東京都文京区水道橋、ここにプロ野球球団『読売ジ○イアンツ』の本拠地である東京ドームでアイドルアイ最後のライブが開かれようとしていた。本来なら選手しか入れないグラウンドにも沢山の観客が詰め寄ってステージを見つめていた。そしてその観客達の最前列に、アイにはまったサイヤ人五人が陣取っていた。
悟空「ここが東京ドームっちゅうんか。ここでアイが見れるんだなぁオラワクワクすっぞ!」
パラガス「東京ドームは日本に存在する宇宙の中で一番環境が整った美しい東京の町にあるプロ野球とやらの球場でございます。まぁ野球よりも俺達はアイ一筋だがな!はははははー!」
悟空「そうだ!今日もアイを推して近いうちにアイと結婚すっぞ!」
ベジータ「カカロット、でしゃばるなと言ったはずだ。それに今のカカロットでは到底無理な話だ。」
悟空「なんだとー!?」
ベジータ「貴様、既にチチと結婚しているだろうが。なのにアイと結婚?出来るはずがないだろう。いくら馬鹿でもそれくらいわかるはずだ。だからアイは俺の物になるしかないって訳だ!ははははは!」
悟空「だから、アイと結婚することになったらチチと離婚すんにきまってんだろ。それにベジータ、おめぇもブルマと結婚してんだろ。アイを物にするなんて出来ねぇぞ。」
ベジータ「フン、別れるに決まってるだろ。そうしちゃえば問題ないからな。どっち道アイと結婚するのはこの俺だ。」
パラガス「だなどと、その気になっていたお前らの姿はお笑いだったぜ。アイと結婚するのはこの俺なのだからな。」
ベジータ「面白い冗談だ。追い詰められた奴は苦し紛れにつまらんことを言い出すものだ。パラガス、お前が相手にされるわけないだろう。」
悟空「かぁ気持ちわりぃ、やだおめぇ。オラと同い年のブロリーを子供に持っていてそれでアイと結婚しようと思うのか?」
パラガス「腐☆腐。確かに俺は年齢においては不利な点だ。だが、俺はお前らとは違って経済力があるのだからな。新惑星ベジータの時のように奴隷と資材を沢山購入するくらいの財力は持っているのだよ。」
悟空「そんなにか、パラガスすげーなぁ。」
ベジータ「卑怯者!財力を盾にしやがって、貴様にはサイヤ人の誇りがないらしいな。」
パラガス「フン、ニートのお前らに言われちゃおしまいだな。」
ベジータ「なんだと!?ふざけやがってぇぇ!」
悟空「パラガス!オラを馬鹿にしたな!?絶対ェに許さねぇ!」
トランクス「皆さんやめてください!東京ドームがぁぁ!東京ドームそのものがぁぁ!」
悟飯「アイさんのドームライブを台無しにする気ですか!?」
悟空「チッ・・ここじゃあ戦えねぇ。」
ベジータ「パラガス!まさかこうなることを謀ったのか!?」
パラガス「やっと能天気なお前らでも呑み込めたようだな、全てはお前の言うとおりだ。苦労に苦労を重ね、ようやく一番前を取れたここを失うわけにはいくまい。それさえ利用してしまえば、俺の敵は最早一人もおらん!お前達は勿論、カカロットの倅とベジータの倅にも財力マウントを取ることで、俺とアイの帝国は永遠に不滅になるという訳だ!」
悟空「ちくしょー!ふざけやがって!」
ベジータ「くそったれぇぇ!」
悟飯「ぼ、僕だって大きくなったら。」
パラガス「無駄無駄☆。成人までにあと何年あると思ってるんだ?年齢的に不可能でございます。」
悟飯「ふぇあああ!」
パラガスの財力マウントに悟空達は打ちのめされて項垂れるが、そもそも働けば良かったので完全に自業自得である。しかし、せっかく遥々東京ドームまでやってきたのに重い空気の中ライブを堪能するのは忍びないのでパラガスは話題を変えた。
パラガス「それよりもお前ら、そろそろ開催の時間だ。今はおもいっきり楽しもうじゃありませんか。俺達のてで最高のライブを築き上げるのです!」
悟空「・・そうだな。アイ早く来ねぇかなぁ。早く見てぇぞ!」
ベジータ「パラガス、いつになったら始まるんだ!」
パラガス「もう少しでございます。もうしばしお時間を。」
悟飯「楽しみですね。」
トランクス「そうですね悟飯さん。」
そして会場全体の照明が一斉に落ちてステージの光だけがきらびやかに浮かび上がる。観客達は遂に始まると確信してペンライトを準備した。やがてステージ上にひとつのスポットライトが照らされてそこにスーツ姿の司会者が高らかに告げた。
「皆さんお待たせしました!B小町の東京ドームでのライブをお楽しみください!」
\ワアアアアア!!/
―――あなたのアイドル☆サインはB―――
司会者が告げるとそそくさと姿を消して、B小町のファンなら誰でも知っているお馴染みの曲と共にアイ達が姿を現した。そしてそのままフレーズに合わせて踊り出す。それで観客のボルテージはいきなり最高潮に達した。
パラガス「はははははー!いいぞぉ!どんどん盛り上がってしまえー!」ピロロロロロ
悟空「アイー!おめぇの底力見せてやれー!」
ベジータ「アイ!お前が、ナンバーワンだ!」
トランクス「やはりアイさんはとてつもなく凄い!最高過ぎるんです!最高過ぎるんですよアイさんは!」
悟飯「アイさんうまいうまい上手!」
様々な色のペンライトがドーム内の至るところで目立ち、アイ達がつけているマイクによる歌声と曲が大音量で響き渡る。それに加えて洗練されたアイの魅せる演技がドームに見に来てる誰もを虜にしていった。
―――ステージの裏ではブロリーが腕を組んで壁に寄りかかりながら見守っていた。
ブロリー(アイもそうだが、他の奴らもドームだからといって臆することなく出来ているな。流石B小町と誉めてやりたいところだぁ。・・そういや何故俺はここで待機するようにアイから言われたんだ?俺は本来壱護やアクアとルビーと一緒の所にいるんじゃないのか?)
現在ブロリーはただ一人でステージ裏にいたのだ。いつもだったら壱護達と一緒にステージ脇で観客の見えない所から見るのだが、今は周りに人の姿はなくてこの状況に違和感を覚えていた。
ブロリー(ミヤコ、何故俺をここで待つように言ったんだぁ?結局始まってしまったではないか!俺はライブを楽しむんじゃなく仕事をしに来てるんだ!なのに何故来ないんだ!)
ミヤコ「ブロリー君、お待たせ。」
だんだんイラついてきたのが表面にも表れかけたとき、ブロリーを待機させた張本人のミヤコが歩いてきた。
ブロリー「!ミヤコォ、アイの番始まったぞ。ここじゃあ仕事が出来ぬぅ!」
ミヤコ「まぁまぁ落ち着いて。大丈夫よ、ここからの方がアイ達に近いから何かあったらすぐに駆けつけられるわ。」
ブロリー「俺は本当にここで良いのか?壱護やアクア達はあっちに見えるぞ?」
ミヤコ「あってるわよ。ブロリー君は知らないと思うけど、引退するアイドルは最後にマイクを持って会場に来たお客さんとテレビに向かってお別れの挨拶をするのよ。」
ブロリー「そうですかぁ・・だがそれと俺がここで待つことのなんの関係がある?働かせロットォォォ!」
ミヤコ「それはこの後のお楽しみよ。アクア達のことは壱護に任せてるし私もここにいるから安心しなさい。」
ブロリー「ぬぅ・・」
ブロリーにとっては訳もわからず一人待機させられて、おまけにまだその理由が教えてもらえない為、かなり不服そうな顔になっていた。しかし、ミヤコがブロリーの凄みにも動じないのを見て渋々引き下がった。違和感が拭えないままライブは進んでいくのだった。
―――楽しい時間というのはあっという間に過ぎ去るものであり、今回のライブは最後ということもあって今までの歌全てを使用したが、それも遂に最後の一曲となっていた。違和感にもやもやしていたブロリーも、時間が経つにつれて自然と切り替えることができていた。
―――君にエール送るよ!L.O.V.E.L&Y!Let,sGO!―――
現在のB小町は、前回のライブからアイがソロで歌っていた部分をメンバーで回したりしてブロリーの助言による改革が功を奏して今のチーム内に蟠りもない人気のあるグループと化していた。メンバー達の躍りに合わせて観客の皆も踊ったりオタ芸を披露し始める者もいた。そんな中で最後の曲もいよいよクライマックスとなりドームが今日一番の歓声に包まれていた。
―――君と未来目指そう!L.O.V.E.L&Y!Let,sGO!―――
\ワアアアアア!!/
そして曲の終了と共にメンバー全員が同じポーズでピタリと止まり、それと同時に会場に歓声と拍手が響き渡った。それが終わるとスポットライトがアイに集中した。突然のことに観客達はざわめき始める。
ザワザワ
アイ「皆ー!今日は来てくれてありがとう!東京ドームのライブはこれで終わりなんだけど、最後に皆に報告したいことがあるの。」
まだ電源が切れてないマイク越しでドーム中にアイの声が届いた。そしてアイは溜めてから告げた。
アイ「本日を持ちまして私、アイはアイドルを、B小町を卒業します!」
\えええええ!/
パラガス「ゑゑゑ!?」
悟空「なんだとー!?」
ベジータ「ダニィ!?」
悟飯「えええ!?」
トランクス「嘘ッ!?」
アイ「長い間私を支えてくれた社長やマネージャーにずっと応援してくれたファンの皆。今まで本当にありがとう!どうか私が抜けてもB小町のことをよろしくお願いします!」
そう言ってアイは深々と頭を下げた。ざわめいていた会場が"寂しいし悲しいけどファンとして次のステージに送り出す"雰囲気に変わっていった。
「アイー!お疲れー!」
「次でも頑張れよー!」
「応援しているからなー!」
「元気でなー!」
そんな声がドーム内のあちら此方から聞こえてくる。それを聞いてアイは一瞬微笑んだが、すぐに申し訳なさそうに皆に謝罪した。
アイ「皆ありがとう!・・それと、本当にごめんなさい!」ペコー
いきなり頭を下げて謝ったアイを見て再び会場全体が"何事だ!?"とばかりに困惑に包まれた。そしてアイはゆっくりと頭を上げると重い空気を纏ってゆっくりと口を開いた。
アイ「今までずっと隠してたけど・・実は私、好きな男の人がいて既にもう告白はしてあるの!私が恋してる方がいるの!」
\はあああああ!!?/
悟空「嘘だろ・・アイに好きなヤツだと!?」
トランクス「嘘です!」
パラガス「認めん・・認めんぞ俺は!」
ベジータ「おおおう!?」
悟飯「なんで・・」
またも衝撃事実に再び会場はどよめきに包まれた。パラガス達は推しに思い人がいることを聞いてショックを受けていた。そしてその後聞こえてきたのはアイへの罵声だった。
「ふざけるな!」
「今まで俺達を騙してたのか!?」
「お前のライブ見に来るのにいくら使ったと思ってんだよ!」
「蔑ろにして嘲笑しやがって!」
「この嘘つき!」
ざわめくドームの一部からは怒り浸透の罵声が湧いており、他のファンもそれを咎めたり迷惑そうにすることもなかった。それを受けたアイは、唇を噛むも批判を甘んじて受け入れてる様子だった。
それを見ていたブロリーはアイの身が危険と判断して飛び出そうとするが、ミヤコに止められた。
ミヤコ「ブロリー君ストップよ。」
ブロリー「!ミヤコォ、邪魔をするな。ここにいる奴らの気が殺意を持ってアイに向いている。ボディーガードのこの俺の出番だろ!」
ミヤコ「ここ東京ドームは他の会場と違って警備員が沢山いるわ。いざというときは彼らが動くわ。それに貴方、アイを身を呈して守るんじゃなくて、アイに危害を加えそうになった人を攻撃するつもりでしょ?それも再起不能レベルの。」
ブロリー「!何故わかった?」
ミヤコ「貴方からも殺意が漏れ漏れよ。知らず知らずのうちに興奮してるのね。ボディーガードとして守るという意味では良いけどやりすぎは駄目よ。後遺症が出るほどやりすぎると逆に貴方が悪くなってしまうわ。だから彼らに委ねなさい。気持ちはわかるけどね。」
ブロリー「わかったよ。」
ブロリーは他にも警備員がいることと、ミヤコの安心しきってる様子を見て"もう少し様子見るか"と判断し直して引き続き行方を見守った。
一部からの非難の声を目を瞑って甘んじて受け入れてるアイ。やがて目を開けると申し訳なさそうにしながらも強い決意を持った顔つきに変わった。
アイ「確かに私は皆の言った通りどうしようもない嘘つきで、皆を裏切っちゃった最低な女だよ。本当にごめんなさい・・だけどアイドルはどうして恋愛をしちゃいけないの・・?アイドルである前に一人の女なんだよ・・?アイドルは幸せになっちゃいけないの・・?」
アイの悲しむような問いかけに批判の声はピタリと止んで、重い沈黙に包まれた。やがて批判が聞こえてた方とは反対側から肯定する声が聞こえた。
「そうだ!アイドルだから恋愛禁止ってのはおかしいな!」
「推しが決めたことならそれを応援するのが真のファンだ!」
「本人の幸せを妨げて良い理由なんて俺らにはない!」
「批判するアンチなんかに負けないで!」
「その人と幸せになー!」
肯定派の声が聞こえてきたことにアイは涙目になった。まさか見方する人が現れるとは思っていなかったのだ。そして目元を拭いながら感謝を伝えた。
アイ「皆ありがとう・・!それと実は・・その私の思い人、今ここに呼んであります!今ここで紹介させてください!」
アイドルが好きな人がいることを認めてもらうことすら例外なのにアイは更なる爆弾を落とした。今ここで紹介したいと言い出したのだ。アイドル界隈においては前代未聞のことに、処女性が求めているファンからは反発の声が上がるかに思われたが、意外にも聞こえてきたのは肯定派の方だった。
「アイの好きな人ここにいるの!?」
「俺達にはなかったアイがその人を好きになる何かを持ってるってことだよな?」
「知りたくないけどすごく気になる!」
「俺達のアイに本当にふさわしいか確かめよう!」
「アイー!早くその人呼んでー!」
どうやらファン達は好奇心とアイにふさわしいかどうかを見極めるつもりのようである。
ステージ裏ではブロリーが"好きな人をここに呼んでいる"とアイが言った時に自らの出番を薄々感じた。
ブロリー「へぁっ!?あいつ俺を呼ぶつもりか?」
ミヤコ「ご名答よブロリー君。さぁ出番よ、アイが出て来てって言ったタイミングで飛び出すのよ?」
ブロリー「良いのか?これはアイ達の最後のライブじゃないのか?はっきり言って俺は部外者だぞ?」
ミヤコ「この事は事前にメンバー達には通達済みよ。蟠りを貴方が解消してくれて皆恩返しがしたいって喜んでこの計画に賛同してくれたわ。それにもうファンの皆の決意も固まったところだし貴方が出ても問題は起きないと思うわ。これはアイ達皆のサプライズよ、存分に楽しみなさい。」
ブロリー「ミヤコ・・了解した。楽しい時間の始まりだ。いってくるぞ。」
ミヤコ「ええ、いってらっしゃい。」
ブロリーはしっかりと身だしなみを整えていつでも出れる体勢になった。
そしてタイミング良く満面の笑みを浮かべたアイがブロリーを呼んだ。
アイ「皆準備良いみたいだねー!じゃあ行くよー!ブロ君!出て来て!」
ブロリー「イェイ☆ブロリーです・・」
満を持して登場したブロリーに会場はざわつき始めるが、中でも特に驚いていたのは、最前列に並んでいる顔見知りの五人だった。
パラガス「ゑゑゑゑゑゑゑ!!!???」
悟空「ブ、ブロリー!!??」
ベジータ「ぬわぁんだとぉぉぉ!!??」
悟飯「ブロリーさん!?どうしてここに!?」
トランクス「どうしてブロリーさんが!?いったいどうなっているんだ!?」
パラガス達は"アイドルに興味がない"筈のブロリーが自分達が推しているアイドル、アイの思い人として紹介されたことに今までで一番驚いたリアクションを見せた。ステージに現れブロリーをアイが笑みを浮かべて紹介を始めた。
アイ「今本人から紹介があったようにこの方はブロリーさん、私は親しみを込めてブロ君って呼んでるよ。私とブロ君が出会ったきっかけはね、自宅をストーカーに特定されて刃物で刺されそうになったのを彼が身を呈して助けてくれたの。私を背に庇って刃物をへし折ってくれたんだよ。」
ざわつきが起きていたドーム内だが、アイが説明すると、皆が納得した声があちこちから聞こえてくる。
「なるほどな~。」
「そういやネットニュースにもなってたな。"とあるアイドルが近所に住む者によって助けられた"って。」
「刃物折ったってのは"え?"と思ったけどあの体格なら納得だ。」
「俺達のアイを助けてくれてありがと~!」
「あの人なかなか体格も顔もかっこ良くない?あれで守られたら女の人は惚れちゃうわよ。」
「俺も思ったぞ。あの人イケメンだなぁ!男でも惚れそうだ。」
様々な称賛の嵐にブロリー本人よりもアイの方が得意気になっていき、更にプロフィールを暴露していった。
アイ「そんなブロ君は今、B小町でボディーガードと事務仕事を兼任しています。とても仕事熱心でそこも素敵だなって思ってるの。それによく社長やマネージャーにもお茶を入れたりしていてとても気が利く本当に理想の方なの。そしてボディーガードとしてもとても優秀で、少しの気配を察知して最適な行動が出来るの。もうブロ君はB小町に欠かせない人です。仕事熱心でいざというときは守ってくれるそんな彼が大好きです。以上でブロ君の紹介を終わるよ。ブロ君どうだった。」
ブロリー「俺本当に何も喋ってないんだが?」
\ははははは!!/
ブロリーの突っ込みに会場全体に笑いが起きた。そしてアイ自身も笑いブロリーにマイクを差し出した。
アイ「あはは!確かにそうだね。じゃあブロ君、最後に一言どうぞ~。」
ブロリー「今日の主役って俺ではなくアイだよな?」
\あははははは!!!/
先程よりも的確すぎる突っ込みに再び会場に笑いが起きる。ただし、振り回されながらもしっかり流れについてきたブロリーはマイクを手に言った。
ブロリー「アイの安全を恐れさせる奴は、俺が全て破壊し尽くすだけだぁ!」
ブロリーの力強い宣言に会場が沸いた。そしてどこからともなく二人の今後を後押しする声が聞こえてきた。
「二人とも幸せになー!」
「アイを泣かしたら絶対に許さないからな!」
「君なら安心してアイを任せられる。」
「必ずアイを守りきれよー!」
そんな援護の言葉を聞いてアイは再びマイクを手に持つと、最後に一言言った。
アイ「皆、こんなに最低でダメダメの私だったけど最後まで応援してくれてありがとう!私のことはどう思っても良いのでB小町のことだけは嫌いにならないでください。」
アイは今日でお別れという寂しさから悲しそうな表情をしながら最後の挨拶を締めると会場中から温かい拍手が送られた。本来ならアイドルに思い人がいるとなると普通は炎上ものである。しかし、この東京ドームの中は完全にアイの恋を応援する雰囲気になっていた。ブロリーなら安心できると思ったのか、もうアイを非難する者は誰もいなかった。その一方で
パラガス「」
悟空「」
ベジータ「」
悟飯「」
トランクス「」
五人のサイヤ人達は真っ白に燃え尽きて意気消沈しており、生きているのかを疑うほど生気を失っていた。それほどアイの好きな人がブロリーだということがよほどショックだったようだ。五人のそんなサイヤ人を他所に、ドームライブを全てやり終えたアイ達メンバーとブロリーはステージ裏へと姿を消したのだった。
前置きでも言いましたがだいぶ都合が良すぎる気がします。現実ではこんな展開普通あり得ないと思いますから・・でも後悔はしていません。