戦姫希望シンフォギアGR(ガッチャレコード)   作:七蜘蛛

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七蜘蛛「前回のシンフォギアGRは!クリスがノイズの出現が自分のせいであると責任を感じ、エリンと共にノイズを引きつける事を決意!」
希「結果、大半のノイズが2人に狙いを定めたな。」
七蜘蛛「2人はノイズの攻撃を避けながらギアを纏おうと聖詠を歌うがクリスが咳き込み、それにつられエリンも聖詠を止めてしまう。その隙を逃さずノイズ達は突撃してきたその時!」
希「シンフォギア世界最強のOTONAこと風鳴弦十郎がコンクリートを踏み抜いて壁使った上にそれで迎撃したんだよな。何だよあのチート...。」
七蜘蛛「その後クリスとエリンはギアを纏い、ノイズ達を次々と倒しているとそこへマジシャンマルガムが現れた!」
希「発言からしてフィーネが関わってるのは確実だな。」
七蜘蛛「マジシャンマルガムのバリアで攻撃が通らず一方的に攻撃されピンチの2人の元にガッチャードとヴァルバラドが現れた!」
希「ガッチャード達の攻撃でマジシャンマルガムのバリアの弱点に気付いたクリスの考察でガッチャード達は遠近でバリアを攻撃しつつお互いのサポートをしてマジシャンマルガムの撃破とドッキリマジーンの回収が出来たんだったな。」
七蜘蛛「その後はクリスとエリンはいつの間にか姿を消し、ガッチャードとヴァルバラドは残りのノイズの排除に向かう。さぁどうなる!第23話!」
希「どうぞ。」


繋がる心、階段の噂

 

クリス達が戦闘を(おこな)っていた同時刻

 

響「はぁ...はぁ...。」

 

響は街で暴れるノイズ達を見つける。

 

「キャァァァァッ!!」

 

響「はっ...!」

 

響は悲鳴が聞こえ、その場所に向かう。その場所はボロボロになった建設途中と思わしき建物だった。響は警戒しながら入っていく。

 

響「誰か!誰かいま...っ!?」

 

ドゴォォォォンッ!!

 

響は咄嗟に何かに気付くと、上から触手の様なものが響に突撃してきて、響はフェンスから飛び降り、空中で体勢を整え着地する。触手の正体は鉄骨に絡みついているタコ型ノイズだった。

 

響「あ...!...っ!?」

 

響は声を上げそうになると横から口を塞がれる。

 

未来「...。」

 

その人物は未来であり、もう片方の手で静かにする様ジェスチャーする。未来はスマホを取り出し、メール機能を操作すると響に見せる。

 

未来『静かに あれは大きな音に 反応するみたい』

 

響「...!」

 

未来『あれに追いかけられて ふらわーのおばちゃんと ここに逃げ込んだの』

 

未来の視線の先には倒れているふらわーのおばちゃんがいた。

 

響「(シンフォギアを纏う為に歌うと、未来やおばちゃんが危ない...どうしよ...!)」

 

すると未来はメールを見せる。

 

響「?...っ!?」

 

それを見た響はスマホを取り出し、操作し、メールを見せる。

 

未来「...。」

 

内容を見た未来は少し嬉しそうにし、スマホを操作し、響に見せる。

 

響「...っ!」

 

響はまた操作するが未来がそれを止める。

 

響「...。」

 

おばちゃん「う、うぅん...。」

 

響・未来「あっ...!」

 

おばちゃんの呻き声にノイズが反応し触手を動かす。未来は響の耳元で小さい声で喋る。

 

未来「私、響に酷い事した...今更許してもらおうなんて思ってない。それでも、一緒にいたい。私だって戦いたいんだ。

 

響「...駄目だよ...未来...。

 

未来「どう思われようと関係無い。響1人に背負わせたくないんだ。

 

未来は立ち上がる。

 

未来「私...もう迷わないっ!

 

未来の大声に反応し、ノイズが触手を未来に向ける。未来は走り出し、ノイズは触手で未来を攻撃し、未来は避けながら走り続ける。ノイズは未来を追い掛ける為動き出す。その隙に響はおばちゃんに駆け寄り、覚悟を決める。

 

響「Balyisyall Nescell gungnir tron

 

響は聖詠を歌い、ギアを纏うとおばちゃんを抱え、高く飛び上がる。その近くで車に乗った緒川がやってくる。

 

緒川「響さん!」

 

響「緒川さん!」

 

緒川は車から降り、響が近くに着地する。

 

響「緒川さん、おばちゃんをお願いします。」

 

響は緒川におばちゃんを預ける。

 

緒川「響さんは?」

 

響はジャンプして電柱などを飛び移りながら歌い始める。

 

響「何故 どうして? 広い世界の中で 運命は この場所に 私を導いたの?(未来...!)」

 

響は先程のメールのやり取りを思い出す。

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

未来『響聞いて 私が囮になってノイズの気をひくから その間におばちゃんを助けて』

 

響『ダメだよ そんなこと未来にはさせられない』

 

未来『元陸上部の逃げ足だから何とかなる』

 

響『何ともならない』

 

未来『じゃあ何とかして』

 

響「(あ...。)」

 

未来『危険なのはわかってる だからお願いしてるの私の全部を預けられるの 響だけなんだから

 

ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー ー

 

響「We are one 一緒にいるから Hold your hand 心はいつでも 今を生き抜く為に 私達は 出会ったのかもしれない(戦っているのは、私1人じゃない、シンフォギアで誰かの助けになれると思っていたけど、それは思い上がりだ!助ける私だけが一生懸命じゃない、助けられる誰かも、一生懸命...。)」

 

響は2年前にライブで奏に言われた言葉を思い返す。

 

響「(本当の人助けは、自分1人の力だけじゃ無理なんだ。だから、あの日あの時、奏さんは私に...「生きるのを諦めるな」と叫んでくれたんだ!今ならわかる気がする!)」

 

未来「キャァァァァッ!!」

 

響「...っ!」

 

未来はノイズに徐々に追いつかれ始め、逃げ続ける。

 

響「急ぎたくて いつだって不器用で 遠い憧れに まだまだ近づかない(そうだ、私が誰かを助けたいと思う気持ちは、惨劇を生き残った負い目なんかじゃない!)」

 

響はバーニアで高く飛び、ブーツの一部が可変し、パワージャッキが前側に伸びる。

 

響「でも1つだけ 分かってきたことはね 「誰かのためになら(2年前奏さんから託されて、私が受け取った...!)」

 

坂道に着地すると同時にパワージャッキが勢いよく戻り、

 

ドォォォォォォォンッ!!!

 

響「人は強くなる」(気持ちなんだ!)」

 

その反発力で響は再び大ジャンプする。

 

未来「はぁ...はぁ...!(もう、走れない...。)」

 

未来は倒れてしまい、ノイズに追い付かれてしまう。

 

未来「(ここで、終わりなのかな...?)」

 

ノイズは徐々に近づく。

 

未来「(仕方ないよね...響...!)」

 

ノイズは大ジャンプして未来の真上から落ちてくる。

 

未来「(だけど、まだ響と流れ星を見ていない!)」

 

未来は咄嗟に前へと避ける。

 

ドォォォォォォンッ!!

 

しかし着地の衝撃で道が崩れ、未来とノイズは道路の外に放り出され落ちる。

 

未来「キャァァァァァァッ!!」

 

するとそこへ駆けつけた響が右腕のギアのハンマーパーツをスライドさせ、ノイズに接近する。

 

響「We are one 信じていたもの Hold your hand 闇が隠しても

 

響はノイズに拳を振るい、それと同時にハンマーパーツが勢いよく戻り、ノイズを貫く。

 

ドカァァァァンッ!!

 

響「光を忘れぬよう 私たちは 出会ったのかもしれない

 

響は左腕のハンマーパーツをスライドさせ、戻し、その推進力を使って未来の元まで移動し、未来を抱きしめる。

 

響「「私ト云ウ 音響キ ソノ先に」

 

響は体勢を変え、パワージャッキを伸ばしつつ、バーニアを噴かせ落下速度を減速させる。

 

響「優しさを Sing out with us

 

ドォォォンッ!!

 

着地と同時にパワージャッキの反発力で落下の衝撃を完全に殺し、そのまま坂を転がる。

 

「わったたたたっ!?」

 

未来「うわわわわっ!?」

 

そして、止まり、響のギアが解除される。

 

響・未来「あたたた...ん?...ぷ、あはははは!」

 

2人は服をはたきながら立ち上がる。

 

響「かっこよく着地するのも大変なんだなぁ...。」

 

未来「あっちこっち痛くって、でも生きてるって気がする。ありがとう、響なら絶対に助けにきてくれると信じてた。」

 

響「ありがと、未来なら絶対に最後まで諦めないって信じてた。だって私の友達だもん!」

 

すると未来は涙を流しだす。

 

未来「うぅ...!うわぁぁぁん!」

 

未来は響に抱きつき押し倒す。

 

未来「グス...!怖かった...怖かったの...(泣)!」

 

響「私も...怖かった...(泣)!」

 

2人はお互いに心に貯めていた思いを話し合う。

 

「念の為にスタンバっていたが、要らぬ心配だった様だな。」

 

2人の様子を木陰から見ていた十七夜(希)は用は無いと言わんばかりに立ち去る。

 


 

寮・廊下

 

「ねぇ聞いた?あの噂。」

 

「聞いた聞いた、もう何人も被害に遭ってるって。」

 

弓美「ねぇ、何の話をしてるの?」

 

廊下で話し合っている生徒達の元に弓美、創世、詩織がやってくる。

 

「今学校で専らな噂よ。」

 

創世「噂...?」

 

詩織「どんな噂なんですの?」

 

「ひょっとして「絶交ルール」の噂か?」

 

弓美「あ、希さん。」

 

その場に希もやってくる。

 

「うん、確かそんな名前だった筈...。」

 

弓美「「絶交」...何やら不穏なワード。」

 

創世「どんな内容なの?」

 

希「ちょっと再現(・・)してみる。」

 

詩織「再現?」

 

希は何回か咳払いをし、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「アラもう聞いた?誰から聞いた?絶交ルールのそのウワサ」

 

創世「ぞ、ゾミー...?」

 

「知らないと後悔するよ?

知らないと怖いんだよ?

絶交って言っちゃうとそれは絶交ルールが始まる合図!」

 

詩織「合図...?」

 

「後悔して謝ると、嘘つき呼ばわりでたーいへん!

怖いバケモノに捕まって無限に階段掃除をさせられちゃう!」

 

弓美「嘘つき...バケモノ...それに階段...?」

 

「ケンカをすれば、1人は消えちゃうって

リディアンの生徒達の間ではもっぱらのウワサ

 

 

オッソロシー!」

 

弓美・創世・詩織「...。」

 

希「こんな感じ?」ケロッ

 

創世「切り替え早っ!?」

 

「確かにそんな声が聞こえてたよ?」

 

詩織「しかし噂なだけでは...?」

 

「それがもう既に何人も行方不明者(・・・・・)が出てるらしいの...。」

 

弓美「行方不明!?」

 

「うん、私の知り合いの子も喧嘩してた相手が謝ってきたら目の前でバケモノに連れていかれたって...。」

 

弓美「さっきの内容に出てたっていう?」

 

「他にも似た状況にあった子達も言ってたの...。」

 

詩織「一体何があったんでしょう...?」

 


 

二課・司令室

 

ジン「...。」

 

ジンは険しい表情でモニターを見ている。

 

奏「ジン、どうした?」

 

ジン「これを見てくれ。」

 

そう言われ、奏はモニターを見る。

 

奏「これって...。」

 

ジン「行方不明者のリストだ。」

 

ジンが見ていたのはリディアンで行方不明となった生徒のリストだ。

 

奏「これがどうかしたのか?」

 

ジン「変だと思わないのか?行方不明者は全員リディアン生、しかも突然と姿を消した。」

 

奏「確かにそうだな...、ジンはどう思う?」

 

ジン「...恐らくマギウスが関わっている。」

 

奏「!マギウスだって!?」

 

ジン「こんな芸当が出来るとしたら奴らしかいない。」

 

奏「なら更紗帆奈を問い詰めるか?」

 

ジン「問い詰めたところで奴が話すとは思えん。それに下手に刺激すれば二課の存在が露見しかねない。」

 

奏「ならどうするんだ?」

 

ジン「(学園内で流れている噂...恐らくその正体は...)明日から錬太郎と調査を始めるつもりだ。」

 

奏「ならあたしにも手伝わせてくれ。翼達は学業で忙しいからな。」

 

ジン「分かった。」

 




七蜘蛛「後書きー!」
希「遅い。」
七蜘蛛「辛辣ゥ!」
十七夜(希)「いや、本体の言う通り投稿が遅いぞ?」
七蜘蛛「他の小説のアイデアとか出まくって結果そっち優先してまうんや。」
希「そもそもアニメ通りの書き方するからだろ。」
七蜘蛛「せやなぁ、取り敢えず次回はちょっとオリジナル回みたいに書いてみるわ。」ゴソゴソ





七蜘蛛「次回!戦姫希望シンフォギアGRは!」

「マギウスがリディアンの噂に関わっている可能性は大いにあるだろう。」

二課がウワサの調査に乗り出す。

「誰かとの繋がりを拒絶した子達の...。」

「ぜってー許さねぇ...!」

噂の現場に駆けつける3人。

「階段...!ってことはこれが...!」

遂に姿を現す「ウワサ」。








「コイツが噂の化け物か!!」

七蜘蛛「次回「絶交階段」。」
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