どうにかこうにかグレゴワールが静かになった事でナズナの自己紹介になる
「
スッと立ち上がり自己紹介になっていない自己紹介をナズナは行う、まぁ確かに今更な気もするよね? 何せリューネの王太子だからねナズナ
そんな短い自己紹介(仮)をして椅子に座り直し、ロゼへ目配せをすると
「え
「先輩、面白い冗談を言いますね。流石に可笑しいと思います」
「アエラ〜」
ロゼの左隣
「ひとまず新人3名の紹介は終わり、あとは 各々で交流をしてくれ。では本題に入る、まず
「はい、お手元に報告書のコピーがありますので 私からは簡潔に、大亀による瘴気被害は終息 及び 解決済みです、報告書にある様に大亀は精霊であるゲンブでした、カレは人為的に瘴気を発生させる魔石状の魔導具を埋め込まれていました、本来 精霊たるゲンブを目視する事は難しいですが 瘴気により変容で 地仁 及び 氷嬢のお2人が目視出来たと予想しています。また犯人については、現 テレジア候 チャール・ダンビュライト・テレジア侯爵へ念入りな調査を依頼していますので、いずれ 全容が判明すると思われます」
ロゼの自己評価の低い自己紹介が終わった所で、良く通る良い声でアルテミシアが進行をして、私に説明を行う様に言ってきたので おとなしく従い説明する、私が当事者だしね?
私が説明した事 以上の情報は実は殆どない、犯人の目星も動機も目的もサッパリ不明なので、正直 お手上げ状態だ
先のバルマバラッドによる工作と言う可能性はゼロでは無いが、テレジアの湿地帯を瘴気に沈める意味は あまりない
ゲンブが居た一帯は、特別 利用価値が高い訳でもないし リューネの水源の要と言う訳でもない、確かに珍しい植物や薬草類はあるが 絶対に必要なモノでもない、まぁ有れば便利である事は確かかもだけども
今はチャールからの調査報告を待つしかないかな?
「説明 ご苦労光姫、犯人の目星や動機も何もかもが不明だ、諸君も心しておいてくれ、現状 称号持ちで瘴気を浄化 または 無効化出来るのは
「そうですね? 教会に所属する者も瘴気へ対処出来る程のチカラを有する者は決して多くないですから」
「低濃度で 多少吸い込んだ程度なら すぐにどうにかなる事は無いが、長く触れると身体を蝕み死病へ至る厄介なモノだ、もう1度 言う 心しておいてくれ、特に闇帝 お前は人の話を聞かないからな」
「僕だって瘴気の危険性は重々承知しています、しかし 弱き者を救う為ならば、この命 削ろうとも惜しくはない! 」
「志しが高いのは構わないが、声がデカい 少し音量を下げてくれ」
アルテミシアに お礼を言われたので 軽く頭を下げると、彼女はエレオノールの名を出して説明をしてくれる、なるほど 瘴気って そんな認識なんだな? なんとなく私の認識と近くて良かった
そして名指しでグレゴワールへ注意を促すアルテミシアに、グレゴワールは 相変わらず大音量で反論するが、志しは高く やはり悪い人間ではさなそうだ、まぁ声がデカ過ぎるが
それから議題を紹介してゆき、会議が終了する
「カヅキ、大丈夫か? なんか辛そうだが?」
「大丈夫ですよ 貴方様、ベルナール君の声が指向性を帯びているのか鼓膜へダイレクトアタックを敢行してきただけですから」
「・・・それは大丈夫なのか?」
「死にはしません、それに4つの内 2つは残っていますから」
「う、うぅん? そうだな?」
グレゴワールの
とりあえずノイズキャンセル 及び 消音機能付きの高性能イヤーマフを用意してグレゴワールと遭遇したら使う事にしよう、野晒しだと私の鼓膜が持たないからね
「お腹も空きましたし、何処かで食事をしてから戻りますか?」
「そうだな・・・今から用意してもらうのも手間だろうし、せっかくだ 軽く見て行くか」
「そうしましょうか」
なんやかんや2時間程 会議をしていたので、昼食の時間に丁度良い時間となり空腹を感じたのでナズナに提案すると頷き、私をエスコートして会議室を後にする
因みにロゼは会議が終了した瞬間、アエラに引き摺られる様に退室してゆき、エレオノールは用事が有るらしく 私に挨拶をして お淑やかに帰っていった
やはり私と言う養殖紛い物と違い天然の清楚系令嬢は、お淑やかさが全然違うなぁ、凄い