亜空の王はここにあり   作:自堕落無力

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百十二話

 

 真は澪と識の二人を連れて迎えに来たイオとロナと共に魔族の国であり都の一つへと訪れた。

 

 真達は国賓として扱われ、しかも魔王のゼフに至っては謁見の間において玉座に座らず、立って歓迎されるという異例なものである。

 

 魔族は実力主義であり、そこに種族は関係無い。ロナからの言葉もあるが、二度、イオと戦い、撃退している真の実力を評価してのものであった。

 

 その後、次期魔王候補である『魔王の子』の四人、ロシェとルシアにセムにサリを交えて軽食を摘まみながらの雑談にてはっきりと魔族が滅ぼしたケリュネオンを含む衛星国家『エリュシオン』の譲渡をしてもらいたいと自分達の目的を言った。

 

 その代わりに魔族とは一番の友好国家となり、友好関係を結ぶ事やヒューマンとの戦争においても協力する事を申し出た。

 

 直ぐに頷けるような話ではないので真達が都に滞在している間に答えを出すとしてその場においては保留となった。

 

 その対談の中で魔王の子は魔王とは血筋が繋がっていない事になっているが実はサリがゼフの娘である事を密かに把握し、関係構築のために優遇する事を決めたり、対談終わった後に自分の好みの女性でもあるルシアに都の案内をさせつつ、密かに手合わせをし、彼女の実力向上のための指導を経て、男女の関係となったのである。

 

 その後は一緒に城へと戻り、真は夜の宴会が始まるまで待ち、真達とは別に都を歩き回って食べ歩きしていた澪が満足そうに帰ってきたりしたり、ロナの様子を見たり、話をしていた識が帰ってきたりなどがあり、夜になると真達は宴会の場に呼ばれる。

 

 

「魔将、レフトだ。よろしく頼む」

 

 真はケリュネオンを獲る時にレフトと交戦したし、勝利した後も捕虜としていたがケリュネオンの統治が進み、状況が落ち着いたところで真達の記憶を消したうえで解放したのである。

 

 

 

「どうもレフト殿……僕はマコト・三角です」

 

 なのでこの宴の場においてはレフトは初対面であり、自己紹介と握手を交わした。

 

「どうかな、宴は?」

 

「こんなにも盛大な宴を催していただき、感謝していますし満足していますよ」

 

「それは良かった」

 

 ゼフから軽い酔い覚ましにバルコニーへ同行するよう、求められたので応じて話を交わしていく。その後も色々と話を交わして再び、宴会場の方へと戻って『宴』を楽しみ、そうして……。

 

 

 

「久しぶりだからな、たっぷりと愛してやる」

 

「ま、マコト。待って……うあっ、くひゅ、かふ……ふぁああああっ!!」

 

 ロナを客室に念話で呼び出し、そうして今まで真からの愛と快楽を求めていた彼女の望みを叶えた。

 

「あらあら、随分な乱れようですね」

 

「ロナがあんなに……「安心しろ、お前もだ。ルシア」ひゃ、くひゅ、んひゃああっ!!」

 

 澪が真によって乱れまくっている事に笑みを浮かべている中で同じく客室に呼ばれたルシアは驚きながらも期待に打ち震えていた。そんなルシアに手を伸ばすと彼女にも愛と快楽を与えて蕩かせ続けていった。

 

 無論、澪も交えて三人があまりの快楽に意識を失うまで真は彼女達を満たし続けたのであった……。

 

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