背中にデカデカとリミッターの刻印をプリントして貰った後、絶対 勘違いしているネビリム女医に俺の年齢を告げると、そこそこ驚いていたが その後の対応が特に変わらなかった、何故だ?
その後、リミッターで魔法出力を10分の1程度まで下げているが、足らないとの事で、俺用に改造した狐耳飾り型の封印具も貰うと、どうやらテスタロッサの家紋が記されている物らしく、身分証明にもなるらしい
こう言うアクセサリーには疎いから、よく分からないが何故かセンセイが楽しそうだったからヨシとしよう、うん
そんなこんなで、俺は
翌日から本格的に始まったメイド生活で、プレセアが先輩として俺に色々と教えてくれたのだが、1度教えたら覚えてしまって先輩面し辛いと言う謎のクレームを貰ってしまったが、正直知らねーよ と思った
因みに、俺が彼女の1つ歳下と言ったら、例に漏れずに驚かれてしまった、やはり俺の合法ロリ(不本意)は確定らしい、無念
なんやかんやプレセアとは良き同僚 兼 友人となる事が出来て、センセイの心配が1つ減った事は、喜ばしい事だが プレセアを始めとした同世代の女性使用人は、なんで俺を着せ替え人形にしようとするのだろうか?
いや、確かに彼女達には感謝しているよ?
ほら、亜人種な上に何処の馬の骨か分からない不審人物に仕事を教えてくれたり、仲良くしてくれるからね?
それもあって、彼女達のお願いは断り難いし、何ならセンセイが黙認しているからさ? 毎回 着せ替え人形にされる訳だ
まぁ服とかに疎い俺も悪いのかも知れないけどさ? いや、毒されてるな俺・・・
じゃ無かったら着せ替え人形の最中に尻尾と狐耳が邪魔だからと人化の術なんて開発しないしな?うん
そんなワチャワチャした日常も悪くないと思っている自分がいるので、俺は今の生活を気にっている様だ
メイド生活を始めた頃は冬だったが季節は巡り春を超え夏の兆しが見え始めた頃、同僚の1人であるアニスが夏は汗をかいて大変だと少し愚痴っていたので、非番の日に気温調整の術式を作りアニスのメイド服に仕込むと、物凄く喜んでくれたので、センセイに相談して使用人の服全てに仕込むと、作業効率が幾らか向上して喜んでくれた
やはり夏場の熱中症リスクはセンセイも問題視していた様で、めちゃくちゃ褒めながら撫でられた・・・アレ?これ子供扱いってより犬を褒めるヤツに近い気がしてきたな? まぁ良いか、大して変わらんだろうし? ほら、狐は犬科だし
そんな訳で割り振られた仕事をこなしつつ、自分の出来る事を研究している内に、俺は分身の術を会得して作業効率が9倍になった
まぁ単純に8体の分身を作り出して、9名で仕事してるだけだけどね?
あまりに仕事が早く終わるからセンセイにバレて、センセイに1〜2体貸し出して仕事をする事になったが、まぁそれも仕方ない事だろう
いかに超人のセンセイでも癒しは欲しいらしく、俺を膝に乗せて撫でていたりしたし、仕方ない、うん仕方ない
仕事効率が高くなったおかげで、1日の自由時間が増えたので色々と魔法や術式の研究をしたりしている内に秋を迎え、実りの季節を祝して収穫祭なる物が開催されるらしく、同僚その3であるルーティとプレセアに両脇から持ち上げられて強制連行され、収穫祭へと参加させられた
例に漏れず、俺は着せ替え人形と化していたが、まぁプレセアとルーティが楽しそうだったから、ヨシとしよう
とはいえ、元々 祭り等が好きな性分の俺は、なかなか楽しんだのだが
第2の人生を満喫していると、季節は秋から冬へと移ろうとしてる日の事、不意に俺は領主であるベルファさんの執務室へ出頭を命じられた
俺、なんかしたっけ? と思いつつ執務室へと向かうのだが、割と色々したから心当たりが有って困る
例えば、試作した魔法の試し撃ちして、魔法訓練場の壁を粉砕したりしたし、休日に 軽い気持ちで領都の外へ出掛けて暴漢に強姦されそうになってた女性を助けたり、別の日にも散歩しに出掛けたらモンスターに襲われたからグーパンで黙らせてアイデースの肥やしにしたり、急病の馬を魔法で治療したり、etc etc
とにかく、良い事も悪い事も心当たりがあり過ぎるので、困ってしまう
多分、総量で言えば良い事の方が多い筈、多分、メイビー
どうしよう、自信ないわ。仮に悪い方でも クビにはならない筈だが、最低でも説教は不可避
良い方だとボーナスが出る? いや、それならワザワザ多忙なベルファさんが俺を執務室に呼び付ける訳がない
呼び付けるからには、相応の何かが待っている筈だ・・・夜伽? いや無さ過ぎるわ、アホか俺は
だって、絶対 ベルファさんはセンセイに惚れてるよ、だって度々思い出した様に求婚してるし?
なんでかセンセイは まに受けずに流してるけど、アレは絶対に本気の求婚だと思うんだけど
やっぱり胡散臭い笑みを浮かべているからか? 分からん
キングクリムゾン 発動