「本日 当家 当主 ベルファの結婚式を執り行っております、失礼ながら招待状のご提示を願えますか?」
「我等はテスタロッサ分家だ、一介のメイド風情が生意気な事を言うな」
6体の1尾分身で聖堂に至る道を塞ぐ様に立ち塞がりながら招待状の提示をする様に言うが 会話が成りなっていない、本当にテスタロッサの分家か? ベルファさん と知能レベルが天と地ほど差があるぞ?
「もう1度 申し上げます、招待状の御提示を願えます、当 結婚式にはライラント国王陛下 名代 ナズナ王太子殿下も参列されております故、招待状をお持ちでは無い方をお通しする訳には行きません、ご容赦くださいます様」
「続けて申し上げます、もし押し通ると言うならば 我々は 制圧 捕縛の為 ある程度までの武力行使をベアトリーチェ正妃殿下 並びに 第2王子 ユキヤ殿下 連名による許可を得ております。その旨 ご理解の上 行動なさってくださいます様 お願い致します」
「我々は正真正銘 テスタロッサ分家、招待状など要らないだろう? 何の為に家紋入りの正装をしていると? 良いから そこを退け! さもなければ痛い目に合うぞ!!」
この分家連中は 理性的な会話すらできないのか? 嘆かわしい
因みに ナンバーズも
「警告致します、これより先に立ち入る為 招待状を提示してください。無い場合 お通し出来ません、お引き取りを願います。それでも尚 強行する場合、行動に移らねばなりません」
「我々 テスタロッサ家 戦闘メイド隊 ナンバーズは、主の安寧を守るのが務め、職務の為ならば命を惜しみません。誰であろうと職務を全う致します」
「警告致します、現在位置より1歩でも 此方へ足を踏み入れたり 後退意外の行動をした場合、警告を無視し対話による解決をする意思無し、そして武力による解決の意思有りとして、我々は判断し 相応の対処致します」
再三の説得と警告にも関わらず、バカ共の先頭に立つ男が魔法を発動させる為に魔力を練り始め、小声で詠唱を始める
私に聞こえない様に小声で詠唱しているみたいだけど、すまない 私は狐耳が付属されているので、耳が良くて詠唱が丸聞こえなんだ、すまない
そんは訳で ファンタジー定番の火属性魔法 ファイヤーボールの詠唱がされていたので、周りに被害が出てもアレなのでサッサと対応する事にし、魔力を放射し バカ共の周りの微精霊の支配権を強制徴用し発動を阻止する
これは最近気づいた事で、どうやらミラと契約した私は精霊の王であるミラには1段劣るが 精霊の支配権を得る事が出来る様で、こう言う事も出来るのだ
「は? え? は? 」
「攻撃魔法詠唱を確認 当方への明確な敵対行動と認定し最後通告致します、招待状提示し お通り頂く 或いは そのままお引き取り願います。さもなくば与えられた権限により 皆様方を侵入者とし制圧 及び 捕縛致します」
「ふ、ふざけるな!! メイド風情に指図されてたまるか!! 魔法が使えなくても、小娘に負ける訳が無い!! 退け!!」
「敵対行動と認定、対処致します。ナンバーズ各員・・・掃除を開始せよ」
「「「「「アイコピー」」」」」
精霊を介して魔法を使用するリューネ人である 先頭バカは魔法が発動せず消滅した事に驚愕している様子が面白いが、一応 仕事中なので布面越しとはいえニヤニヤするのを我慢し最後通告したが、やはりナメてるのか 武力行使に走ったので コチラも相当の対応に移る事にする
適当にボコって縛った後に適当な街灯とかに吊るせば良いだろう、多分
ついでに 『私は親戚の結婚に嫉妬して荒らしに行った愚か者です』 の看板も首から吊るしてやれば良い
そんな訳で 我先に駆けてきた先頭バカに軽くフェイントを入れてから顔面に跳び膝蹴りを叩き込み、確実に鼻の骨を折ってやり バカ共には無い狐尻尾でアンバックし体勢を整えて、上段後ろ回し蹴りを顎に入れて意思を刈り取ってやると鼻血を噴出しながら崩れ落ちる様に倒れる
安心しろバカ共、死なない程度にボコるし 私は治癒魔法が使えるから、多少 脳みそが傷んでも直してあげるからさ?
そんな独白?をしている内に、魔法を封じられたバカ共は 想定以上に弱く6分の1以下の
人数差も有った筈だが、コチラをナメていたからか 場当たりすぎたな、うん
全員ボコって捕まえたし、吊るす作業に移るとしよう そうしよう