一人目 なんかそのへんに居たカキツバタ
カキツバタ「ゼイユについて?」
オモダカ「えぇ、彼女についてあなたの所感を教えてください」
カキツバタ「そんくらいだったらいいぜぃ。んーとな、言動のアクの強さで隠れがちだけどアレで結構真面目だな」
オモダカ「真面目。」
カキツバタ「そうそう、授業ノートとかめっちゃキレイだねぃ、よく写させて貰うんだけど、黒板とか教科書そのまんまみたいなネリネと違って、要点と補足と自分なりの解釈・考え方とかが書いてあっていっちばんわかりやすい」
オモダカ「ふむふむ、理論を自分なりに噛み砕いて身につけられるタイプ、と」
カキツバタ「だから、実質的な強さは四天王クラスだねぃ。本人にリーグ勝ち上がる気があんまり無いのと、特定のタイプに拘った育成をしてるわけじゃないのとで上位ランカーに留まってるけどねぃ」
アオイ「確かに、あんまり特定タイプのイメージ無いかも……グラエナとモルペコとズルズキン使ってるからあくタイプとか?」
オモダカ「なるほどなるほど。ダブルではある程度タイプを固めた手持ち、中でも天気を使った戦法が強力とされていますからね、それも無しで上位ランカーなら相当な実力者でしょう」
カキツバタ「まぁーこんなもんかな、オイラなんかよりよっぽど優秀だぜぃ?」
オモダカ「参考になりました。が、あなたの卒業もお待ちしてますよ?」
カキツバタ「たはは、まぁ、そのうちねぃ」
二人目 たまたま部室に来たネリネ
ネリネ「ゼイユについて、ですか。」
アオイ「うん、トップが興味あるんだって。ネリネさんが一番仲良いでしょ?」
ネリネ「そうですね、彼女の一番近い友人であると自負しています」
オモダカ「では、そんな貴女から見た彼女はどういう人でしょうか?」
ネリネ「そうですね、ゼイユは……優しい人です」
オモダカ「ほう?」
ネリネ「ネリネは仏頂面で、杓子定規で、あまり感情的ではありません。どちらかというと人から避けられるタイプです。」
アオイ「ネリネさん……」
ネリネ「ですが、ゼイユはそんなネリネを面白いと言ってくれます。『堅そうに見えて中身超フツーじゃない!』といいながら大笑いして、それ以来よく気にかけてくれるようになりました。彼女のおかげで友達も増え、ネリネはとても楽しいです。」
アオイ「あー、ポピーちゃんとカッチカチ談義してるときのネリネさんとかすっごい内容ふわふわでしたもんね」
ネリネ「実家に帰るたび、ネリネが好きだと言ったリンゴをお土産にしてくれますし、エキセントリックな言動が目立つだけでとても優しい人なのです。」
オモダカ「ふーむ、面倒見が良く真面目で優しいが、傲慢でエキセントリックでアレ……ですか。よくわからなくなってきました……」
ネリネ「言葉だけでは伝わらない不思議な魅力なのです。」
アオイ「じゃあ、次はそのアレな方面に詳しい人に聞きましょうか」