ヒーローアーカイブ   作:黒卵

17 / 21
今回のタイトルを見て、分かる通りですが、入学編は終わりです!

ヒヨリ「…前回のあらすじはどうしたんですか?」

ああ、いい奴だったよ……。

前回のあらすじ「……。」

ヒヨリ「虚しいですね……。」

それでは第17話どうぞ!!


委員長を決めよう!

マスコミ「すいません!オールマイトが教師に就任した感想をお願いします!」

 

星斗「キン肉マンです!さようなら!」

 

 

翌日、学校へ登校していると、俺は校門前でマスコミ集団と鉢合わせていた。

たくっ……何処の世界もマスコミたちにはプライバシーってのが存在しねぇのか?

 

星斗「ほんと、マスゴミだろ。あいつら……。」

 

???「いやー、先生、お疲れ様〜!」

 

俺が悪態をついていると、雄英の制服に身を包み込んでいる便利屋68の室長の浅黄(あさぎ)ムツキが俺の横から声をかけてきた。

 

星斗「ムツキも見てたなら、ちょっとくらいは、マスコミの質問に答えてもよかったんじゃないか?」

 

ムツキ「えー?私、そういうの興味ないからさ、先生が頑張ってね♪」

 

星斗「こんのムチュガキがぁ…!」

 

ちなみに、なぜムツキが雄英の制服を着ているのかと言うと、昨日、根津校長から制服のデータが入ったUSBメモリーを貰い、そのデータを元にアロナに製造してもらったのである。

 

ムツキ「それにしても、わざわざ私たちにも雄英側の制服を用意してくれるなんて、雄英の人たちは太っ腹だね♪」

 

星斗「今はいないけど、服装がやばい生徒もいるからなぁ……むしろ助かってるわ。」

 

ムツキ「あー…、あの行政官ちゃんとか?」

 

あのわんこを見ると、峰田は間違いなく興奮する。確定演出だね。

俺はムツキと話しながら、教室に向かった。

 

 

 

 

 

 

相澤「昨日の戦闘訓練お疲れ、VTRと成績を見させてもらった。」

 

相澤「爆豪、お前もうガキみてえなマネすんな。能力はあるんだから。」

 

爆豪「……わかってる。」

 

相澤「で、緑谷はまた腕をぶっ壊して、一件落着か……。」

 

緑谷「…!」ビクッ

 

相澤先生の言葉に緑谷は顔を青くしていた。

 

相澤「個性の制御…いつまでも「出来ないから仕方ない」じゃ通さねえぞ。」

 

相澤「俺は同じ事を言うのが嫌いだ。それさえクリアすればやれることは多い、焦れよ緑谷。」

 

緑谷「…っ!はい!」

 

この人は本当に飴と鞭が上手いな……

まあ、鞭はtormentビナーくんの攻撃力があるんだけどな。

 

相澤「さて、今日のホームルームの本題なのだが……」

 

(((また、テストか!?)))

 

相澤「学級委員長を決めてもらう。」

 

「「「学校っぽいのきたーーー!!」」」

 

あぁ、そういえば、まだ決めてなかったな。

すると、切島たちが次々と手を挙げていった。え?みんな雑務をやりたいのか?

 

飯田「みんな!静粛にしたまえ!!」

 

星斗「ん?」

 

みんなが騒いでるのを飯田が注意してきた。

 

飯田「いいか!委員長とは、クラスをまとめる。重要な役割だぞ!周囲からの信頼があってこそ、真のリーダーを決めるんだ!だからこそ、これは投票で決めるべき議案だ!!」

 

飯田よ……委員長らしいことを言うじゃないか……!

 

星斗「だけど、その腕さえなければ完璧だったぞ……。」

 

切島「そびえ立ってんじゃねーか!?何故、発案した!?」

 

蛙吹「日も浅いのに、信頼もクソもないわ。飯田ちゃん。」

 

こうして、飯田の発案により委員長は投票で決めることになった。

そして、結果はと言うと……。

 

緑谷「僕、4票!!?」

 

爆豪「あぁん!?なんでデクに……!!」

 

緑谷4票、八百万2票で、委員長と副委員長が決まった。

あと、相澤先生の判断により、ムツキにも入れてもらった。

 

飯田「1票…!?一体誰が…!?」

 

星斗「ちなみに、緑谷に入れたのは、俺だぜ、爆ちゃん。」

 

爆豪「んだと!?ピストル野郎!!」

 

 

 

 

 

 

お昼になり、俺は屋上で、ムツキとカヨコ、そして……

 

???「あの……私なんかがこんなに食べてもいいんでしょうか?」

 

便利屋68の平社員。伊草(いぐさ)ハルカと弁当を食っていた。

 

星斗「いいんだよ!ハルカ。母さんが予想以上に作ったから、むしろいっぱい食ってくれ。」

 

ハルカ「は、はい!わかりました!いただきます!」

 

カヨコ「……それにしても、すごい量だね……。」

 

カヨコの言う通り、母さんが作った弁当はざっと6人分くらいの量があった。

……母さん、いくら生徒たちの分の雄英の制服が届いた記念とはいえ、作りすぎなのでは?

 

星斗「緑谷たちにも分けておけばよかったなぁ……。」

 

ムツキ「えー?別にいいじゃん♪そ・れ・に、こんなに美少女に囲まれてお弁当食ってるんだよ。幸せでしょ?」

 

星斗「一応、俺は教師なんだけどなぁ……。」

 

俺は弁当を一旦置き、ポケットに入ってるカードを取り出した。

すると、ムツキはそのカードを見てため息を吐いた。

 

ムツキ「先生……また、その「呪いのカード」を見てるの?」

 

星斗「そりゃあ、あんなにやっても傷ひとつつかないからなあ。気になるだろ?」

 

ムツキがこのカードを見て、「呪いのカード」と言ったのは理由がある。

これはもともと雄英の登校初日に突如出現したのだ。投げ捨てても戻ってくるし、銃で打っても無事だし、ハルカの爆弾でも一切傷がつかない。うちの生徒生徒はこのカードを「呪いのカード」と言っている。

……まぁ、ユウカは最後まで信じてなかったけど。

 

ハルカ「……。」

 

俺がカードについて、考えていると、ハルカの箸が止まっていた。

 

星斗「……ハルカ?」

 

ハルカ「……!す、すいません!少し、考え事をしていたので……」

 

カヨコ「……考え事?」

 

カヨコがそう聞くと、ハルカが口を開いた。

 

ハルカ「はい…あ、アル様も一緒にこのお弁当を食べてみたいなと……。」

 

星斗「……。」

 

ムツキ「……そうだね。」

 

カヨコ「……うん。」

 

……く、空気が重い!ですよね!?やっぱり社長も一緒にいたほうがよかったよね!?みんなごめんね!?俺のガチャ運が悪くて!

 

ムツキ「……そのためにも、先生にはガチャを引いてもらわないとね♪」

 

星斗「け、検討をしておきます。」

 

俺がガチャをできるだけ引きたくない理由は……「美食研」「温泉開発部」そして「災厄の狐」が原因だ。特に「災厄の狐」はあかん!あくまで、彼女が惚れたのは原作の先生だから、俺は呼び出した瞬間に撃ち殺される可能性があるからだ。

 

ムツキ「なんなら……ここで引いちゃう?」

 

星斗「やめて、ムツキさん!?」バッ!

 

ムツキ「えー?別にいいでしょ?そんなに減るものじゃないし♪」

 

俺が近づいてくるムツキから、シッテムの箱を守りつつ、距離をとっていると……

 

 

 

ウ〜〜〜!ウ〜〜〜!

 

 

 

「「「「っ!?」」」」

 

突如、警報が鳴り始めたのだ。

 

星斗「アロナ!一体何が起こっている!?」

 

アロナ『は、はい!どうやら、学校内に侵入者が入り込んだようです!』

 

多くのヒーローが教員を勤めている雄英(ここ)に侵入者だと!?正気か、そいつ!?

 

ハルカ「せ、先生…!あれを!」

 

ハルカが指を指す方向を見ると、広場に今朝見かけたマスコミたちが入っていた。原因はあいつらか……!

 

星斗「……あんのマスゴミどもがっっ!!!どんだけ、人様に迷惑をかけたら気が済むんだよ!?」

 

ハルカ「……つまり、あの人たちは、先生にとって邪魔者なんですか?」

 

星斗「……ん?」

 

俺がマスゴミたちに悪態をついていると、ハルカが銃を取り出していた。

は、ハルカさん……?

 

 

ハルカ「先生!わたしがあのゴミどもを撃ち殺してきます!!」ガチャ!

 

星斗「ストーーーーーップ!!?」

 

俺は急いで、下のマスコミたちに銃口を向けるハルカを止めに入った。

危ねぇ……!一歩遅かったら、下の広場が血の海になるところだった!

 

星斗「ハルカさん!一旦落ち着こう?ね!」

 

ハルカ「殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺すぅ!」

 

星斗「ハルカーーーー!?」

 

やべぇ!?ハルカが!ハルカが止まらねえ!

俺が必死にハルカを抑えている時、カヨコとムツキは冷静に状況を見ていた。

 

カヨコ「マスコミたちだけで、この行動……ムツキ、どう思う?」

 

ムツキ「そうだねー…これはなんか裏がありそうだね?」

 

星斗「2人ともーーーー!!ハルカを止めるのを手伝ってくれーー!?」

 

俺の叫びが雄英に響き渡るのであった。

 

 

 

 

 

 

 

 

学校が終わって、ムツキと一緒に俺は帰路についていた。

 

星斗「今日も疲れたぁ……早く帰って「ペロロ様&オールマイト」でも見るとするかあ…。」

 

飯田「青空くん!ちょっといいか!」

 

星斗「ん?」

 

俺が歩いていると、飯田が息を切らしながら、こっちに走ってきた。

 

星斗「どうした、飯田?」

 

飯田「実は浅黄先輩に用があってきたんだ。」

 

ムツキに?何の用だ?

すると、ムツキが俺の後ろから顔を出してきた。

 

ムツキ「私に何の用かな?メガネくん♪」

 

飯田「実は少し聞きたいことがあるんです。」

 

飯田「浅黄先輩が俺に票を入れてくれた理由を教えて欲しいんです。」

 

ムツキ「票を入れた理由?」

 

ムツキは指を口に当て、少し考えると、笑顔で飯田に答えを返した。

 

ムツキ「…面白そうだったから?」

 

飯田「なっ?!」

 

星斗「あはは……。」

 

ムツキの「面白そうだから」という理由に、飯田は度肝を抜かれて、俺は乾いた笑い声しか出なかった。

 

飯田「お、面白そう!?そ、そんな理由で、俺に票を入れたのですか!?浅黄先輩!!」

 

ムツキ「そうだよ♪君、真面目で眼鏡だし、委員長に合ってそうだから♪」

 

飯田「……な、なんてことだ……。」クラッ…

 

星斗「飯田!しっかりしろ!?」ガシッ!

 

俺は倒れそうになった飯田を急いで支えに入った。

 

ムツキ「…でも、しっかりとしていたからって理由もあるかな。」

 

飯田「え?」

 

一瞬、気絶しかけた飯田だが、ムツキの言葉に意識が戻った。

 

ムツキ「シッテムの箱の中から、君のことを見ていたけど、一生懸命なところと情熱的なところが、いいと思ったんだよ?私は。」

 

飯田「あ、浅黄先輩…!」

 

すると、ムツキは倒れ込んでいる飯田に手を差し伸べた。

 

ムツキ「ムツキでいいよ、委員長くん♪」スッ…

 

飯田「!」ガシッ!

 

飯田はムツキから、差し出された手を握った。

 

飯田「ありがとうございます!浅黄先輩!俺は委員長としての責muプ〜〜〜っ?!」

 

 

飯田がムツキ手を握った瞬間、気の抜けた音が鳴った。

音が鳴ると、ムツキは小悪魔のような笑みを見せた。

 

ムツキ「え〜?私の手を握って、オナラをするのはどうかと思うよ〜?」

 

飯田「な!?こ、これは違っ……!!」

 

ドサッ……

 

飯田が慌てて、ムツキの手を離したら、ムツキの手からお手玉サイズのペロロ様が落ちてきた。

 

飯田「これは……?」

 

星斗「こりゃ、ブーブークッションだな?しかも、レアなやつ。」

 

俺たちがムツキの方を見ると、ムツキは顔に笑顔を浮かべていた。

 

ムツキ「いやー!いい反応をするね〜!眼鏡くん♪気に入ったよ!」

 

飯田「こ、これを一体どういうことですか!浅黄先輩!?」

 

ムツキ「ん?イタズラだよ?イ・タ・ズ・ラ・♡」

 

飯田「い、イタズラ!?」

 

すると、ムツキは俺の方を振り向いた。

 

ムツキ「先生♪私、面白い遊び相手見つけちゃったかも♪」

 

星斗「あはは…そ、そりゃ、よかったな……。」

 

飯田には同情するしかねえな……。

 

 

 

 

入学編 完

 

 

 

 

 

 

 

Continue to the USJ attack...

 




今んところ、ヒロアカ生徒との絡みを描きたい生徒は……

葉隠×ハナコ

峰田×コハル

峰田×ゲヘナ風紀委員会

緑谷×救護騎士団メンバー

八百万×ヒフミ

爆豪×ネル

……といった感じです!
それではまた次回!アディオース!

現在の生徒

ミレニアム
早瀬ユウカ
才羽モモイ

トリニティ
羽川ハスミ
守月スズミ
鷲見セリナ

ゲヘナ
火宮チナツ
鬼方カヨコ
浅黄ムツキ
伊草ハルカ

アビドス
クリスティーナ(令嬢)
黒見セリカ
奥空アヤネ

最初の星3誰がいい?

  • 砂狼シロコ
  • 阿慈谷ヒフミ
  • 久田イズナ
  • 天童アリス
  • 空崎ヒナ
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。