まあGone Angelsでも聴きながら見てってよ。
アニマンの黒沈ホシノで作ったアビドス編序章です。
続きは誰か書いてくださいお願いします!
消えた天使の為に目につく者全てに怨嗟をぶつけるホシノかわいいね。
復讐の為に手も思想も薄汚い大人のようになっていくのかわいいね。
この先に進めたとしても過去の罪と犠牲で戻れなくなってるのかわいいね。
慣れない気配に目が冷める。寝覚めは最悪だ。
対策委員会の部室に入ると一目で大人だとわかる容姿の人間が椅子に座って居た。思わず銃を構えそうになるが感情を抑えてみんなに挨拶をする。
「うへぇ〜…みんなおはよ〜。ソレはなんなのかな〜?」
「学校に来る途中で拾った。行き倒れ」
冷えた感情で後輩が拾ってきたソレを見つめる。砂で汚れたスーツを着た人間。砂漠で行き倒れて居たらしいがそのまま放置してアビドスの肥やしにしてくれた方がマシだったのに…
「コラ、シロコちゃん!うちに大人を飼う余裕なんてないのよ!元いた場所に戻してきなさい!」
「変な冗談を言わないでホシノ先輩…この人はシャーレって所の顧問先生らしいわよ?」
薄汚いソレを極力視界に収めないように努める。冗談めかした言い方をしたが本気で元いた場所に返してきて欲しい。
「それで…シャーレの先生だっけ?なんで今になって連邦生徒会の人間がアビドスに来たの?」
「えっと…私が支援を要請したからです」
どうやらアヤネちゃんが独断で支援を要請したらしい。それに関しては問題ないが、何故よりによって大人なんかがここに来たのか。
「ふ〜ん?で、なんの役に立つのさ?砂漠で行き倒れるような大人がさ」
自分でも解る程に言葉から悪意が滲み出ている。これではアヤネちゃんが萎縮してしまうというのに、込み上げる感情が相手を突き放すような言い方にさせる。
「そ、それは…」
「私は物資を届けに来たんだよ」
黙れ、お前には聞いてない。なんて言葉が口から零れ落ちそうになる。今は後輩の前なんだから耐えなくちゃいけない。
「う〜ん?物資は私が『回収』してるんだけどなぁ…何か足りないものがあったら言ってくれれば良かったのに〜」
「すみません、ホシノ先輩…相談も無しに動いてしまって…」
「アヤネちゃんは私に相談してくれたんですよ〜。最近話題の『シャーレ』って所の顧問の先生らしいです!」
ノノミちゃんが許可を出したらしい。でも大人が来るとは思ってなかった様子だ。この子達に悪気なんて物が有る筈も無いだろうしこの事は事故だと思っておこう。ただ『その時』まで耐えれば良いだけ。
「へえ、じゃあ物資を置いたら帰るんだよね?」
「まあ…そうなるかな?」
それなら長期間滞在するなんて事にはならないだろう。どうせ砂漠で行き倒れるような奴なら私の用も楽に済ませられる。
「じゃ、物資は有り難く受け取っておくよ〜。アヤネちゃんとノノミちゃんは次からは事後報告でも良いから教えてね〜」
「はい、お騒がせしました…」
「確かに報連相は大事ですからね☆次からは気をつけます〜」
これにて一件落着、あとは物資を受け取って先生を見送るだけ…そう思っていた矢先に外から銃声が聞こえてくる。あいつらも懲りないね、物資もそう潤沢でも無いだろうに。
「またヘルメット団か〜、さっさと片付けてくるね〜」
部室に置いていた盾と銃を持って窓から飛び降りる。どうせ雑兵、そう手間もかからずに終わらせられるだろう。
「あ、ホシノ先輩!まったく、いっつも真っ先に飛び出すんだから!」
「私たちも出ましょう!」
「アヤネ、いつも通り支援をよろしくね」
「は、はい!」
私が最前線に突っ込んで撹乱、後は皆がアヤネちゃんの支援を受けながら散り散りになった敵を各個撃破する。これが一番早く終わる。
『私が指揮をするよ!』
「いらない」
インカムから聞こえてきた声に反射的に返してしまう。コイツらはいつも私達より自分の方が上だと考えているんだ。虫唾が走る。
「私達には私達のやり方があるんだよ〜。ま、そこでのんびり観戦してなよ〜」
見せ物でも無いが口を出されるよりはマシだ。大人は大人らしく黙って椅子を温めていれば良い。
「それじゃ…一応聞くけど踵を返して帰るつもりは?」
「あるわけねえだろ!お前らこそさっさと降伏するのが身の為だぞ!」
黙って帰ってくれれば楽だったんだけどな〜。それなら最初から来るなって話だけどね。
「それじゃすごく痛い目にあって貰っちゃおうかな〜?」
「相手は一人だ!囲んで叩っ!?」
相手の口上なんて聞く必要もない。先頭にいた相手に速攻で近づいてシールドバッシュを浴びせる。
「う、撃て!撃て…」
あらかじめ転がしておいたグレネードで敵の一角を爆破する。これでまた少し敵が怯む。自分のショットガンは盾に取り付けておいて最初に伸した敵のサブマシンガンで敵を攻撃する。
「クソッ!なんでもアリかコイツ!?」
「喋ってないでとにかく撃て!相手は一人なんだぞ!」
『ホシノ!突出しすぎだ!』
インカムから聞こえて来た雑音は無視する。サブマシンガンを撃ち切ったら投げ捨て、もう一度敵の前線にグレネードを転がしてからショットガンに持ち替える。
「グレネード!引け!伏せろ!」
「いいねぇ、その判断は間違ってはいないよ〜」
グレネードの破片を盾で受けながら敵の至近距離に突っ込む。シールドバッシュと体術や銃撃、時々グレネードを織り交ぜながら敵を撹乱していく。
「そろそろかなぁ?」
ノノミちゃんがマシンガンを構えるのを確認して射線から退避し、それと同時に弾丸の嵐が敵を薙ぎ倒していく。
「よーし、後は残党の殲滅ね!行くわよシロコ先輩!」
「うん、早く終わらせよう」
後は優秀な後輩達が仕上げてくれるだろう。気絶しているヘルメット団からスカベンジャーの如く銃弾やグレネードを回収していく。一年の時に身につけた技術は今でも役に立っている。
「思ったよりグレネード持って来てるね〜。有り難く頂いていくよ〜」
アサルトライフルの弾やショットガンの弾は簡単に手に入るが、ノノミちゃんのミニガンの弾は大物取りをしないとなかなか手に入らない。まああの子は弾が少なくなったら自腹で補給出来るんだけどね。
「またホシノ先輩が死体漁りしてる」
「死体漁りって言うのやめてよシロコ先輩…まあどこからどう見てもそうとしか見えないけど」
「いざって時に役に立つスキルだよ〜?皆も覚えた方がいいって〜」
「台車持って来ましたよ〜」
ノノミちゃんは既に物資漁りに慣れている。最近は弾が比較的手に入りやすいライトマシンガンをサブ武器として持とうか考えているらしい。
「これがおじさんの知恵袋、倹約術だよ〜」
「これって普通に略奪よね?」
「失礼な、ただ敵が反撃できないように武装を回収しているだけだよ〜」
物は言いようだ。実際こうしておけば敵はどう足掻いても今回は帰るしかなくなる。それに弾代も積もれば無視できない負担になるから、そう言う意味では倹約術と言えなくもない。
「じゃ、戻ろうか〜」
「うん」
「…私も覚えた方が良いのかしら、死体漁り」
「焦らず一つづつ覚えていけば良いんですよセリカちゃん☆」
「どちらかと言うと覚えたくないんだけどね、はしたないし…」
学校に戻るとアイツがなにやら難しい顔をして立ってた。どうせ私の戦闘方法に文句があるとかそんな所だろう。今から御高説でも垂れるのだろうか。
「ホシノ、怪我はないかい?」
「そんな下手は打たないし、怪我するほどの相手でも無かったよ〜」
「…そうか、それならいいんだ」
なんなんだコイツ、言いたい事があるならはっきり言えば良いのに。聞く気はないけど。
「まあまあ、先生の気持ちもわかりますよ〜。初めてホシノ先輩の戦い方を見たらびっくりしちゃいますもんね!」
「うん、まさに一騎当千。かっこいいよね」
「私たちが援護しなくてもあの程度の相手ならホシノ先輩一人で倒せるしね…」
「でも手伝ってくれた方が早く終わるからすごく助かってるんだよ〜?いつもいつもすまないねぇ〜」
ショットガンばかり使うよりは複数の武器でバランスよく戦った方が良いし、何よりも負担が少なくて済む。助かっているのは本当だ。
「それじゃ、この後どうしよっか」
「また拠点潰しする?」
「最近は襲撃が多いから近くにありそうね…アヤネ〜、見つけられそう?」
「ちょうどヘルメット団が目覚め始めましたね。ドローンで追跡してみます」
「お願いしますアヤネちゃん☆じゃあ私たちは回収した物資を整理しましょうか!」
回収したマガジンの破損やグレネードの状態を確認する。これをしておかないといざという時に給弾不良を起こしたり不発だったりするから。
「そのついでに拠点潰しの後の事も考えよっか」
「ふふ〜ん、今回はいい方法を見つけたのよ!」
「ん、いくら取られたの?」
セリカちゃんは騙されやすい所があるからこまめに話を聞いてあげないと。今回もまたゴミに躓いてしまったようだ、後で掃除しにいくとしよう。
さて、一階の回収品を整理する前に…
「あ〜…先生はこの後どうするの?」
「そうだね…もう少しだけここに居てもいいかな?帰るにはちょっと遅いしね」
予想はしていた、していたが気分は良くない。一刻も早く私の前から消えて欲しい。そんな感情もできる限り押し込めて返事をする。
「おっけ〜い、何かするなら私に教えてね〜」
「わかったよ、ホシノ」
勝手にうろちょろしないように予め釘を刺す。もし断りなく変な行動を起こしたら速攻で無力化する。常に目を光らせなければならない。
「それじゃ行こっか〜」
「は〜い!」
「拠点が見つかったらすぐに教えてね」
「頑張ってね、アヤネ」
「はい、任せてください!」
さて、今後の予定を詰めなきゃ。明日明後日は忙しくなりそうだね。
続きは誰か書いてくれ…頼む…