後、タイトル変えました。
「風牙くん。アーン♪」
「アーン♪モグモグ…」
「…どうかしら?」
「ゴックン…とっても美味しいですよ、朱乃さん♪」
「///…良かったですわ♪」
二人は今、学校の屋上まで来てお昼を食べていた。
今日のメニューは唐揚げ、卵焼き、ポテトサラダ、白米などで、はたから見てもとても美味しそうだった。
付き合うようになってからは、風牙のお弁当は朱乃が作るようになった。
因みに、それまでの彼の昼ごはんは10◯チャージ一本だけだった。
そして、屋上の入り口の扉から二人の様子をこっそり見ている者達がいた。
「くっそー!朱乃さんにアーン♪してもらうなんて羨ましすぎるぞあいつー!」
「でも朱乃さん、とても嬉しそうですね」
「……あんな朱乃さん、見たことないです」
上から一誠、アーシア、小猫である。
風牙と朱乃が付き合い始めたという話は全クラスに行き渡っているので、当然この三人も知っているわけだが、この三人は同じオカ研の仲間として朱乃とその彼氏の様子を見に来たのだ。
一誠は羨ましさからか血涙を流しながら二人の様子を見ていて、アーシアは二人の仲睦まじさに当てられて顔を赤くしながら見ていて、小猫は初めて見る朱乃の様子を驚きと物珍しそうに見ていた。
『二人とも、さっきから覗き込んでる奴らがいるが放っておいて良いのか?』
久しぶりに喋ったザルバ(お前のせいだろうが!)は、二人に一誠達のことを教える。
因みに、告白したあの日の夜に、ザルバの事は朱乃に話している。
「まぁ、見られて損をするものでもないですからね」
「そうですね。それに、誰が覗いているかは分かっているから問題はありませんわ」
『あっそ』
この二人の仲睦まじさはザルバからみても胸焼けしそうであった為、あまりツッコミしない様にしている。
「あ、そう言えば風牙くん。今日は私、そちらに行くのが遅くなりそうなんです」
「?…どうしてですか?」
「実は昨日リアスに誘われて、オカ研の皆んなでイッセーくんの家で定例会議をすることになったんですの。だから晩御飯は遅くなってしまうかもしれませんわ。でも、そこまで遅くならないようにするつもりですから、心配はありませんわ」
「…そういうことなら仕方ないですよ。じゃあ、朱乃さんが帰ってくるまで待ってますね♪」
「うふふ♪ありがとう風牙くん♪」
そして二人は再びお弁当を食べるのであった。
「で、こっちが小学生の時のイッセーで、これが幼稚園生の時の…」
「あらあら、全裸で海に」
「イッセー先輩の赤裸々な過去…」
どうしてこうなったのか…兵藤一誠の頭にはそれしか思い浮かばなかった。
少し前まで定例会議を行っていたオカ研メンバーだったが、その途中で一誠の母親が持ってきた一誠が小さい頃のアルバムを見ることになってしまい、見られたくない恥ずかしい姿を見られてしまっていたのだ。
「幼い頃のイッセー幼い頃のイッセー幼い頃のイッセー幼い頃のイッセー…ハァハァ///」
「あわわ///…可愛いです…裸で牛乳飲んでます///…」
何故かリアスは顔を赤くしながら興奮したかのように(実際してる)写真を眺め、アーシアも同じようにじっくりと見ていた。
もはや公開処刑である。
「おい!お前は見るな木場!」
「ハハハ、いいじゃないかイッセー君。もう少しこのアルバムで楽しませてくれよ」
しかもそこに、数少ないオカ研の男子仲間である木場祐斗までもが参加し出し、もうめちゃくちゃ……と、思われていたのだが…
「…っ!?イッセー君!」
「な、なんだよ木場?」
すると木場は突然声を上げながら一誠に迫り、一つの写真を指差した。そこにはいつもの冷静な彼の面影はなかった。
「…これ、何かわかるかい?」
その写真に写っていたのは、小さい頃の一誠と、その横に栗毛の男の子が特撮ヒーローの変身ポーズを決めてた写真だったが、木場が指を刺したのはそのすぐ後ろに飾ってあった『剣』だった。
「ねぇイッセー君、この剣に見覚えある?」
「いや…、なにしろガキの頃だし…」
「そうか…こんな所にあるんだね、思いがけない所に…」
「イッセーくん。これは…聖剣だよ」
そう言った彼の目は、殺意に満ち溢れていたのだった。
ざるば『球遊びってのは楽しいが、飛んだから玉からは決して目を離しては行けないぜ」
次回、球技
顔に当たらないように気をつけろよ。
ここいらで風牙と朱乃が出会ってから付き合うまでに起きた出来事をまとめておきます。
旧校舎のディアボロス編→二人が出会う→戦闘校舎のフェニックス編→紆余曲折あって二人が付き合う→月光校庭のエクスカリバー編
こんな感じです。
風牙と朱乃がひたすらイチャイチャする番外編を書くかどうか?
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