな

つーかこれは中学時代の実体験だった…

 

 

「壬生先輩」

 

 

「な、なに?」

 

 

「考えを伝えてそれからどうするつもりですか?」

 

 

司波の顔にはもう笑みが消え、いつも道理の感情がないような冷たい目で先輩を見やる

 

 

「え…」

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