梔子・小鳥遊・月見里・小鳥遊、我らナシナシスターズ! 作:地海月
「私のミスです」
「私の選択、そしてそれによって招かれる果て」
「結局、その結果にたどり着いて初めて、私が道を誤ってしまったこと悟るだなんて……」
「私が信じられる大人に至る、あなた方になら、あの捻れて歪んだ終着点とは、また別の結果を……」
「始発点へと繋がる選択肢は……きっと見つけられるはずです」
「だから、後は頼みました」
「うへぇ…重責だねぇ…」
「うん、まかせて、私たちに!」
「この輝ける超人にお任せを!」
「ほどほどに頑張らせていただきます」
「「「「おつかれさま(だよ(です))会長!任され(たよ(ました(た)))!!」」」
「最広の神秘の神威、これがピラミッド落とし」
上空に光り輝く四角錐が展開され、風を切る音を立てながら、底面から砂地に堕ちてくる
「うへぇ…この程度でこの眼から逃げられると思ってたんだぁ…」
ウアジェトの目が開かれ、ヘルメット団は、一人残らず、補足された
「カヤカヤちゃん、レーザー!」
光輝く、眩しい、光が、小鳥遊カヤの目から、溢れ出る!
「効きませんよ、その程度では」
撃たれた弾が全て金属音を立てながら、弾かれる。
「くくっ、研究者が研究素材をワンオフで使い潰そうとした時点で、貴方の負けですよ」
白衣をたなびかせながら、白色の異形は黒色の異形を笑う。
「任せてください、室長の帰る場所はウチが守りますから」
「カヤカヤちゃん3号は思うのです。この世には癒しが足りないのだと」
豊満な体を強調しながら、憂えたように自信満々に妖艶に、彼女はそう言い切った
「カヤカヤちゃん1号が木っ端みじんになったから、安心していました?残念、カヤちゃんは、ここに健在ですよ」
防衛室長不知火カヤを彼女とそっくりな人物が足蹴にしている。
「くくっ、そうなるのであれば、私はお父さんを遂行しなければなりませんねぇ」
遠くにいる娘を眺めながら、法被を着てうちわを両手に持った白色の異形は、キレッキレの踊りを演じ始めた。
「ポンポコ1」
「ポンポコ2」
「ポンポコ3」
「ポンポコ4」
「「「「現着した、オーダーを!」」」」
ふくよかで重量級な凸凹、細身で重装備な凸凹が、混沌とした場に現れる。
これは、始まりのアビドス砂漠から始まった、青春の物語の守り手達の物語。
少し外れたところに行きつく、電車道を走る電車のガタンゴトン。
大人ホヤホヤとジュクジュク子供による、アオハル珍道中。
『梔子・小鳥遊・月見里・小鳥遊、我らナシナシスターズ!』、いつか開演予定。