と言っても、一誠とオリ主が出会うのは終盤になりますけど…
変わる日常
朝、それは多くの者達が嫌う時間だろう。
気分は下がり、行きたくもない会社や学校に行かなければならない。
それが朝というものだろう。
しかし、それにも例外はある。そう例えば…
「ふぁぁあ…おはようございます。朱乃さん」
「うふふ♪おはようございます、風牙くん♪」
愛する彼女に朝ごはんを作ってもらえる男などは、朝が来ても憂鬱にはならないだろう。
〜時は数日前〜
あの後、朱乃が疲れの影響か眠ってしまい、そのままにしておくわけにもいかないので一度彼の住むアパートまでお持tゲフンゲフン!休ませることにしたのだ。
そして次の日の朝となった。
朱乃は風牙の家に上がったということでかなり動揺したが、嬉しさの方が勝ったのですぐに気にしなくなった。
が、懸念すべきところはそこではなかった。
起きてすぐ、朱乃はゴミ箱と机の上と台所を見て驚愕し、風牙に問い詰めた。
「風牙くん。貴方…きちんとご飯は食べてますの?」
「た、食べてますよ勿論…」
「それなら…あそこにあるのは何ですの?」
「え、えーっと、そのー」
「……」
「す、すみません」
朱乃がここまで問い詰めているのは、彼の食生活が原因だった。
机の上には栄養サプリの袋や栄養補給用のゼリーの入れ物が置いてあり、ゴミ箱の中も同じような物だった。
そして台所は綺麗で、冷蔵庫の中も栄養補給ゼリーと水ばかりだった。
風牙曰く、これが一番手っ取り早く栄養が取れますから…らしい。
「…私、決めましたわ。明日から貴方の食事は私が作りますわ♪」
「……へ?」
何を言っているのかと問おうとした風牙だったが…
「風牙くんは私の手料理食べたくありませんの?」
「うっ!」
そう言われてしまうと風牙は拒否などできなかった…だって嬉しいから。
その為に合鍵まで渡してるので、風牙もだいぶ変わったものである。
それからと言うものの風牙の食事は朱乃が作っていた為、側から見たら朱乃はもう『通い妻』だった。
「今日の朝ごはんも美味しかったですね♪」
「うふふ♪良かったですわ♪」
そして現在、二人は仲良く学園に登校していた。しかも、朱乃が風牙の腕に抱きついた状態で、た。
二人が付き合うようになってからは毎日のように一緒に登校している。
勿論、初めてこうして登校した日は学年問わず生徒達は驚愕。血の涙を流して悔しがる者や気絶してしまう者も居たくらいだ。
初登校の後は教室に行くとクラスメイトたちからの質問攻めがあったが、事前に朱乃に付き合っていることは隠さなくても良いと言われていたので、自分達が恋人同士であることを話している。
最初はメチャクチャ驚かれ教室は阿鼻叫喚となっていたが、ほとんどの生徒は納得していた。
何処の馬の骨とも知らない男に学園の二代お姉様の一人が堕とされたとなれば皆がキレるだろうか、相手はこの学園でも一位二位を争うほどのイケメンである二代王子様の片割れなのだから納得できたのだ。
と言うか寧ろ、美男美女のカップルが誕生したことで所謂箱推しの様になってしまったらしい。
そんなこんなで色々あった数日だったが、二人は幸せに過ごしていた。
しかし、その平和は長続きしなかった。
ある日の晩、二人の男が駒王町に現れた。
「あーあ、ったくようやっと着いたぜ。何でいちいちあんな面倒な審査通さなきゃ現世に来れないんだよ俺達?」
片方は金髪ショートヘアに赤と黒のロングコートを羽織った男性。
「仕方がないよ。他のところならいざ知らず、ここはあのリアス・グレモリーが支配している町なんだから」
もう片方は黒髪ロングヘアーに青と黒のロングコートを羽織った眼鏡をかけた男性。
「まっ、ちゃっちゃと用事を済ませちゃいますか!」
金髪の男性はそう言うと、持っていた手紙をとある家の郵便ポストに入れた。
「後は返事を待つだけだね」
「んじゃ、一旦帰りますか♪」
そして二人の男は去っていった。
その家の表札には『兵藤』と書かれていた。
ザルバ『物語が動き出すのはいつだって唐突だ。こっちが準備できてなくても御構い無しにな』
次回、写真
人には、晴らさねばならぬ恨みもある。
というわけで、アンケートをとりまーす!
風牙と朱乃がひたすらイチャイチャするだけの番外編を書くべきか…皆様!投票を願い致しまーす!
風牙と朱乃がひたすらイチャイチャする番外編を書くかどうか?
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