境界線上のホライゾン~王のための剣と盾~   作:Koy

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今回は割りと短いです。
が、内容は濃いと思います。


なーんかもう色々とハチャメチャなネタ・4

◆ MUSCLE HUSTLE TO☆KI☆O☆MI

 

東洋の魔術の名門。遠坂家。

聖杯戦争の始まりの御三家の一角にして、かの魔法使い。キシュア・ゼルレッチ・シュバインオーグを師とする家計だ。

 

その現当主、遠坂時臣もまた、聖杯戦争に参加している。

 

そして、そのサーヴァント――――アーチャーの自分勝手な行動に頭を痛めている。

 

だが、そんな精神的な痛覚も、ちょっとした時臣の趣味によって解決された。

 

 

 

 

 

 

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

遠坂邸に戻ってきた金色のアーチャー。

真名を、ギルガメッシュという。

 

自身が召喚されてからというもの、アーチャーの固有のスキル『単独行動:A』によって自分の気持ちの赴くままに町を徘徊していた。

 

今日も今日とて、街中で募金箱を持ちながら募金を呼びかける子供たちに鼻で笑いながら金塊を募金箱の中に入れていた。

 

(まったく。俗世とはいえ、これほど醜悪な様を見たことがない。やはり我が故郷ウルク以外にこの我が住まう場所はないということか)

 

人目を憚ることなくため息をつくアーチャー。

霊体の状態から、実体に戻り、時臣の部屋に戻った。

 

 

 

 

 

そこには全裸のガチムチの髭がポーズを決めていた。

 

 

 

 

 

一瞬で霊体になり、扉の外に出るアーチャー。

 

その顔は蒼白で、汗が吹き出ていた。

 

(お、落ち着け我! あ、あれは何だ……時臣? いや違う!! 断じて違う! 確かに子煩悩の親馬鹿で、ことあるごとにアルバムを見せてくるような馬鹿だが。あ、あんな変態ではなかったはず……)

 

すると、ハッ、と何かに気づいた。

 

「そうか。きっと扉を開けて入っていないからか。ハハッ、なんだ。簡単なことではないか!!」

 

そう口にして、扉に手をかけるアーチャー。

 

しかしそこにはまだ全裸状態の髭マッチョが、先ほどとは違うポージングで立っていた。

月光が窓から差し込み、その体が神秘的に輝いていた。

きっと汗のおかげだろう。

 

バタンッ、と扉を閉めた。

 

「お、落ち着け我。きっと扉の開け方が悪かったんだ」

 

最早口調に余裕がなくなってきた様子。

 

「ただいま帰ったぞ時臣」

 

今度は帰りの挨拶まできっちり入れて扉を開けた。

 

しかしそこにはやはり全裸の髭マッチョ――――

 

「ああ。お戻りになられていたのですか。王よ」

「時臣!? やっぱ時臣なの!?」

「ええ。私ですよ。それが何か?」

「何かじゃねえだろ!! なんだその肉体美でも見せ付けるようなポージングは! というか貴様、そんな筋肉質だったとは知らなかったぞ!?」

「おや? 見せたことありませんでしたか? 実は私、ボディビルダーとしては結構有名でして」

「そうだったの!?」

 

意外! それは筋肉ッ!!

 

アーチャーが唖然としていると、見せ付けるようにさらにポーズをとる時臣。

 

「何をしている」

「いえ。王にもっとこの肉体美を見てもらおうと思いまして」

「いい! いいから!! というかもう十分見たから!!」

「さあご覧ください! この見事に六つに割れた腹筋を!! この盛り上がった上腕二等筋を、大胸筋をッ!!」

「知らんわ!!」

「さあご一緒に!! 『盛り上がった筋肉(ダブルバイセップス)』!!」

「やらんわああああああああああ!!」

 

その夜、アーチャーは帰らなかったという。

 

 

 

一方その頃、

 

 

 

「おい、誰だあの二人組……」

「すげえ、全然ブレてねえよ動きが」

「あの爺さんもすげえな」

 

言峰親子は街中でブレイクダンスを披露していた。

 




どうもKyoです。

いえね。感想で、アーチャー陣営が気になる的なコメントをいただきまして、書きました。
こうなっております。

ギルさんがツンデレ。髭マッチョ。アサシンダンス。となっております。

最後に。コレを読んでくれている全ての人に無上の感謝を。








血塗れで臓物ビッチャァ、なヒロインもいいよね!(確信
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