ロッツガルド学園に行き、事務室で大量の書類と授業についての増員の話をし、生徒であるジンにアベリアとダエナにミスラとイズモにシフとユーノ達に講義であり、授業を伝えた真。
亜空に戻り、脳内処理能力を自らの力で強化しながら書類仕事に取り組む事で膨大な書類全てをあっさりと終わらせてしまった。
そうして、講義であり、授業を行う当日に再び、ロッツガルド学園の事務室に行くと……。
「はい、書類全部終わらせましたよ」
『ええええええええええええええええええっ!?』
とても一日で終わる量じゃない書類を片付けた真に対し、事務室にいた者全員が驚愕し、呆然としたりした。
『マコト=ミスミはやはり、規格外過ぎる』
事務室の者達にとって真は常識からはるかに逸脱し、規格外のヒューマンなのだと改めて認識される事となったのだった。
真は事務室での用件を終わらせると識と共に授業を行うため、学園の屋外フィールドに向かう。
『マコト先生、おはようございますっ!!』
「ああ、おはよう。随分と気合入ってるな」
「そりゃあ、久しぶりの授業ですから」
「この時を待っていたくらいです」
「マコト先生の授業は強くなっているのが凄く分かるからね」
「ああ、指導が的確なのが特に良い」
「同感、本当に授業を受けるのが楽しみになるんだよね」
「私は真先生と一緒に入れる事じたい、嬉しい事ですし」
「えへへ、私も私も」
真がジン達の気合の入りぶりに対し、言及すればジンにアベリア、ダエナにミスラとイズモにシフとユーノはそれぞれ思っている事を伝えた。
「嬉しい事を言ってくれるな。それにしても見学に来ている生徒が多いものだ」
そして、フィールドの外では見学に来ている生徒の数があまりに多かった。
「巻き込まないようにしないとな」
真は不可視かつ遮断の『界』を張り巡らせる事で見学に来ている生徒に被害が及ばないようにした。
「それじゃあ、久しぶりだし僕が相手をしよう。どんなものか見学している生徒にも見せたいし、遠慮なく全力でかかって来い」
『はいっ!!』
そう、真が言えばジン達は前衛、中衛、後衛とスタンダードな陣形を組む。
「ふっ!!」
「はああっ!!」
そうして、ダエナが全能力強化の術を使って接近していく。それにジンが続いて真に接近しながら瞬間強化の術を使った。
『はあああっ!!』
ジンとダエナは連携して真へと切りかかり、それを真は捌き、あるいは回避していく。
当たり前だが相当に真は力を制限し、生徒達の実力に合わせた状態になってはいた。
そうして、アベリアたちも術で支援しつつ、ミスラは盾になって真の攻撃を防ぐなどして戦っていく。
真はそれに対応しながらアドバイスも挟んでいった。
『うぅぅ……』
「皆、僕がいない間もしっかり腕を磨いていたようだな。今後も頑張るように」
『ありがとうございましたっ!!』
消耗しきり、倒れたジン達に真が声をかければジン達は礼をし、今日の授業は終わったのであった……。