伝説のアイドルと伝説のスーパーサイヤ人   作:ツキリョー

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皆さん大変お待たせいたしました。なんとかアイデアを振り絞って今回の話をかけました。駄文です。それでも大丈夫な方は最後まで読んでいただけると嬉しいです。


事務所にやってきた伝説のスーパーサイヤ人

アイドル事務所に就職することに成功したブロリーだったが、それでもまだ自宅に戻っていなかった。その理由は壱護から解散と言われてブロリーもすぐに帰ろうとしたのだが、アイ達に止められたからだった。

 

アイ「ねぇブロ君、どこに行くの?」

 

ブロリー「帰るだけだぁ。」

 

アイ「え~、もっとゆっくりしてっていいのに。」

 

ルビー「そうだよ。まだブロリーさんにはママのファンになってもらってないし。」

 

ブロリー「さっき"お前達がアイを本気愛してることは伝わった"って言っただろう。」

 

アクア「それは俺達がアイを愛してる訳であってブロリーさん自身はアイを推してはいないよね?さっきのことは感謝してるけどそれはそれ、これはこれだよ。」

 

アイ「ほら、アクアもルビーもこう言ってるんだしもっとゆっくりしなよ、いっそこのまま泊まって行ってもいいよ。むしろここで一緒に住もうよ。」

 

ブロリー「気が早すぎるだろットォォォォ!」

 

ルビー「さっき全部見るまで帰さないからねって言ったよね?だからまだ帰っちゃ駄目だよ。」

 

ブロリー「何ィ!?さっきまでの映像が全てじゃないのか!」

 

ルビー「ビデオはさっきので全部だけど動画はまだまだあるよ。そっちも全部見てもらうんだから!」

 

ブロリー「へぁっ!?」

 

アクア「さっきも言ったけど拒否権はないぞ。観念して見るぞ。」

 

ブロリー「いい加減にしろットォォォォ!」

 

ブロリーの叫びは彼らが住むマンションに山彦になって響いて消えていった。こうしてブロリーは更にアイの映像を淡々と見せられ、自由に動けるようになったのはアクアとルビーの二人が疲れて寝落ちした後だった。

子供二人が寝落ちしたのを見たアイはそっとブロリーから二人を離して布団に寝かせた。

 

ブロリー「よく頑張った(何十分も映像を見せ続ける)がとうとう終わりの時(寝落ち)が来たようだな。」

 

アイ「そうだね。ずっとブロ君のこと抑えてたから疲れちゃったみたい。」

 

ブロリー「餓鬼の相手をするのは思ったよりも大変なんだな。お前一人で育てて疲れないのか?」

 

アイ「大変な時もあるけど佐藤社長とミヤコさんが手伝ってくれてるから大丈夫だよ。」

 

ブロリー「ミヤコってなんだ?」

 

アイ「社長の奥さんだよ。」

 

ブロリー「あいつ嫁いたのか。」

 

アイ「もしかして社長のこと独身だと思ってた?」

 

ブロリー「はい・・」

 

アイ「ね、ビックリだよね!・・もしかしてブロ君も独身?恋人とかはいないの?」

 

ブロリー「いない。」

 

アイがブロリーに恋人とかがいるかを聞いてたときは目の星が黒くなりながらどこか暗い雰囲気だったが、ブロリーの返答を聞くと星が再び白くなって明るい笑顔になった。

 

アイ「そうなんだ~ブロ君独身なんだ~・・まぁもうすぐブロ君も独身じゃなくなるわけだけど。」ボソッ

 

ブロリー「ん?何か言ったか?」

 

アイ「ううん何でもないよ。」

 

ブロリー「そうか、じゃあそろそろ俺は帰る。」

 

アイ「え~っ、もっと長くいてもいいのに・・」

 

ブロリー「お前も俺がずっといると大変だろう。」

 

アイ「そんなことないよ~。知ってた?好きな人と一緒だと大変なことでも乗り越えられるんだよ。」

 

ブロリー「・・そこまで言うなら日が暮れるまでは居ていいか?」

 

アイ「!うん!勿論♪」

 

アイ達の気が済むまで星野家にいることを選んだブロリー、そして日が暮れてからようやくブロリーは家に帰ることができたのだった。

―――翌日、自宅で眠っていたブロリーは目を覚まして、一人分の食事を堪能していた。もう独り暮らしを始めてしばらく経つ、家事を全て一人でこなすのもようやく慣れてきた。するとそこにブロリーの携帯から電話がなった。

 

~♪

ブロリー「ん?誰だぁ?こんな朝早くから。」

 

画面の連絡先を見てみると実の父であるパラガスからかかってきていた。

 

ピッ

ブロリー「ブロリーです。」

 

パラガス『パラガスでございます・・』

 

ブロリー「親父ィ、こんな朝早くからなんの用だ。」

 

パラガス『実は昨夜はアイのライブは中止になってたんだ・・そこでお前に愚痴を聞いて貰おうと思って電話した・・』

 

ブロリー「フハハハ!なるほど、道理で親父が電話越しでも元気がないってわかるわけだ。」

 

パラガス『・・ところでお前は昨日何をしていたのかね?アイのライブが中止だと発表されてから帰って速攻でお前に電話しようとしたら昨日は何度電話しても全然出なかったではないか。』

 

ブロリー「フフフ!俺遂に働き始めるときがキタァァァ!!」

 

パラガス『おお!おめでとう!おめでとう!おめでとう!ようやく合格出来たんだな。ところで何の仕事をするんだ?』

 

ブロリー「ボディーガードの仕事だ。」

 

パラガス『おお!それはお前にピッタリだな!まぁブロリーに勝てる奴なんぞいないわけだが、その守られる奴はお前に尽くすべきだな。ところでお前がボディーガードする対象の奴は男なのか?女か?』

 

ブロリー「女だ、そんなことを聞いてどうする。」

 

パラガス『ファ~ハハハハハ。』

 

ブロリーの返答を聞いたパラガスは電話越しに笑い始め、それにブロリーは不気味さと気持ち悪さを感じて顔をしかめた。

 

ブロリー「どうした急に笑い始めて、気持ち悪いぞ。」

 

パラガス『遂にお前にも春が来たというわけだぁ!いいかブロリー、その子をじっくりとお前の言うことしか聞けぬように調教してやるんだぞぉ。』

 

ブロリー「は?親父ィ死にたいようだなぁ・・」

 

パラガス『心配することはない。お前の息子を使ってその子を快楽に落としさえすればお前に従順な雌の出来上がりだぁ。』

 

ブロリー「デヤァッ!」ブツッ ツーッツーッ

 

パラガスの度を越した変態発言にキレたブロリーは強制的に乱暴に電話を切ってそのまま電源も落とした。

 

ブロリー「何が調教だ気持ち悪い!アイとはまだそんな関係じゃない!」

 

ピンポーン

 

ブロリー「んん?・・今度はなんだぁ?」

 

今度は家のインターホンが鳴り、ブロリーは玄関に向かった。"もし親父だったら問答無用で血祭りにあげてからポッド投げの刑だ!"と心に決めながら。しかし、ドアを開けて現れたのは予想とは違って黒いキャップとサングラスを着けたアイだった。

 

アイ「ブロ君!おはよ~。」

 

ブロリー「ああ、どうしたんだ?何か用か?」

 

アイ「いや"何か用"って今日から仕事でしょ?だから私と一緒に事務所まで来るように社長から言われてるの。社長ったら"夕べはブロリーと連絡先を交換するの忘れてた"って嘆いてたよ。」

 

ブロリー「とうとう俺の初仕事の時が来たようだな。それよりその格好はなんだ?」

 

アイ「ああこれ?ほら、私ってアイドルだから有名人じゃん。だからそのまま外に出ちゃうととても目立っちゃうの。だから帽子とサングラスを着けることで変装してるんだよ。」

 

ブロリー「そうですかぁ・・」

 

アイ「じゃあ早速行こう!」

 

ブロリー「どこへ行くんだぁ?」

 

アイ「ブロ君と一緒に事務所に行くんだってば。」

 

ブロリー「?餓鬼共はいないのか?」

 

アイ「アクアとルビーなら幼稚園だよ。・・だからブロ君、ここからは事務所まで二人っきりだね///」

 

ブロリー「?そうだな。」

 

突然アイの声に情欲が混じって色っぽくなる。見てみるとアイはサングラスで目元は見えないが頬が赤くなっていた。それをブロリーは疑問を覚えながらもアイの言ったことについては事実だったので肯定した。するとアイはブロリーに隙間無く密着して囁いた。

 

アイ「二人だけのお散歩デート、楽しもうね///」ボソッ

 

ブロリー「!?・・?」

 

ブロリーはアイの囁きに動揺して表情が揺らいだ。そして動揺した自分にブロリーは違和感を抱いた。

 

ブロリー(?アイは引っ付いて囁いただけだ、なのに何故俺はこんなに焦るんだ?)

 

昨日まではアイがぴったりくっついてもそのむず痒さから直視出来ないだけだったが、今回は胸が高鳴ったのだ。昨日とは全く別のような感覚にブロリーは焦った。しかし、彼はすぐに切り替えた。

 

ブロリー(・・考えても仕方ないか。とりあえず今はアイと仕事に行くだけだぁ。)「・・そうだな。さっさと行くぞ。」

 

アイ「あっ待って~。」(ブロ君の反応・・昨日と少し違ったな~。よーし、これからどんどんブロ君を攻めてみよう。絶対に私に振り向かせてやるんだから!)

 

アイは昨日までのブロリーとの反応の違いを見つけて手応えありと実感し、本当に恋人になることを目指して更なる決意を固めるのであった。

―――少し時間が流れて今は事務所の前である。ここまでは徒歩での移動だったが、アイは自宅前からブロリーの腕に自分の腕を絡ませて密着しながら歩いてきたので、ブロリーはアイの歩行速度に合わせなくてはならず、大変歩きにくそうにしていた。それでも不満や文句を何一つ言わずに表情にも出さなかったのはなんだかんだ言ってブロリーも楽しんでいる何よりの証拠だった。そして当のアイ本人は大変ご満悦で充実感溢れる表情をしていたのだ。

 

アイ「着いたよ。ここが私が所属するB小町の事務所、『苺プロダクション』だよ。」

 

ブロリー「ここが俺の働き場所だぁ!早速行くぞ。」

 

アイ「ブロ君が先行っちゃ駄目だよ。ブロ君中の事わからないでしょ?私が中を案内するから着いてきてね。」

 

ブロリー「はい・・」

 

ブロリーは素直に先導するアイの真後ろを着いていった。そして壱護がいる仕事部屋に着く。

 

アイ「佐藤社長!ミヤコさん!おはよ~。」

 

ミヤコ「おはよう。あら?後ろの方は?」

 

壱護「俺は斎藤だクソアイドル!・・おっ、しっかりブロリーも連れてきたみたいだな。」

 

壱護は名前を間違えられた事を突っ込むが、すぐに切り替えてブロリーの姿を確認するとすぐさま満足そうな顔をした。そしてブロリーは壱護の机と反対側に座る女性と目が合った。彼女は壱護の妻"斎藤ミヤコ"である。

 

ブロリー「・・誰だぁ?」

 

壱護「ああ、そういやブロリーは初対面か。ブロリー、こいつは斎藤ミヤコ、俺の妻だ。で、ミヤコ、こいつが今日からここのボディーガードとして働くブロリーだ。アイを救った男をここで働かせるって伝えてただろ?」

 

ミヤコ「!じゃあもしかして彼がアイをストーカーから守った張本人?」

 

アイ「そうだよ!ナイフで刺されそうだったのを助けてくれた、大きくて格好良くて強い自慢の彼氏だよ!」

 

ミヤコ「え!?彼氏!?」

 

壱護「嘘だろ!?お前ら交際しだしたのか!?」

 

ブロリー「俺も今初めて聞いたが。」

 

壱護「な、なんだよ・・脅かしやがって・・」

 

ミヤコ「ほんと・・びっくりしたわ。」

 

アイ「むう~!ブロ君!合わせてくれても良いじゃん!」

 

ブロリー「何をだ?別に恋人になったわけではないだろう。」

 

アイ「も~!」(惜しいなぁ。ここでブロ君が頷いたりしたらそのまま同棲まで持ち込めたのに・・)

 

内心ではかなり危ない事を考えてたアイ、それを意図せずに回避したブロリーは、初対面のミヤコに挨拶した。

 

ブロリー「ブロリーです・・」

 

ミヤコ「斎藤ミヤコよ、よろしくね。」

 

続いてミヤコもブロリーに挨拶を返して頭を下げた。そしてそれを見届けた壱護がブロリーに早速指示を出した。

 

壱護「ブロリー、早速だが今日から働いて貰うぞ。まずはこの事務所の案内からだ。ミヤコ、頼んだぞ。」

 

ミヤコ「・・わかったわ。ブロリー君?さん?なんて呼べばいい?」

 

ブロリー「好きに呼んで構わんぞ。」

 

ミヤコ「そう。だったらブロリー君って呼ばせて貰うわね。早速案内するからついてきてくれるかしら?」

 

ブロリー「はい・・」

 

アイ「ブロ君!また後でね!」

 

ブロリー「ああ。」

 

ブロリーの最初の仕事はまず事務所の内部を覚えることからであった。ボディーガードとしての仕事が今ここにスタートしたのであった。




一月近くかかってしまい申し訳ありませんでした。今後もしっかり頑張ります。それではまた次回。
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