魔法科高校でも俺の青春はまちがっている   作:Lチキ

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入学編4

なんやかんやあったがこの魔法科高校を3年間、平和にすごし今日は卒業式だ!

 

いやーほんと色々な事があったな~考え深いものだ・・・結局俺はボッチのままダッタナー

 

 

「いい加減に諦めたらどうなんですか」

 

 

「僕たちは彼女に相談することが、あるんだ!」

 

 

「そうよ少し時間を借りるだけなんだから!」

 

 

まあ、そんな訳もなく今は入学2日目で、昼の騒動があった日の放課後だ

 

授業が終わり、いざ帰ろうーと、意気込んでいたが例により雫たちから一緒に帰ろうと誘われる。もうこれ相手が、俺じゃなかったら勘違いして告って振られて入学2日目で不登校になるレベルだ。

 

 

つーか振られちゃうのかよ・・・自分ながら卑屈だな、おい

 

光井は司波妹の追っかけで、妹は兄とその友達と帰ろうとしてそこに森本達が昼の時みたいに突っ込んでいき、

俺と雫はやや離れたとこから静観していた。

 

 

いやだって俺達、とくに俺なんてこの騒動に関わってねーし。

 

 

図で表すと憧れのクラスメイトを追っかけてるクラスメイトとその友達のただのクラスメイト ←ここが俺である

 

 

うん、遠いな。遠すぎて普通に赤の他人だなこれ

これはもう知らぬ存ぜぬで早々に帰っていいだろ俺。だが、

 

隣にいるこの追っかけの友達こと雫さんがなぜか、制服の裾をちょこんっと、もっていて動けないのである。

 

ちなみにこのちょこんっっていうのがポイントである

 

 

「おい、何もってんだよ」

 

 

「八幡が一人だけ逃げようとしてたから、捕まえてた」

 

 

「別ににげねーから。とりあえず離せ」

 

 

何なのこの子?出会って2日の女の子が俺の思考をトレースしてる!?

なんかラノベのタイトルにありそうだな

 

 

「とにかく深雪さんはお兄さんと一緒に帰ろうって言っているんです。何の権利があって2人の中を裂こうというんですか!」

 

 

おとなし系の柴田も語調が上がり、一科生に対し抗議に出る

 

これはまずいな。こういう場合関係者の中には冷静でなおかつ気が高ぶってる連中を止める役が必要だ。それがなかったら周りもどんどんヒートアップしてくる

 

 

あのグループの中でその役目は司波兄と柴田2人だろう。でも、今柴田は止める側にいない

。司馬兄は妹の前に出て、とりあえず様子見ってところか・・・?

つーか妹の方、柴田の言葉で顔を赤らめるなよ。ブラコンかよ・・・ブラコンだな

 

 

つか、司波のグループと森本達は言いあいの末なにやら不穏な空気になってきやがった…

 

なにこれ、なんで俺こんなとこいんの?

光井もなんかどうしたらいいかわからず、戸惑いの表情を浮かべてるし

 

 

「これは1-Aの問題だ!ウィードごときが僕たちブルームに口出しするな!!」

 

 

うっわ…なにあれ、同じ1年でどうしてあそこまで差別意識が強いわけ?

つーかごときとか何様なの?金持ちなのエリートなの

 

これだから金持ちでエリートなやつは扱いに困る

 

金持ちではないにしても、入試3位でたしか男の中じゃトップの成績の俺もエリートってい名乗っていいかな。いいよね?

 

 

「…同じ新入生じゃないですか‥貴方達ブルームが今の時点でどれだけすぐれてるというんですか!!」

 

 

 

肩をやや震えさせ、それでも目前の一科生に向かい柴田は言い放つ。

その顔には強い意志を感じられ、もうこれは冷静になるとか周りを止めるとかは無理だろう。しかし、それは彼女の確固たる意志のもと、言われた言葉であり

 

森本達の言うウィードとブルームなどという、ただの優越感におぼれた愚か者共の言葉とは重みが違う

 

 

森本は一瞬顔をしかめさせ、すぐ後に歪な笑みを浮かべる

 

 

「どれだけ優れているか知りたいか?」

 

 

「おもしれい、ぜひとも教えてもらおうじゃねーか」

 

 

その言葉に反応したのは、レオは足を肩幅に広げ、飛び出す準備を整える。それとその後ろでエリカも黒い棒状のものを取りだし、臨戦態勢を整える

 

周りにいる一科生も、距離を置き2人が戦うリングを形成すし

 

森本は懐から銃型のCADを取りだし、レオに向かう

 

 

「これが…」

 

「才能の差だ!」

 

 

森本の周りにサイオン波が出現し、それを合図にけたたましい雄叫びと共にレオが一直線に突っ込んでくる。

 

 

「うおおおおお!!」

 

 

「やめろつの」

 

 

俺は、森本の後ろ斜めに移動しひざ裏を蹴りぬく。

 

要はひざカックンと同じで、いきなりの事で対応できなかった森本はバランスを崩しその場で尻もちをつく形で倒れてしまう。

発動しようとしていた魔法も術者異状事態により消える

 

 

「な!?」

 

 

「うお!?」

 

 

両手を地面につき座る形になっている森本といきなりの乱入者に驚き、急ブレーキをかけたレオは素っ頓狂な声を上げる。

 

 

始めは何が起こったかわからない様子の森本は、次第に自分の状態と後ろにいる俺を見つけ状況を理解したらしく、怒りに満ちた顔で俺を睨みつける。

 

 

「貴様!何の真似だ!!」

 

 

急いで立ち上がり、怒鳴り声をあげる。つか貴様って…

こいつは一体いつの時代の人間だよ。つか何様の人間だよ

 

 

「はあ…何のつもりは、こっちのセリフだ。この馬鹿が」

 

 

「なっ!?なんだと!」

 

 

「お前いま自分が何しようとしたかわかってんのか?」

 

 

俺の声は低く、ジトリと森本の目を睨む

その目を見た森本は、一瞬背筋が凍りつき勢いもそがれ

逆に冷静さを取り戻しつつあった

 

 

「自衛目的以外の魔法の使用。それも今のは確実に対人向けだったよな?」

 

「校則違反どころか、完全に犯罪だ」

 

それを聞いた森本の目は見開き言葉を詰まらせる

冷静さを取り戻し、今の状況を確認する。頭に血が上って完全に我を忘れていた

 

相手がウィードだからと、自分の自尊心が傷ついたからと、自分は今攻撃魔法を放とうとしていた。

 

 

「仮に俺が止めなくて、レオに魔法が当たってたら」

 

 

追い打ちをかけるように八幡は言う

真剣な眼差しで森本を見、一つ一つの言葉を丁寧に

 

 

「お前つーかおまえんち、どう責任とるつもりだ?」

 

 

「っ!」

 

 

森本の顔は完全に青くなりその目には、先ほどまでの余裕も怒りもなくただただ、自分の軽はずみな行動を顧みる。

 

もちろんある程度、加減をした魔法を選んだつもりだった。でも、加減したと言い魔法とは兵器に分類される力だ。

 

その取扱いや所有するものに対する責任も重大なものである。

森崎の本家に連なる自分ももちろんのこと、その責任は本家にも関わり、むしろ本家に連なる自分がしてしまった今回の失態は

 

稼業としてボディーガードをしてる森崎家の威信を失墜させるものにほかならない。

 

冷静に考えれば考えるほど自分はなんということをしてしまったのだという自己嫌悪に陥る。

 

どうすればいいかの答えも出ず言いよどむしかできなかった

 

 

そんな時、幸か不幸か少し遠くから声が聞こえる。

 

 

「貴方達何をしているの」

 

 

その声の主は、七草生徒会長だ。しかしその顔は入試の時にスピーチをしていた凛とした優しいものではない

 

 

「風紀員長の渡辺 摩利だ。事情を聴きます皆ついてきなさい」

 

 

さらにその隣にいるのは風紀委員長だ。この時森崎は、思考が止まり

そんな中一言だけ思い浮かんだ言葉があった

 

 

終わった‥‥

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