境界線上のホライゾン~王のための剣と盾~   作:Koy

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なんかもう色々とハチャメチャなネタ・3

◆好きなものは好きだからしょうがない by間桐臓硯&ギネヴィア

 

間桐雁夜は夢を見ていた。

 

以前にも、似たような光景を目にしたことがある。

 

そう。自身のサーヴァントであるバーサーカーの過去の一端だ。

おそらく、今回も似たようなものだろう。

 

雁夜の前には、美しい女性がいた。

 

ゆるりとした金髪にドレス。貴婦人を連想させるような佇まい。

おそらく、バーサーカーに何かしら影響を与えた人物なのだろう。

 

目の前の女性は、一つの絵を見ている。

 

そこに映っていたのは――――

 

(あれは、セイバー?)

 

現在聖杯を求める敵同士であるセイバー。そして、その真名はかの英国の騎士王。アーサー・ペンドラゴン。

 

当然、雁夜は自分のサーヴァントの真名を知っている。

それは、かの円卓の騎士の中でも随一といわれるほどの騎士。サー・ランスロット。

 

彼は騎士の象徴とまで言われるほどだったが、アーサー王の妻ギネヴィアと不義の仲になり、以後は凋落の人生となる。

 

そのランスロットの人生の中の女性で、アーサー王の絵を見つめている。

そうなると、この女性がギネヴィアだということは察しがついた。

 

(これは、まだランスロットと不倫関係になっていないときか?)

 

雁夜はそう思い、ギネヴィアを見つめていた。

ふと、ギネヴィアが口を開く。

 

 

 

「ああ、アーサー――――ハァ、ハァ、ハァハァハァハァハァ……」

 

 

 

(――――は?)

 

いきなり絵を掴んで自分のほうに寄せたかと思うと、突如として息遣いが荒くなり始めた。

 

「ちょっ、マジヤバいわこの可愛さ。これで男とか信じられない。そうよ! こんな可愛い子が男の子であるはずがないわ! いえでも女性だとすると私との婚姻は無効に――――女の子でもいいじゃない! くぁわいい、は正義よ! ああ、アーサーペロp――」

 

辺りに誰もいないことを確認し、いきなり声を張り上げてわけの分からない言葉を羅列し、あまつさえ絵を舐めようとしていた。

 

(はっ?! え、ちょっ。これがギネヴィア!? なんか別の女性じゃないの!? ってオイオイオイオイ!! マジで絵を舐めるなよ汚ねえな!!)

 

見るに耐えん、と雁夜は目を逸らした。

 

すると、そこにはバーサーカーが立っていた。

 

「ああ。うん――――見ちゃったかぁ……」

「お、おいバーサーカー。これは、その……」

「ギネヴィア本人だよ」

「おかしいだろ! なんでこんな倒錯性癖持ってるんだよ! つかなんだよ絵を恍惚の表情浮かべて舐める美人とか! しかもその相手が美男子ならまだ一億歩譲って、いや本来なら譲りたくもないけど譲ったとして、なんで少女なんだよ!! 残念すぎるわ!!」

「そーなんだよねー。いやー、俺もコレ見たときマジで引いたわ。しかもこの人俺と不倫になったって言われてるけど。実際はアーサーに手をつける前に城から遠ざけたかっただけなんだよねー。しかもその逃走中ギネヴィアにすっごい睨まれるわ敵の追っ手は来るわで俺すんごい涙目」

「そうだったの!? うわっ裏切りの騎士とか言われてるけど本当に騎士だったんだ!!」

「あ、でもYesロリータNoタッチの精神貫いているマスターはマジ尊敬。だって俺も同じだし」

「捕まってしまえ犯罪者!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「おいジジイ!」

「――――――何じゃ騒々しい。今『ゼロの使い魔』見終わってこれから『じょ○らく』と『落語天女○ゆい』、それから『咲―s○ki―』を見るんじゃが」

「アニメなんかに嵌ってんじゃねえよジジイ歳考えろ歳!!」

「別に良かろう。アニメは娯楽じゃ。そして娯楽に歳は関係ない。こうしてホレ。アニメイトにグッズまで買いに行ってしまったわい」

「その格好で!? 店員さん対応できたのかよ!!」

「アニメ談義までしてしまったわい」

「適応力パネェな店員!! つかアンタ日光に弱いんじゃないのかよ!!」

「うむ。実を言うと結構死にそう。てへっ♪」

「てへっ、じゃねえよ全然可愛くねえんだよ! ってそうじゃない! アレは本当にランスロット縁の聖遺物だったんだろうな!!」

「無論じゃ。ワシを誰だと思うておる」

「アニメ好きの特殊性癖変態ジジイ」

「ほう。そこまで申すか。良いか雁夜」

「……なんだよ」

「ワシはのう――――――くぎゅう、が好きなのじゃ」

「黙って病院行け患者。あと俺はほっちゃん派だから知らん」

「何じゃと! 貴様、間桐の家の者でありながらくぎゅう党に属しておらんのか!!」

「うるせえよ馬鹿! お前もう喋んな!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◇うわぁ……

 

武蔵アリアダスト教導院。

二年梅組教室内。

 

そこには、二人の男女がいた。

 

一人は、長い黒髪に翡翠と紅の瞳。豊満な母性の象徴を持つ少女、浅間・智。

もう一人は、改造した教導院の制服を着込む垂れ目の少年。葵・トーリ。

 

二人は、机をつき合わせて、はぁ、とため息をつく。

 

「なーんかさぁ。多いよなぁ。俺らの共演」

「まあ、そうなりますよ。『まお○う』もそうですけどね」

「うーん……」

「何ですか?」

「ギャグ、いる?」

「いりません帰ってください」

「は、はえーよ結論!」

「あと共演といえば――――『狼○香辛料』ですね」

「伏字の意味なくね?」

 

 

 

「そういえばトーリ君の中の人。変態役、多いですよね」

「な、何気にエグイことを……」

「だってそうじゃないですか。良かったですね。同じ声で仲間がいますよ」

「オメエ本当にかっ飛ばすよなー」

 

 

 

 

「あ、そういやよ。今日ちょっと寝相が悪くてさ。布団が離れたところにあって結構寒かったわ」

「意外ですね。寝相は良いって思ってましたけど」

「んー。なんか足を思いっきり振り上げて布団をそのまま吹っ飛ばしたっぽい」

「あー。布団が吹っ飛んだ、と――――――うわあああああああああ!!」

「こっちへいらっしゃーい!!」

 




どうもKyoです。

なんか書けってお達しがあったんだ! 私は悪くねえ!!

なんかもうこれはこれでネタ集として独立させるべきなのだろうか。

そしてFate/ZEROはネタに走ったらどいつもこいつもシュールすぎる。
原作がシリアス一辺倒だからか……

では。コレを読んでくれている全ての人に無上の感謝を。






ちなみに私は奈々様派です。
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