本体でセンセイの晴れ舞台を堪能しながら、わざわざカチコミしに来た
因みに吊るされたバカ共を見てナズナが軽く引いていたのは言うまででも無い
そういえば分家連中は、どうやって生計を立てているのだろう? ベルファさんが身内だからと無能を使うとは思えないのだけど・・・謎だ
でも分家と言う事なら領地の割譲でもあるのかな? うむ、分からん
そんなこんなで王都での結婚式と披露宴、テスタロッサ領での結婚式と披露宴を執り行い約
最近・・・と言うか、学園を卒業してからはタウンハウスがあるなら 使う方が良いだろうと思って滞在していた、プレセアとルーチェもテスタロッサ家所有なら変に気を使う必要が無いし、なにより使用人用の部屋があるからね
そんな訳で いつもの様にブリジットを伴って登城して案内の親衛隊隊員の後に続き、季節的に 花が綺麗な時期だからかベアトリーチェお気に入りの庭に案内される
「お待たせ致しました、ベアトリーチェ様」
「そうでも無いわ、カヅキちゃん」
庭に到着し東屋に先に到着し待っていたベアトリーチェに軽く挨拶をし、さっさと着席してしまう。礼を欠く事はしないが 今更 畏まった礼儀を尽くす間柄でも無いし、公の場でないなら多少の事は許してくれるからね、うん
因みにナズナは居ない、本格的に王位を継承する為に 引き継ぎやら 戴冠式の準備やら、兎に角 やるべき事、やらねばならない事が山程あるので、センセイとベルファさん の結婚式以降は あまり私との時間を作れていない
まぁ正直、逆に助かっている 何故なら 最近 私の理性のタガが外れかける事が多いからね、理性蒸発したら 誰も私を止められないだろうからさ?
「急かす様で申し訳ないですが、本日は どの様なご用件でしょうか?」
「構わないわよ? 貴女の性格は 此処 数年で理解しているし、他意も無い事もね? 」
「ありがとうございます」
側仕えしていたメイドが淹れてくれた紅茶を1口 飲んでからベアトリーチェに質問をすると、彼女は気にした様子も無く答え
「ナズナ君から聞いていると思うけれど、かねてより選定していた講師が決まったの、漸くね」
「あぁ なるほど、そういえば そんな事をナズナ様が言っていましたね・・・あれ? 大分 前に聞いたような?」
相変わらず優雅な振る舞いで紅茶を飲んで口を開いたベアトリーチェに相槌を打つ、学園卒業後に予定されていた王妃教育を行う為の講師が決まったと言う報告?だった様だが、選定期間が長い気がする 良く覚えていないが話を聞いて1年ぐらい経っている気がする・・・いや、未来の王妃の教育の為なら 1年の選定は普通なのか?
「王妃教育と言う事で、並の貴族令嬢レベルではダメと言う事は当然としてカヅキちゃん には相応の教育を受けて貰う事になるわ」
「元より覚悟の上です」
「その言葉を聞けて嬉しいわ、まぁそう気負う必要もないわね? 所作や言葉遣い、他色々 含めて申し分無いもの」
「ありがとうございます」
「貴女に不足しているのは貴族としての慣習や習わし 所謂 知識面、とわいえ 座学だけでは肩が凝ってしまうし、私も もっとカヅキちゃん とお話ししたいもの、だから満遍なく最高の人材を用意したの」
「あ、はい」
ベアトリーチェに褒められたので、お礼を返すと 急に私欲が混ざってきて反応に困ってしまう
正直 そんなん焦らんでも 私は逃げないし、どうせ長い付き合いになる。文字通り、具体的には2〜300年ぐらい いや もっとかな?
「講師の紹介は追々・・・講義の時にしましょう、あぁ 今日 今すぐとか無いから安心して頂戴? 」
「ありがとうございます」
「あ、そうそう 今後の予定を教えて貰えるかしら? そうね・・・ひとまず1ヶ月ぐらい、既に予定があるなら もっと先の予定も大丈夫よ」
「かしこまりました」
ベアトリーチェの言葉に相槌を打って紅茶を飲むと、そんな事を聞かれたのでインベントリからスケジュール帳を取り出し、ザッと見て
「まだ先ですが友人の結婚式が何件か年内に、あと・・・あぁ 今月は お義父様より任されている幾つかの商業の商談が何件か有りますね」
「そう、貴女はベルファから幾つかの仕事を委任されていたわね」
「委任・・・とは少々 違いますが、そうですね? TCG等の遊戯関係は私がお義父様に お願いして始めた事ですから」
「TCG? 」
「あ、すみません・・・トレーディングカードゲームの略です、現在 流通しているデュエル・モンスターズの事ですね」
「あぁ 今 国内で人気のカードゲームね? 私の耳にも入っているわ、販売開始されて1年ちょっと で 小規模ながら 公式大会が開催されたと聞いているわ」
予定を口頭で伝えると、ベアトリーチェが首を傾げてきた為 説明する、うっかり専門用語?を使ってしまった、反省 反省
ベアトリーチェにスターターデッキをプレゼントしても良いかも知れない、そうしたら私が接待デュエル出来る・・・いや、ベアトリーチェは人の思考を感知出来たな? 接待は無理か?