火と玻璃の海の向こう   作:KenRB

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地名 | Locations

クラ海峡

Kula Strait

ウラシヤ大陸北東部のロストフ領ハルイマ地方(Khalyma Krai)とローレンティア大陸北西部のエヴァンゲリカ領ユーカン州(State of Yuukan)との間に存在する海峡。最狭部の幅は約180kmだが、冬の凍結期には幅がさらに縮む。海峡の北側は北極海(大広洋)、南側はクラ海(中央洋)に面し、二つの大洋の境界に当たる。また海峡中央に中央子午線(経度0°)が通り、東西半球の境界でもある。

海峡周辺は寒さの厳しい極北の地ではあるが、かつてはウラシヤ諸国とララミディアをつなぐ重要な交易路、現在はエヴァンゲリカが西側諸国を侵攻する主要なルートとなるため、海峡を挟んで対立する東西両陣営の最前線であり、同盟陸軍の主力が集結している。

 

浪花

Namihana

アルヤ共和国の首都。アルヤ諸島最大の島山豊島の中西部、浪花湾(Namihana Bay)の奥に位置する港湾都市。

近代までは小さな漁師町にしか過ぎなかったが、帝政から民主共和制に生まれ変わったアルヤの新政府がウルッバ諸国の海外進出に危機感を覚え、アルヤをも近代的な海洋強国を建設しようという決意のもと、CE 260年に国の首都を大陸部の呉江よりここに遷都した。

その後浪花は新生したアルヤ共和国と共に大きく発展を遂げたが、もともとの地形的な制約から、工業地帯は湾内の人工埋立地に集中しており、また住宅街は中心市街の北側に流れる小海川(Oumi River)を挟んだ対岸や南東部の山沿いに分散している。

 

呉江

Kuree

アルヤ大陸部の中部沿岸に位置する都市。アルヤの旧首都であり、同国最大の都市。

古来よりアルヤ帝国の帝都であったが、近代に成立した共和国の新政府がウルッバ諸国に倣う海洋国家の建設を口実に、旧皇族・貴族勢力の影響力を削ぐためにアルヤ諸島部の浪花への遷都を決定。以降政治の中心ではなくなったものの、歴史と文化が豊かな古都として依然栄え続け、同国最多の人口を誇り世界でも有数の大都市である。

 

天津浦

Amatsuura Sea

ウラシヤ大陸北東部、アルヤ共和国大陸部の北部に位置する広大な内海。海の北東側の遠沢州(State of Toosawa)と南東側の美津山州(State of Mitsuyama)の間にある馬津水道(Umatsu Channel)を通して東のアルヤ海(中央洋)とつながる。

海の大部分は水深が浅く、また冬には奥部が凍結していることが多い。古来より漁業と水運が盛んだが、近代以降は人口の増加と産業の発展に伴い周辺の都市から流れる排水による水質汚染が問題となっている。

 

ラミサ

Ramitha

マシュリク共和国北西部、アビヤド海に面する港町。コーデュエネ共和国との国境近くに位置し、大型空母が入港できる軍港と空軍基地があり、南西諸国における同盟海空軍最大の拠点でもある。

町の北方には古代都市ラスシャマル(Ras Shamar)の遺跡があるが、過去に起きた地震によりほとんど破壊されている。

 

アビヤド海

Abyad Sea

ウラシヤ大陸のウルッバ・南西地域とフラカ大陸北部に囲まれる海。西にエスペリアとイヌミデンの間にあるカルサザ海峡(Carthaza Strait)を通して大広洋と繋ぎ、南東にはマシュリク半島とフラカ大陸を隔てる細長いナーリー海(Nariyy Sea)を経ってアザニア海(中央洋)に至る。古くから各地域間の海上貿易ルートが通る重要な海域。名前はマシュリク語の「白い海」から。

 

ムジムジマ

Mji Mzima

アザニア連合共和国の首都。フラカ大陸南東部沿岸に位置する都市。途上国の首都らしく近代的なビルとシャンティタウンが隣り合う混沌としながらも活気溢れる街。

南の郊外のリゾート海岸には第二次東西大戦時に同盟軍と交戦した天使が墜落したとされるウフコワダム(Ufuko wa Damu)とアングコラマライカ(Anguko la Malaika)なる地名が存在し、新興宗教団体「御使いの目撃者」に聖地とされている。

 

ユルナ

Yulluna

ストラヤ大陸北部沿岸に位置する都市。ストラヤ連邦の旧首都。

スンダリ諸島を伝って渡ってくるウラシヤ大陸の商人たちが築いた貿易港に起源し、いわばストラヤ大陸の入り口の役割を果たしてきた歴史ある街。第二次東西大戦の末期、同盟軍の核攻撃により壊滅的な被害を受けながらも、戦後同盟各国の経済支援により再建が進められている。

KASセキュリティを含む、多国籍企業グループKASグループの関連企業の多くが同市の住所に登記されているが、復興政策を利用したただの租税回避策と見られている。

 

パームビーチ

Palm Beach

エヴァンゲリカ神聖連合の首都。ローレンティア大陸南東部沿岸に位置する都市。

エヴァンゲリカ教団の本部マーララゴ宮殿(Mar a Lago Palace)が存在し、全世界のエヴァンゲリカ教の総本山でもある。地名の通りダイオウヤシの木が生え並ぶ美しいビーチの向こうに、壮麗な宮殿と荘厳な城塞群がそびえ立つ特異な風景を持つ巨大な要塞都市として知られる。

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