工場長はキヴォトスでも自由になりたい 作:sacabambaspis
カビ人間かぁ…おっしゃ!回復液いっぱい作るぞー
(皆さんよわ先って美しくありません?いつかIFで作ってみたいですね)
誤字があれば報告してくれれば直します
ハイゼンベルクは一旦磁力を展開するのをやめた、なぜならば目の前にどでかいタワーがあるところについたから
「こりゃでかいな…お?中に生徒が集まってる…」
そうして扉を開けようとしたら鍵がかかっておりガチャガチャと扉が鳴る。 自動ドアの可能性も考えて上を見上げるがセンサーなるものはついていない
「磁力使って無理やり開けるか……?いや面白おかしく行こう」
そうしてハイゼンベルクは足に力を入れ勢いよく扉を蹴る
扉は大きな音をたててタワー内に吹っ飛んでいった
「よーっす、ハイゼンベルク様のお通りだ」
目の前には、二丁サブマシンガンを持っている青っぽい髪の生徒、スナイパーを持っている黒髪の生徒、アサルトライフルを持っている白髪の生徒、そして眼鏡をかけていていかにもサポートをする生徒がおり、その奥に横に伸びている長い耳、まるでおとぎ話にいるエルフといえばそう見える。
そして金髪で影で顔らへんが見えない天使の輪っかみたいなのがない人が一人
「貴方は誰ですか!?」
スナイパーを持っている黒髪の生徒が吹っ飛んだドアを一瞬見て、こちらに向けて持っている銃を構えた
「おいおい、あぶねぇな」
彼女たちに両手を上げて戦わない意思を伝える
「このドアミレニアム製なんだけど!」
青っぽい髪の生徒がわめき散らかしている
「ミレニアム製? あー……なんかすまねぇな」
ここに来るときに不良生徒から磁力を展開し戦っている途中に【ミレニアムってそんな装置まで開発してんのか!?】と言っていたためである。
「うぅ…費用足りるかなぁ…」
青っぽい髪の生徒には悪いことをしてしまったなと思いつつエルフっぽい生徒が口を開いた
「…話の途中で割り込みがありましたが無視しましょう…こんな暇そ……大事な方々がここを尋ねてきた理由は、よく分かっています」
「今、学園都市に起きている混乱の責任を問うために……でしょう?」
「そこまで分かっているなら何とかしなさいよ! 連邦生徒会なんでしょ!」
「数千もの学園自治区が混乱に陥ってるのよ! この前なんか、うちの学校の風力発電所がシャットダウンしたんだから!」
「連邦矯正局で停学中の生徒たちについて、一部が脱出しあという情報もありました」
「スケバンのような不良たちが、登校中のうちの生徒たちを襲う頻度も、最近急激に高くなりました。
治安の維持が難しくなっています」
「戦車やヘリコプターなど、出所の分からない武器の不法流通も2000%以上増加しました。
これでは正常な学園生活に支障が生じてしまいます」
その状況をみて、リンは黙り込む、話を聞いていたハイゼンベルクは大変そうだ、と思いつつそこらへんにあった金属で何かを組み立てている
「こんな状況で連邦生徒会長は何をしているの? どうして何週間も姿を見せないの?
今すぐ会わせて!」
その問にエルフっぽい生徒は少し考えた後、答えた
「連邦生徒会長は今、席におりません。正直に言いますと、行方不明になりました」
「……え!?」
「……!!」
「やはりあの噂は……」
「結論から言うと「サンクトゥムタワー」の最終管理者がいなくなったため、今の連邦生徒会は行政制御権を失った状態です」
「認証を迂回できる方法を探していましたが……先ほどまで、そのような方法は見つかっていませんでした」
「それでは、今の方法があるということですか、首席行政官?」
「はい」
「この先生こそが、フィクサーになってくれるはずです」
一斉にエルフっぽい生徒の後ろにいる人に目を向けた
「!?」
「!」
「この方が?」
みんなが驚いているなか、ハイゼンベルクはゆっくりと物音を立てずに近づいて行く
キヴォトスではないところから来た方のようですが……先生だったのですね」
「はい。こちらの先生は、これからキヴォトスの先生として働く方であり、連邦生徒会長が特別に指名した人物です」
「行方不明になった連邦生徒会長が指名…? ますますこんがらがってきたじゃないの…」
そう青っぽい髪の子が言っているなか、ブロンドの短髪で黒いジッパーシャツの上にオリーブ色のジャケット、デニムパンツを纏った服を着ている男が口を開ける
「とりあえず……俺の自己紹介だな」
「俺は、イーサン・ウィンターズ。みんなの先生でいいのか?」
そのときみんなから見て後ろにいたハイゼンベルクがイーサン・ウィンターズの目の前に来ていた
「名前をもう一度言ってみろ」
ここに来て磁力を展開するのをやめていたが彼の名前を聞いた瞬間磁力を展開し先生に近づいていた
「イーサン・ウィンターズだ」
「イーサン・ウィンターズ…ねぇ、あの女はどうなった?」
もし彼がイーサン・ウィンターズならばこの質問に答えられるはずだ
「あの女…?あぁ、
皆には聞こえない声、もといハイゼンベルクの耳元で話した言動はすべて一致する
「なるほど…よく分かった…」
いつの間にかみんなが静かになっていた
「あれ?みんなどうしたんだ?」
イーサンがそう聞くと最初に言葉を発したのは青っぽい髪の子だ
「っは!? こ、こんにちは、先生。私はミレニアムサイエンススクールの……」
次に言葉を発したのは隣にいるエルフの耳の子だ
「そのうるさい方は気にしないでいいです。続けますと……」
そして次にイーサンの意見が出る
「気にしないも何も名前を覚えとかないとのちのち困るのはこっちなんだ、今聞いといて損はないだろう?」
イーサンがそういうと、声を張り上げて青っぽい髪の子が最初に言い始めた
「は、
「私は、
スナイパーを持っていた子がいうとサポートっぽい子が自分の名前を言う
「私は、
次に白髪の子が名前を言う
「私は、
「最後は先生や皆様は知っていると思いますが
イーサンは目の前にいる生徒たちの名前を聞いて頷いた
「ジャパニーズっぽい名前だけど…頑張って覚えてみるよ」
そうイーサンが言うとみんなの視線がハイゼンベルクに集まる
「なんだよ、こっちみて」
ガチャガチャンと音をたてて落ちるのは彼が浮かばせていた鉄や金属だ
「皆名前いったけど、あなただけ名前言ってないわよね?」
そういい詰め寄るのはユウカ
「あ、いやー俺の名前はちょっとな…」
ハイゼンベルクは名前を教えたくないようで言葉を濁す
「不公平ではありませんか?あなただけ名前を言わないのは」
もう1人の詰め寄ってきたのはハスミだ
「っぐ…仕方ねぇ一度だけだぞ、カール・ハイゼンベルクだ、しっかり覚えとけ」
そういいみんなは納得したように前を向いて七神リンを見た
「……話を戻しましょう…先生は元々、連邦生徒会長が立ち上げた、ある部活の担当顧問としてこちらに来ることになりました」
「連邦捜査部「シャーレ」」
「単なる部活ではなく、一種の超法規的機関。」
「連邦組織のため、キヴォトスに存在するすべての学園の生徒たちを、制限なく加入させることすらも可能で、各学園の自地区で、制約無しに戦闘活動を行うことも可能です」
「なぜこれだけの権限を持つ機関を、連邦生徒会長が作ったのかは分かりませんが……」
「シャーレの部室はここから約30km離れた外郭地区にあります。 今はほとんど何もない建物ですが、連邦生徒会長の命令で、そこの地下に「とある物」を持ち込んでいます」
「先生を、そこにお連れしなければなりません」
「30kmか…ちょっと遠いな」
七神リンが言うには、行方不明もとい消息不明になった連邦生徒会長が何でもできる部活を作り、そこの顧問をイーサンにしたということ
そして顧問であるイーサンは色んな学園に行けるし自由に活動もできるということだ
そんな中、リンはある物を出す
「モモカ、シャーレの部室に直行するヘリが必要なんだけど……」
そう言うと、青い光からこれまたピンク髪の美少女が出てきた
「シャーレの部室? ……ああ、外郭地区の? そこ、今大騒ぎだけど?」
「大騒ぎ……?」
「矯正局を脱出した停学中の生徒が騒ぎを起こしたの。そこは今戦場になってるよ」
「………うん?」
「連邦生徒会に恨みを抱いて、地域の不良たちを先頭に、周りを焼け野原にしてるみたいなの。
巡航戦車までどっかから手に入れてきたみたいだよ?」
「丸焼け…戦車…カオスだな」
「地獄絵図だな…」
ハイゼンベルクは地獄絵図と言ったが実際あの女がやったことと比べると可愛いものだ
「それで、どうやら連邦生徒会所有のシャーレの建物を占領しようとしてるらしいの。まるでそこに何か大事なものでもあるみたいな動きだけど?」
「………………」
ちょっとずつ七神リンの顔が怖くなってゆく
そのなかイーサンが機転を利かせる
「大事なものか…早く取りに行かないとやばいんじゃないか?」
「まあでも、もうとっくにめちゃくちゃな場所なんだから、別に大した事な……あっ、先輩、お昼ごはんのデリバリーが来たから、また後で連絡するね!」
そう言い、ピンク髪の子が写し出されていた装置の電源が切れた
現在、七神リンはプルプルと小刻みに揺れている
「深呼吸だ、深呼吸をしよう…」
七神リンは今にも爆発しそうだった
「大丈夫……です。少々問題が発生しましたが、大したことではありません」
そうすると、リンは何かを閃いたかの様に、ユウカたちの方を見つめ出した
「……?」
「な、何? どうして私たちを見つめてるの?」
「ちょうどここに各学園を代表する、そして所属が分からない者が1人ですが、立派で暇そうな方々がいるので、私は心強いです」
「………え?」
「それって……」
ハイゼンベルクやユウカ達から嫌な予感がした
「キヴォトスの正常化のために、暇を持て余した皆さんの力が今、切実に必要です。行きましょう」
「えっ、ちょ……」
そう言い、リンは私の手を掴んで外に出ていこうと歩き出した
「ちょ、ちょっと待って!? ど、どこに行くのよ!?」
「俺は暇じゃねぇ!」
ユウカたちも後を追い、文句を言いながらついてきた
そして、ハイゼンベルクとイーサン、そして愉快な仲間たちは戦場へと向かう
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歩いた、2分、向かっている途中ハイゼンベルクが何かを思い出したようにコートのポケットから何かを出す
「イーサン・ウィンターズ、お前まだ銃器扱えるよな?」
そういうとハイゼンベルクはイーサンにM1911を投げて渡した
「ありがとな、ハイゼンベルク」
「礼には及ばないさ、俺を自由にしてくれたからな」
そのあとイーサンがハイゼンベルクだけにカビ人間ということを打ち明け、生徒たちに【イーサン先生】と呼ばれているのを見て『イーサン先生!?っ〜ハハ!』と笑い、磁力を展開していたおかげで弾丸が当たらずに済んだのはまた別のお話。
意外と長くなりましたね…イーサンはカビ人間のままになりました。 ここから先はヘルメット団や不良生徒どもが蹴散らされます。 『「ご愁傷様」』
ゾルダートを…
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出す!
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出さない!