火と玻璃の海の向こう   作:KenRB

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組織 | Organizations

浪花市立南手島高等学校

Namihana Municipal Minami Teshima High School

アルヤの首都浪花市北部の手島区にある公立高校。通称南手(みなみて)高。

 

金橋組

Kanahashi-gumi

浪花市北部に本拠を置き、主にアルヤ諸島部で暗躍する悪名高い組織犯罪グループ。いわゆる「ヤクザ」。

麻薬・武器の密売、人身売買、組織売春、違法賭博などの犯罪活動のみならず、金融業や不動産開発、運送業、産廃処理など一見合法な商売まで手広く展開している。また地元警察や政治家とも癒着しており、効果的な取り締まりが行われているとは言い難く、一般市民の生活を脅かす存在となっている。

 

アインタイーブの大書庫

Grand Archives of Aintayyib

コーデュエネ共和国南部の都市アインタイーブ(Aintayyib)にある歴史ある古文書収蔵庫及び研究施設。非政府・非宗教の民間組織が運営する書庫としては地域最大級。

大書庫が立地するアインタイーブの街自体もその長い歴史の中で幾度となく支配勢力が変わり、大書庫はその絶え間ない動乱から地域の歴史と文化を守るために設立されたと伝わっている。現在大書庫には粘土板やパピルスなどを含む周辺地域で出土された貴重な文献や史料が保管されており、特にアインタイーブから南に国境を挟んでマシュリク北部にあるラスシャマル遺跡からの古文書と「ラスシャマルの水晶」と呼ばれる宝物が有名。

大書庫はその歴史ゆえあらゆる勢力からの中立性を重んじ、国の機関には属さず、政府からの補助金と民間の寄付や、一般公開を通し観光客から集めた入場料などの収入のみで運営される非営利の公益法人の形を取っている。しかし第三次東西大戦勃発後観光客の激減により資金難に陥り、またその厳かな外観や所蔵品からよく宗教施設だと誤認され度々嫌がらせを受けている。

 

栄誉あるロストフ人

Pochtennye Rostovchane

現在のロストフ連邦政府の転覆と王政の復活を目論むロストフの極右団体。複数の分派と派生組織が存在し、中でも過激派テロ組織の「神の吹雪」が特に危険視されている。ロストフ国内の極右政治家のみならず国外の急進右派・カルト宗教などとも繋がりがあり、一説にはエヴァンゲリカの支援をも受けている。ロストフ連邦保安庁(FSB)の最重要監視対象の一つ。

 

御使いの目撃者

Mashahidi ya Malaika

第二次東西大戦後にアザニアやキリニャガなど主にクガラ諸国で活動しているエヴァンゲリカ系の新興宗教団体。エヴァンゲリカ教と同じ神や天使を信奉し、教義の共通点も多いためエヴァンゲリカ教の派生だと一般的に見られるが、表向きはあくまで無関係の別宗教としており、エヴァンゲリカの侵略行為には反対だと表明している。しかし詐欺まがいな強引な勧誘や信者を洗脳支配する手口などが度々問題視され、エヴァンゲリカ系宗教に厳しい同盟の先進国では到底許されない存在だが、宗教への規制が緩いクガラ諸国を中心に近年密かにその勢力を伸ばしている。

 

シクアワ刑務所

Xicuahua Penitentiary

ローレンティア大陸中南部旧ララミディア領、現エヴァンゲリカ神聖連合シクアワ州(State of Xicuahua)のシクアワ砂漠(Xicuahuan Desert)に存在するエヴァンゲリカの国立刑務所。

常時2万人以上が収容されているとも言われる巨大監獄施設群。表向きは重罪犯人用の隔離施設だが、内部にはエヴァンゲリカ全土でも最大級の人身御供儀式用の施設が存在し、その実態は教団の天使召喚の研究及び執行機関である。またここで召喚された天使のみ、自身の持つ能力に関わらず、何らかの方法によって遠く離れた場所に転送することも可能。これによりエヴァンゲリカは少なくとも理論上では世界のどこにでも天使を再出現させることができ、天使の脅威を格段に増大させ、第二次東西大戦以来エヴァンゲリカ軍が不利な状態に陥ても撤退せず、戦争の長期化に繋がる一つの要因となっている。

 

KASグループ

KAS Group

CE 380年代末に設立され、近年台頭が著しい多国籍企業グループ。主な事業は天然ガス、一次化学製品、鉄鉱石、レアメタルなど各種工業用原材料。これらの資源事業は本来ならウラシヤの大国の老舗巨大企業による実質上の寡占状態にあるにもかかわらず、低価格・高品質・安定供給を売りにしたたかに国際市場に食い込んでいる。ただ主要事業の性質上、各国経済界では一目置かれる存在である一方、一般市民の間での認知度がまだまだ低いと言える。

グループの持株会社であるKASグループホールディングスを含む多くの関連企業の登記上の住所はストラヤ連邦北部の旧首都ユルナにあるが、これは単に税金優遇などストラヤの戦後復興対策を利用した租税回避策とも見られ、またその規模にかかわらずグループ全体が非公開会社のため経営実態にいまだに謎が多い。

 

KAS文化と教育財団

KAS Foundation of Culture & Education

KASグループが企業の社会貢献の一環として設立した財団。通称KAS財団。

その名の通り世界各国で歴史文化の保全や芸術の発展、教育研究など様々な活動に対する支援を行っている。特にエヴァンゲリカの脅威を背景に、世界各国が経済発展や軍備増強にひた走り、文化や芸術に対する関心と支出が必ずしも十分とは言えない現状の中、財団のその親会社譲りの豊富な資金力と気前の良さが近頃の学芸界で大変評判になっている。

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