戦姫希望シンフォギアGR(ガッチャレコード)   作:七蜘蛛

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七蜘蛛「前回のシンフォギアGRは!遂に響の前で名前が知られたクリスとエリン!途中翼達やマギウスの乱入もあり、乱戦状態となっていたがそこへ突如として現れたフィーネ!」
希「遂にラスボスが響達の前に現れたか。」
七蜘蛛「フィーネはクリスとエリンに用済みだと切り捨て、それを見たクリスはフィーネを追い掛ける!」
やちよ(希)「ストールさんもまたそんな雪音さんを追い掛けていったわね。」
七蜘蛛「しかし、響にとって最悪の展開である隠し事が未来にバレてしまった!一方帆奈(希)は二課に取り調べを受けており、ある程度の情報を素直に話した!」
帆奈(希)「瀬奈に手を出したら許さない...。」
七蜘蛛「その後は響と未来の雰囲気がギスギスしており、屋上で未来は遂に響に絶交の言葉を告げてしまう!」
響「やっぱり呪われてる〜!」
七蜘蛛「その後、希は帆奈(希)に屋上に来る様に言われ、向かった先には何とねむ(希)がいた!ねむ(希)が力を解放すると、リディアンの屋上に絶交階段のウワサが現れた!」
レナ(希)「ちょっとあんまいい思い出ないんだけどアレ。」
七蜘蛛「そして、ねむ(希)はウワサさんを呼び出し噂を出回らせる、一方、クリスの方ではフィーネの元へ向かい問い詰めようとするも残酷な事実を突きつけられ、ノイズをけしかけられる!エリンはギアを纏い、クリスを連れて逃げ出すがフィーネは追い掛けず、部屋にあった箱を開ける!」
希「何が入ってるのか想像出来ちまうんだが...。」
希「さぁどうなる!第21話!」
希・響・帆奈(希)・レナ(希)「どうぞ!」





やちよ(希)「で、この小説がこんなにも投稿されなかった事について何か言い訳は?」
七蜘蛛「大変申し訳ありません。」


悩める少女達

 

雨が降り注ぐ中、ギアを纏ったクリスとエリンは迫り来るノイズを倒し続ける。

 

クリス・エリン「はぁ...はぁ...!」

 

そんな状態が続いた為か、2人の体力は底を尽きかけ、ギアが解除され、路地にて気を失う。その近くに...

 

未来「...。」

 

登校途中の未来が傘を差して歩いていた。

 

未来「...?」

 

そんな中、ふと未来は路地の方に目を向けるとそこに人2人分の脚が見えた。

 


 

リディアン・教室

 

希「俺用の武器?」

 

『えぇ、新しい聖遺物を素材に作ろうと思いまして。』

 

教室の隅にて希はフェントホープにいる仲間と連絡を取っている。電話の相手は「東堂(とうどう)氷炎(ひえん)」。和矢達の仲間だ。

 

氷炎『気にしているのでしょう?自分だけ戦えない(・・・・)事に。』

 

希「...気付いていたのか。」

 

希はあくまでマギアレコードの魔法少女になる(・・)事は出来るが、変身もしていない状態では戦闘力は皆無である。その上、他者に見られでもすれば正体が判明しかねない。その為、1人だけ戦えない事を少し気にしていた。

 

氷炎『羽根のローブで顔などは隠せます、ですが身を守れる武器は必要になります。』

 

希「確かにそれもそうだな。一応聞くがどんな武器にするのか考えているのか?」

 

氷炎『一応、唯一の懸念点がありますがそこは錬金術で何とか補います。』

 

希「分かった。ねむ達に話を通しておいてくれ。」

 

氷炎『分かりました。』

 

希は電話を切る。

 

希「(響と未来が絶交してからの雨の日、確か未来は今学校に登校していないよな?って事はクリスをふらわーで保護している時か、後でフェントホープにいる灯花達に念話を送っとくか。恐らくイレギュラー(エリン・ストール)もいるだろうから念の為。)」

 


 

ふらわー・2階

 

クリス「うぅ...!」

 

布団の中、クリスは魘され、それに気付いた未来はクリスの額の濡れたタオルを取って、水に浸ける。

 

クリス「...はっ!?」

 

クリスは目を覚まし、飛び起きる。

 

クリス「はぁ...はぁ...!...?」

 

目覚めたクリスは周りを見渡す。

 

未来「良かった、目が覚めたのね。びしょ濡れだったから着替えさせてもらったわ。」

 

クリスの現在の服装は赤いドレスではなく、未来の体操着だ。

 

クリス「!か、勝手な事を...!」

 

クリスは布団から立ち上がる。

 

未来「あ...。」

 

しかし、クリスの現在の服装は未来の体操着の上だけ。つまり下半身には何も着けていないのである。

 

クリス「な、何でだ!?」

 

未来「流石に下着の替えまでは持っていなかったから...。」

 

クリスは布団に包まる。

 

「未来ちゃん。」

 

するとふらわーのおばちゃんが洗濯物を持ってやってくる。

 

おばちゃん「どう?お友達の具合は?」

 

未来「目が覚めたところです。ありがとうおばちゃん。布団まで貸してもらっちゃって。」

 

おばちゃん「気にしないでいいんだよ。あ、お洋風、洗濯しておいたから。」

 

クリス「あっ...。」

 

未来「私、手伝います。」

 

おばちゃん「あら、ありがとう。」

 

未来とおばちゃんは洗濯物を運ぶ。

 

クリス「...。」

 

「クリス。」

 

クリス「...!」

 

廊下からエリンが現れる。

 

クリス「エリン!」

 

エリンはサイズの合っていないブカブカな服を着ていた。

 

クリス「その服は?」

 

エリン「さっきのおばちゃんのお下がりらしいよ。流石に着る物がないのはあれだからって。」

 

クリス「そうか。」

 


 

暫くしてクリスは体操着を脱ぎ、エリンに背中を拭いてもらっている。未来は2人の側で見守っている。

 

クリス「...何も、聞かないんだな...。」

 

未来「...うん、私は、そういうの苦手みたい...今までの関係を壊したくなくて、なのに、一番大切な物を壊してしまって...。」

 

クリス「それって誰かと喧嘩したって事なのか?」

 

未来「...うん。」

 

エリン「話し相手位にならなるよ。」

 


 

二課・司令室

 

錬太郎「ジン、見たことの無いケミーを見つけたってホント?」

 

ジン「あぁ。」

 

ジンは懐から1枚のケミーカードを取り出す。

 

『レスキュー!』

 

そのカードには救急車のケミーが写っていた。

 

錬太郎「救急車のケミー...?」

 

ジン「名前は「レスQ9」と言うらしい。属性はビークルらしいが。」

 

錬太郎「レベルナンバーは9、スチームライナーと同じだ。」

 

『ヒーケス!』

 

すると錬太郎の懐から消防車のケミー「ヒーケスキュー」が飛び出してくる。

 

錬太郎「ヒーケスキュー?」

 

ヒーケスキュー『ヒーケス!ヒーケス!』

 

レスQ9『レスキュー?』

 

ジン「何をしているんだ...?」

 

錬太郎「もしかして、同じ人命救助の乗り物のケミーだから通じる所があるのかも。」

 


 

リディアン・教室

 

希「【...とまぁ、そういう事だ。】」

 

帆奈(希)『【成程ねー、記音の武器か...。】』

 

みこと(希)『【それにしても希ちゃん、戦えない事を気にしてたのね。】』

 

希「【まぁ、な...。】」

 

帆奈(希)『【所でどんな聖遺物を使うか知ってるの?】』

 

希「【いや、流石にそこまでは聞かされてなかった。】」

 

みこと(希)『【どんな聖遺物なんだろう?】』

 

希「【正直、ちょっと楽しみではある。】」

 


 

ふらわー・2階

 

クリス「喧嘩か...アタシにはよく分からない事だな。」

 

クリスとエリンは元々着てた服に着替える。(エリンはおばちゃんがお下がりをそのままくれるとの事なので、袋に入れておく。)

 

未来「友達と喧嘩した事ないの...?」

 

クリス「...今はエリンがいるけど、前はいなかった。」

 

未来「え...?」

 

クリス「地球の裏側でパパとママを殺されたアタシは、ずっと1人で生きてきたからな。友達どころじゃなかった。」

 

未来「そんな...。」

 

クリス「たった1人理解してくれるかもと思ったけど、アタシを道具の様に扱うばかりだった。誰もまともに相手してくれなかったのさ。」

 

クリスはかつての事を思い返す。

 

クリス「大人はどいつもこいつもクズ揃いだった...!痛いと言っても聞いてくれなかった、やめてと言っても聞いてくれなかった、アタシの話なんてこれっぽっちも聞いてくれなかった...!」

 

エリン「...。」

 

未来「...ごめんなさい...。」

 

未来は辛い過去を話させた事に負い目を感じ、謝罪する。

 

クリス「なぁ、お前その喧嘩の相手ぶっ飛ばしちゃいな。」

 

未来「え...?」

 

クリス「どっちがつえーかはっきりさせたらそこで終了、とっとと仲直り、そうだろ?」

 

エリン「だね。」

 

未来「...出来ないよ、そんな事。」

 

クリス「...分っかんねぇよな...。」

 

エリン「まぁまぁ...。」

 

未来「でも...ありがとう。」

 

クリス「あ?アタシは何もしてないぞ?」

 

未来「ううん、本当にありがとう。気遣ってくれて。あ、えっと...。」

 

未来はクリスの名前を知らない事に今更ながら気付く。

 

クリス「クリス、雪音クリスだ。」

 

エリン「私はエリン・ストールって名前だよ。」

 

未来「...優しいんだね、クリスとエリンは。」

 

クリス「...!」

 

クリスは驚いて未来の方を向くが背を向ける。

 

クリス「そうか...?」

 

未来「私は小日向未来。もし2人がいいのなら。」

 

未来はクリスの手を握る。

 

クリス「...!」

 

未来「私は2人の「友達」になりたい。」

 

クリス「...。」

 

クリスは手を払い、離れる。

 

クリス「アタシは...お前達に酷い事をしたんだぞ...。」

 

エリン「クリス...。」

 

未来「...?」

 

未来は前に響と戦った鎧の人物がクリスである事には気付いていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ヴーッ!ヴーッ!

 

未来・クリス・エリン「...!」

 


 

フェントホープ・錬金部屋

 

氷炎「警戒警報ですか。」

 

晶馬「みたいだな。」

 

みつる「多分羽根の子達も対応してると思うわ。」

 

晶馬「だな、それにしても...。」

 

晶馬はモニターに映ったある設計図を見る。

 

晶馬「こんな武器ホントに作れんのか?」

 

氷炎「希君は変身していない状態では只の人間、ノイズへの対抗手段がない以上、聖遺物で出来た武器を持たせる必要があります。それも誰にも所持している事が気付かれない様にする為にも。」

 

みつる「確かにそうね。」

 

みつるは台に乗せている杖を見る。その杖には蛇や翼の飾り付けがされている。

 

みつる「「アスクレピオスの杖」。まさかこれを素材に作るなんてね。」

 

氷炎「これだけは譲れませんので。では、他の方も呼んで、制作に取り掛かりましょう。」

 

晶馬「あぁ。」

 

みつる「えぇ。」

 

氷炎達は行動を開始する。そのモニターに映る異形の腕の様な機械を作る為に。

 


 

 

「「「「「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!?」」」」」

 

未来達はふらわーの扉を開けると街の人々が悲鳴を上げながら、走っていく。

 

クリス「おい、何の騒ぎだよ?」

 

エリン「クリス、多分これは...。」

 

未来「何って、ノイズが現れたのよ!」

 

クリス「...っ!」

 

未来「警戒警報知らないの?」

 

クリス「く...!」

 

エリン「クリス。」

 

クリス「...分かってる。」

 

未来「おばちゃん、急ご!」

 

おばちゃん「あ、あぁ。」

 

未来とおばちゃんは急いでシェルターの元まで向かおうとするが

 

クリス・エリン「...!」

 

未来「!クリス!エリン!」

 

クリスとエリンは逃げる人々とは真反対の方向に走り出す。

 

クリス「(バカだ、アタシってば、何やらかしてんだっ!!)」

 




七蜘蛛「後書きー!」
氷炎「今回は随分とスッキリしましたね。」
希「前回のが異常だったんだよ。基本先に次回予告書いてるからそれでその部分まで書こうとするから前回みたいになったんだよ。」
氷炎「成程。」
七蜘蛛「いやぁ、何も焦って書き切ろうとしなくてもよかったや。」
希「反省しろ。」
七蜘蛛「へーい。それじゃ...。」ゴソゴソ







七蜘蛛「次回!戦姫希望シンフォギアGRは!」

「アタシがしたかったのはこんな事じゃない...!」

己の行いに後悔するクリス。

「大丈夫か?」

「ホントに人間?」

ノイズからクリスとエリンを守る為駆け付けた弦十郎。

「お前らがフィーネって奴の言ってた始末対象か?」

「マルガム!?」

「フィーネの差し金か!」

2人を狙うマルガム。






「大丈夫?」

「間に合った様だな。」

「な、何で...?」

七蜘蛛「次回「襲来する悪意」。」
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