試験が終わったので早速投稿させていただきます!
いやぁ、実の所本当は9月2日に投稿するはずだったのですが、台風のせいで試験の日にちがずれたのでこの日に投稿となりました。
魔王
コカビエルとの決戦から数日後…風牙はクレープを買いに来ていた。
あれから数日が経ち、その間にも様々な出来事があった。
例えば、転校して来たゼノヴィア、武、胡座、そして風牙もオカ研の一員となった。
悪魔に転生したゼノヴィアは兎も角、何故風牙達もオカ研に入ることになったのか。
その理由は、メラシアからの命があったからである。
実は近々、三大勢力のトップと新魔界派の代表が駒王町で和平の為の会談を開くと言う話がある。
そして風牙曰く、メラシアは三大勢力とは仲良くやっていくつもりなので、友好の証に三人をオカ研に入れさせたのである。
何故オカ研なのかと言うと、風牙自身がオカ研の副部長である朱乃とお付き合いをしているからなのと、この町を縄張りとしているリアス・グレモリーのすぐ近くにいた方が監視と言う名目も立つと言う理由もあったからだ。
勿論、メラシア自身は風牙達の意思を尊重して無理強いはしなかったが、風牙達自身が買って出たため、彼らはオカ研に入部する事となったのである。
因みに、風牙は内心これで朱乃ともっと一緒に居られるとかなり喜んでいたのだが、それは内緒の話である。
そして風牙は日曜日の今日、朱乃が家に遊びに来るまでの間に外を少しぶらついていたのである。
そして偶然クレープ屋を見つけた彼は、朱乃の分も含めて買おうとしていたのである。
何とか二つ買うことに成功した風牙はその場をさろうとするが、背後から突如困ったような声が聞こえた。
「やっべー…財布忘れたわぁ」
「おいおい兄ちゃん。そりゃないぜ」
振り返るとそこには、二十代後半くらいの見た目の男がいた。
どうやらクレープを頼もうとしてお金がないことに気がついたようだ。
お金がなければ売るわけにはいかず、男は残念そうにクレープ屋を去ろうとしたので、それを見た風牙は男に自分が買ったクレープを差し出した。
「あの…良ければこれ、食べます?」
「…おいおい良いのか?こんな見ず知らずの他人に買ったばっかのクレープを渡しちまったよ…」
男がそう言うと、風牙は少し笑みを浮かべながら答えた。
「見ず知らずなんて、冷たい事言わないでくださいよ…お久しぶりです。『アザゼル様』…」
「…やっぱり、お前にはバレちまうか」
男はそう言うと、背中から十二枚の黒いカラスのような羽を生やした。
「久しぶりだな、道外風牙」
この男の名はアザゼル。
堕天使組織『
「冗談じゃないわ…!」
風牙がアザゼルと邂逅した次の日、オカ研の部員は全員部室に集まっていた。
因みに、アザゼルは風牙と話した後一誠に自身の正体を明かしたらしい。
もっと言うと、アザゼルは一誠と契約をしていたらしい。
「確かに悪魔、天使、堕天使の三すくみのトップ会談がこの町で執り行われるとはいえ、突然堕天使の総督が私の縄張りに侵入し、営業妨害をしていたなんて…!」
リアスはそう言って拳を握っていた。
「しかも私のかわいい一誠にまで手を出そうだなんて、万死に値するわ!アザゼルは
リアスがそう言うと、一誠は嬉しさからか少し泣いていた。
「でもまさか、風牙がアザゼルと知り合いだとは思わなかったわ」
一誠の頭を膝枕しながら撫でていたリアスは、風牙にそう言う。
「まぁ、私の方も色々ありますから…」
「色々、ね。…しかし、どうしたものかしら。あちらの動きが分からない以上、動きづらいわ。しかも相手は堕天使の総督、下手に接する事も出来ないわね」
「アザゼルは昔からああいう男だよ、リアス」
リアスが考え込んでいると、突然誰かの声が響いた。声がした方向へ視線を移すと、紅髪の若い男性がにこやかに微笑んでいた。
「お、お、お、お兄様!?」
その人物の登場に驚愕したリアスは、膝枕している一誠の頭を落として立ち上がった。
彼の名は『サーゼクス・ルシファー』。
冥界を総べる四大魔王の一人であり、リアス・グレモリーの実の兄だ。
そしてその隣には、銀髪のメイド…彼の妻であり
「まさかこの目で魔王様にお目にかかるとは…」
「貴重な体験になるだろうね」
武と胡座はそう呟いた。
「アザゼルは先日のコカビエルのような事はしないよ、まぁ今回みたいな悪戯はするだろうけどね。しかし、総督殿は既に日本に来ていたとは…あぁそれと皆んなくつろいでくれたまえ。今日はプライベートで来ている」
そう言うとサーゼクスは近くのソファーに腰掛けた。
「やぁ、我が妹よ。元気していたかい?しかしこの部屋は殺風景だ。年毎の娘達が集まるにしても魔法陣だらけと言うのはどうだろうか」
「お、お兄様、どうしてここへ?」
そう部屋を見回しながら苦笑するサーゼクスに、怪訝そうに聞くリアス。
するとサーゼクスは胸元から一枚のプリントを取り出した。
「何を言っているんだ?授業参観が近いのだろう。私も参加しようと思っていてね。是非とも妹が勉学に励む姿を間近で見たいものだ」
(そう言えばもうそろそろ授業参観でしたね…ん?授業参観?…はっ!)
サーゼクスの言葉を聞いた風牙は授業参観と言う単語を聞いて冷や汗を流した。
するとサーゼクスは風牙の方を向き、風牙に話しかけた。
「それと、久しぶりだね風牙くん。何年振りになるのかな?」
「…最後に会ったのは私が牙狼を受け継いだ時なので10年以上前かと…」
「そうか…時が経つのは早いものだね」
「お、お兄様。風牙とは知り合いなのですか…?」
二人が仲良さそうに話しているのを見たリアスは恐る恐る問いかけ、サーゼクスはその問いに答えた。
「あぁ、僕だけじゃなく、四大魔王やアザゼル、それにミカエルも彼の事は知っているよ。なにせ彼は最強の黄金騎士、牙狼の称号を受け継いでいるからね」
その発言に皆は驚愕した。
それはそうだろう。三大勢力の最高戦力達と風牙は知り合いだったのだから。
プルルルル!プルルル!
するとそれと同時に、風牙の持っていたスマホから着信音が鳴り、風牙は恐る恐る電話に出る。
「も、もしもし?」
『もしもし風くん!もう何で授業参観がある事教えてくれなかったのよ!』
「い、いやぁ、色々あって報告を忘れてまして…」
『…まぁ良いわ。でもお父さんは忙しいから来れないみたいだし、代わりに私が行くことになったから』
「…え!ち、ちょっと聞いて無いですよそんなの!」
『だってぇ!言ったら風くん来ないでって言うじゃ無い!だからギリギリまで言わなかったの!これはもう決定事項だから!じゃあね♪』
「あ、ちょっと!…切られた」
「風牙くん…今のは…」
電話を切られ肩を落とす風牙に朱乃は問いかけた。
「私の姉です。今度の授業参観に来ると行って来たんですよ…」
風牙の発言に、武と胡座を除く全員はかなり驚いていた。
「おま!お姉さんがいたのか!」
一誠がそう言うと、風牙は苦々しい顔を浮かべながら頷いた。
「でもなんか気まずそうじゃなかった?」
祐斗がそう言うと、風牙は肯定するように頷いた。
「別に悪い人じゃ無いんですけど…なんて言うか…その…重いというか…何と言うか…」
この時、リアス達は彼も苦労してるんだなと満場一致で思ったのだった。
その後、サーゼクスは三大勢力の会談がこの学園内で行われる事を伝えると、今夜は一誠の家に泊まることとなった。
因みに次の日、風牙は一誠に…
「部長のおっぱいに俺の赤龍帝の貯まった力を部長のオッパイに譲渡したらどうなるのかな?」
…と、真面目に質問され、どう返すべきか激しく困惑し、ザルバが『気になるなら譲渡して良いかリアスに聞けば良いだろう?』と言って、一誠が衝撃を受けたのは内緒の話だ。
ザルバ『夏は学生にとっては嬉しいものだが、社会人からすればかなり憎い存在になるらしいぞ…』
次回、水着
俺様は女の身体に興味は無いが、風牙はどんな反応をするだろうな
R18のお話は書くべきか
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書いて欲しい!
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別に書かなくても良い