ハイスクール牙狼《GARO》   作:エルドラス

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懲りずに新しい小説を投入!

どうもエルドラスです♪

皆様に楽しんでいただけたら光栄です。

因みに、これ深夜テンションで書いてるのでおかしな所あるかもしれません!


黄金雷光のファーストコンタクト
雷の巫女と少年


駒王学園、そこはこの駒王町を代表する随一の学園である。元は女子校だったのだが、最近になって共学となり、女子生徒より数は少ないが男子生徒もいる。

 

そんな学園の屋上に、とある人物が現れた。

 

その人物の名は『姫島朱乃』。

 

この駒王学園を代表する2大お姉様と称される人物の一人だ。

 

……否、人物と言うのは少し違うかも知れない。何故なら彼女の正体は人間ではなく『悪魔』だからだ。

 

さて、そんな彼女が何故屋上に来ているのか。理由はシンプル、何となくだ。

 

本来彼女は、『オカルト研究部』の一員として、放課後には必ず、誰よりも早く部室に足を運ぶのだが、なぜだか無性に此処に来たくなったのだ。そこに大きな理由などは無い。

 

♪〜♪〜

 

「…あら?」

 

しかし、そんな彼女よりも早く屋上にいた先客が居たらしい。その先客は入口の壁にもたれかかりながら横笛を吹いていた。

 

その先客は、黒い髪に中性的な顔立ちの美男子で、右手の中指には骸骨を模したような指輪をはめていた。

 

彼女は彼のことを知っていた。と言うより、この学校にいる人物なら誰だって彼のことは知っているだろう。

 

彼の名は『道外風牙(どうがいふうが)』。『2大王子様』と呼ばれるこの学園屈指のイケメンの一人だ。

 

そんな風牙は、笛を吹くのに集中しているのかこちらに気付いた様子はない。

 

(綺麗な音…)

 

そして彼女は、風牙が奏でる音に夢中になっていた。

 

優しく、心を洗われたかのような気持ちに彼女はなっていた。

 

暫くして風牙が演奏を止めると、彼女はパチパチと自然に拍手をしていた。

 

その拍手で彼女の存在をやっと認識できた彼は、少しギョッとしたような顔をした。

 

「…姫島朱乃、さん。…いつから此処に?」

 

「あ、ごめんなさい。盗み聞きするつもりはなかったんです。…ただ」

 

「…ただ?」

 

「…とても綺麗な音だったから、聞き惚れてましたわ」

 

その言葉を聞いて風牙はまた驚いたような表情を浮かべると、その後照れくさそうに頬をかいた。

 

そうして少し気まずい空気が流れていたが、その沈黙を風牙が変える。

 

「そ、その…私、放課後はいつも此処に来て笛を吹いてるので、暇でしたら聞きに来ても構いませんよ?」

 

「いいんですの?でしたら、是非」

 

「えぇ」

 

その後、少し雑談をした後、朱乃は時間になった為彼女は旧校舎に向かっていく。

 

そんな彼女の両頬は少し紅潮していた。

 

 

 

 

 

「……どう、彼女は?」

 

屋上から降りていった朱乃を見ていた風牙は、誰かに問いかけるように話す。

 

『いや、あの女はホラーではないな』

 

すると次の瞬間、彼が指にはめていた骸骨の指輪が喋り出した。

 

『だが妙な匂いもするな』

 

「妙な匂い?」

 

『あぁ、人間、悪魔、堕天使、この三種属の匂いがあの女からしやがる』

 

「…そう、ですか」

 

風牙がそう言って少し安心したように息を吐くと、骸骨の指輪がため息を吐く。

 

『それより風牙、何ださっきの話し方は?もう少しグイグイ行かなきゃ女は寄り付かなくなっちまうぞ?』

 

骸骨の指輪がそう言うと、風牙は顔を赤くしながら反論する。

 

「っ!余計なお世話ですよ!大体、私は当分女性の方とお付き合いする予定などありません!」

 

『俺様的には、さっきの姫島朱乃とかお前にお似合いだと思うんだがな』

 

「ちょっと!?」

 

二人はそうしてしばらく公論を続けていたのだった。




牙狼がタイトルにあるのに牙狼が出ないと思ったそこの貴方!

ご心配なく、次回は牙狼出します!(多分)

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