そんな訳で現国王 ライラントは女好きで少々 女性関係にだらしない事と 、あまりにも側室・妾の子供が多い為、故人である前正妃であった吾妻の姫 リンの子供であるナズナとユキヤ、現正妃のベアトリーチェの子供であるハルトにのみ継承権が発生しているらしい事をセンセイから教えて貰った
そりゃ40名超で継承権争いをしたらヤベー事にしかならないのは目に見えているし、まぁ悪くない判断なのかもしれない、多分
センセイの話だとテスタロッサ領は中央の王都からと隣国の国境線からも離れた場所にあるらしいから、そうそう王族に会う事も無さそうだ
テスタロッサ領はめぼしい農作物や観光地と言った特産がなく、魔道具の技術・開発・販売でなんやかんやしているらしい
まぁ農家とか普通にいるらしいけど、収穫量は領内で地産地消する程度の量に留まっているとかなんとか
「次に、リューネにおける階級についてです。リューネは大きく分けて上から王族、準王族である公爵家、上級貴族である侯爵家、中級貴族である辺境伯家・伯爵家、下級貴族である子爵家・男爵家、そして 平民となっています」
「テンプレですね」
「そうですね、王族は直系、準は分家です。王になれなかった兄弟 及び 後宮産まれの王子・王女方です。上級貴族は21貴族と呼ばれていて、テスタロッサ家も21貴族の1家門です、中級・下級は数えるのが面倒なので沢山います、何かしらの功績を積むと平民でも下級貴族に取り立てられ、更に功績を積むと中級貴族へ至れます」
「テンプレですね」
ザ・異世界ファンタジー小説の設定テンプレートな情報をセンセイが口にするので、思わず口から漏れてしまう
「平民から成り上がれるのは中級貴族までで、上級貴族になるには養子として各家に迎えられる必要がありますが、当主か王族から打診されなければ基本的になれませんね」
「まぁそれはそうでしょうね」
「よほど当主と王族に気に入られる必要がありますから、現実的では無いですね? まぁ我々には関係ない事です」
「そうですね、王族と面会するつもりは俺には無いですし」
「それもそうですね」
俺の言葉に同意してセンセイは俺の頭を撫でて微笑む、なんか子供扱いされてる気がする・・・いや、センセイからしたら俺は子供何だけどさ?
「あ、そうそう・・・物語でテンプレな平民と王族のラブロマンスですが、リューネでは無理ですね。謎法律で王族と平民は婚姻出来ない事になっていますから」
「なんででしょう? 何かあったんですかね?」
「さぁ? 私には分かりませんが、何かがあったのでしょうね?多分」
この謎法律のミソは婚姻は出来ないだけで、妾としては後宮に在籍自体は出来るといった所だろうか? 結ばれてはいるけど、ヒロインのみが伴侶では無いので、絶妙に微妙な末路と言える
まぁ元々ハーレム主人公物なら、有りなのかも知れないけど、うん
「とりあえずリューネについてはこれぐらいで良いでしょう、次は魔法についてです」
「よろしくお願いします」
俺にとっては漸く本題の勉強が出来るとあって、ヤル気が湧いてくる
「サンクロードに置いて魔法行使は、精霊へ自身の魔力を対価に差し出して発動させる物です、が・・・貴女は違いますね?」
「え? はい、多分・・・精霊の介入は無いと思います」
「魔力反応が全く違うので、恐らくは この世界の
「
「病は治っていない様で安心しましたよ、カヅキ」
なんか褒めながらディスられた様な気がするが、気のせいと言う事にしておこう、うん そうしよう
それはそれとして、俺を蝕む
「精霊を介していないならば、リミッターを噛ませれば事足りる話です。故にカヅキ、貴女にはリミッターを課します、有事の際に下手人を皆殺しにしてしまったら情報が得られませんからね」
「あ、思ったよりエグい理由ですね」
「何を言っています? 勿論 あんな爆撃級の威力の最弱魔法を連発されては我々が困るのですよカヅキ、この世界では味方に魔法が当たらないなんてご都合主義な事象は存在しないのですから、屋敷も人員も耐えられる物ではありませんから」
「あ、はい」
俺の言葉にセンセイは俺の頭を撫で回すのを止めて、真面目な表情をして言う
センセイ言う通り、俺がソロ活動中ならまだしも、周りに仲間がいる場所ではファイヤーボールを使えない、最弱攻撃魔法でさえ辺りが吹き飛ぶ威力になってしまっている訳だから、敵だけじゃなく周りの味方にも被害が出る事は明白だ、そんな事は俺だって望まない
俺に
ま、そもそもヒーローって柄でも無いけどな? うん
リミッターを使う感じだけど、ジャラジャラと拘束具を着けるのは目立つし、遠慮したいけど、かといって刺青的な奴は痛いだろうから嫌だ
タトゥーシール系のお手軽だと嬉しいな、うん