皇帝の友達   作:零課

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 今回友達の方で、イラストをいただけました。ありがとナス!


 ハジケリスト世代だろ! の   ウマ娘エピソード 6 祝福への旅路を のワンシーンにいいかも。背景の一部が超神田寿司じゃないのは申し訳ナイス!


 
【挿絵表示】



次世代かあ

 「牝馬の時代なるか! 雷鳴少女を超えるメジロの至宝登場」

 

 

 「シンザン産駒の勢いはどこまで? ミホシンザンとサンダーレディの強さとは。やー。レディも衰えを知らないのもあって、挑まれる立場になりましたね先生」

 

 

 「サラ系だのなんだのという下げ気味の下馬評もない。嬉しい話だよ。しかし~・・・牝馬は弱いと言われていたのにまたすごい子が出てきたねえ」

 

 

 梅雨に入るかなというこの時期。日本競馬もクラシックシーズンが幕を開ければ、まーでてくるでてくる。私のようなにわかですら名前を知る名馬たちが。

 

 

 特に今の時代、すでにマルゼンスキーとパーソロンが流行りの時期なのにシンザン系の血筋が今も元気に活躍ということで、なんか新旧競馬ファンでの議論もすごいとか?

 

 

 『写真でも綺麗だなーラモーヌさん。いやーさすがぁ』

 

 

 「名門牧場メジロ家が至宝とすでにいうほどの名馬。レディちゃんも気になる?」

 

 

 あ、私も見やすいように移動してくれてありがとう平野さん。ほへーきれー。む・・・私のことをなんか悪く書いているわね。

 

 

 「レディちゃんもこれからは改めて先輩校入り交じる中で戦う。世間じゃあ、あのメジロの至宝こそが日本競馬最強牝馬というが、私達はレディこそが最強だと思う。それを示すことが、調教師。血統だけじゃない。君の武器はそれ以外もたくさんだからね」

 

 

 「そうです先生! パーソロンを導入してくれたメジロですが勝負では遠慮も容赦もない。海外遠征もこなして牡馬たちもなぎ倒しているレディにラモーヌが届くかはまだまだ未知数ですぞ!」

 

 

 「牝馬は牡馬に腰が引けちゃうかもだからね。レディちゃんは全身肝っ玉。趙子龍みたいな度胸だから、その強さはどこでも行けるのがいい。ふふふ。いいこだ。キウイをあげよう」

 

 

 つまり私の印象って男勝り? もしくは野武士? 一応厩舎では一番おとなしいはずなんだけど。あ、先生ありがとう! うーん・・・・・・みずみずしい! 甘い、酸っぱい。最高♡ あー・・・ちべたい。美味しい。

 

 

 『ありがとう先生! 今の時代ってこんな新鮮なキウイって珍しいね』

 

 

 「ん? ああ、これはファンからの差し入れでね。天皇賞の健闘をみて、デパートで買ってきてくれたようだよ。いやー・・・いいねえ。キウイ。紅茶に入れても美味しいかな?」

 

 

 「先生、最近はお茶にハマっていますねえ。今度美味しいお水を教えますよ。お馬さんにご褒美であげる水を研究していたらメーカーでもいいものがありまして」

 

 

 「ふむ。それはいいな。私の家内も喜ぶよ。じゃーそのお茶をより美味しく味わうために汗をかこうか」

 

 

 「ですね。じゃ、レディちゃん。お兄さんと調教に行こっか」

 

 

 『はーい』

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 『おおーこのライダーマスクみたいなブリンカーいいね! 走りやすーい』

 

 

 今日はダートの練習で思い切りエンヤコラ。パワーを付ける。というのもあるけど、新しい道具。最新のブリンカーを着けての練習だけどまーいいもの。砂が目に入らない! 走りやすい! 前はけっこう大変だったけど、これはいい! 強い日差しも気にならないし。

 

 

 「うんうん。これはいいね。レディちゃんのためにアメリカから取り寄せた甲斐がある」

 

 

 「レディちゃんのまくり逃げだと、どうしても後ろから追い込む分、他馬の蹴り上げる砂埃がめに入って充血、角膜炎が心配でしたからねえ。これなら、安心でしょうか」

 

 

 「日本の中でもちゃんと使用OKのものだし、今後ダートでのレースにはこれを使おう。レディちゃんもるんるんで走っているし」

 

 

 『実際すごく走りやすい。ありがとう土御門先生! 前は結構よく目を洗ってもらったものねえ』

 

 

 併走を終えて、シャワーで冷却をしてから先生の前でお辞儀。いやー。流石に目に大きな砂が入って、その怪我でレースプラン変更。は嫌だしね。よかったー

 

 

 でも、ダートの練習。坂路はしないけど重さを増やしての練習。次は土の方にいくのかなあ。

 

 

 「ところで、先生。次は芝の方もちゃんと登録していますがダートに?」

 

 

 「いやまあ、ルドルフ相手には勝てるかまだ不明だし牝馬相手ならいけるが血統としてもダートにも活路を出したほうがいいのかなと。・・・・・・このおしりを見ていたらそっちもいいよねと」

 

 

 そう言って土御門先生は腰を撫でる。ちょ!?

 

 

 「ああー見事なベコケツ。牛のようなお尻ですものねえ。パワーもある。胸筋もバッキバキ」

 

 

 『こら! たしかに私は馬だけど!』

 

 

 女の子に対して牛みたいなケツとは失礼じゃないの!? もー!

 

 

 「クリフジを思い出す。彼女もベコケツだぁ・・・と言われていたからねえ。しっかり鍛えていかないとだ。そして、そのパワーとタフさを鍛えてから、どーにも、海外にまた出る用意をしないとだなあ。セレアさんもなにか考えているようで」

 

 

 「ダートのレース。となると、宝塚記念は今回は見送ってダート・・・帝王賞?」

 

 

 「その通り。そのほうが休めるし、調整もできる。すでに実績は春の遠征でたっぷり。休養も挟みつついこう」

 

 

 かなり優しいローテ。春のドサ回り海外ローテに比べると優しいなあ・・・・・・助かる~そうなら、私も食事はいつもより少し少なめで、ジリジリ肉をつけつつの調整になるのかな。水、多めにもらえるといいけど・・・すでに暑いし。

 

 

 あと、ベコケツ扱いはやめてね? デカケツ扱いとか春日部のとある主婦を思い出すから!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「と、言う具合でして。レディの遠征の結果がうまく行けば競馬界にもすこーし。良い結果が生み出せるかもなのです」

 

 

 「なるほど・・・いやいや、セレアさんの行動にはきっとメジロ、シンボリも感謝するはずです。そして、いつもありがとうございます」

 

 

 「いえいえ。ふふ。私もこの国、競馬、馬が大好きですもの。レディの力ならきっといいことになるはずですわ。ね。レディ?」

 

 

 今日はセレアさんが、旦那の忍さんの付き添いついでにここに来てくれました。で、土御門先生にお酒を渡してなにか話していたけど、私は練習後で眠かったので、うん。あんま何を言っていたのかわかんにゃい。

 

 

 私の遠征?? セレアさん。先生にもローテ。基本ちょこちょこ刻みで教えるから。私はマージでわからないのよね。今年はどこに行くんだろ。アメリカ? 欧州? しかもそれがあの名門牧場に影響? なんのこっちゃ??

 

 

 あ、みかんはいただきます。うーん。うまい! 筋まできれいにとってツルッツルの、氷水に浸したいいものだぁ・・・

 

 

 「レディちゃんはサラ系。だけどシンザンと、日本の星の牝系をついでいる。今の時代だとなおさらに古いけど、それに抗う。いえ。見直されていくことがきっと未来に繋がるわ。ふふ。だから今は美味しいおやつを。はい。おかわりよ♪」

 

 

 そういってセレアさんは2つめの冷たいみかんを。いただきまーす。うまーい♪ 梅雨時のジメジメには嬉しいこの旨味と冷たさ!

 

 

 『よくわからないけど、ちゃんとレースで結果を出してセレアさんにお金を入れないとね。私も頑張るよぉ』

 

 

 「うんうん。気合ばっちりね。あ、先生。ブリンカーのお代と、予備の代金も置いておくので良ければ予備もお願いしますね。レディのための出費ですし私の方からも出さねばなので。では」

 

 

 「え。ちょ。セレアさん!? 待ってください。もらいすぎです~!」

 

 

 封筒が立ちそうなくらいの金が入ったそれをポンと先生に渡してしれっと帰るセレアさん。・・・・・・やっぱ、馬主さんって稼いでいるのねえ。セレアさん。副業がトレーダーだっけ? まあ・・・それで厩舎の設備とか他のお馬さんにお金を入れればいいんじゃない?

 

 

 土御門先生が困惑しつつセレアさんを捕まえきれずに戻ってきて、とりあえず厩務員への臨時ボーナスに一部は当てるとのこと。まあ・・・普段から大金動かしたり扱っているけど、こんな形でもらうのは流石に予想外かあ。先生。ファイト?




 改めて凄い世代。この頃はマルゼン、パーソロン系列、ノーザンが流行って、ライアンとかマックイーンの時代にはトニービンとかが流行り、かと思えばすぐにサンデー。本当に競馬の血統の流行の変遷ってすごい。
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