これがさようならを言う私なの。これがさようならを言う私の魂…
普通の人間なら痛みで動くことすらできないほどの傷を受けてなお、矢安宮重明は動いていた。
彼の大好きなこの杜王町に潜む
「じょ・・・『丈助』の・・・ところへ行・・・く・・・ど」
『殺人鬼』から
「おらがッ!・・・『パパ』と『ママ』をあいつから守るどッ!」
みんなを守るため
痛む身体を精神力で動かし、矢安宮重明はついに教室にたどり着いた
「じょ!!」
だが・・・・・
「丈助ッ!!」
運命は彼に味方しなかった
「ハッ!!」
扉の窓ガラスに写った殺人鬼『吉良吉影』の姿を目にし、矢安宮重明は『死』を覚悟した。
そこから先はまるでスローモーションにしたビデオを見ているような感覚だった
ドアノブを触り、自分の腕が崩れていくさまをゆっくり見ているようだった
彼、矢安宮重明は薄れゆく意識のなかで考えていた。
「(パパ、ママごめんなさいだと。先に死んでいくおらを許してほしいど。ついに丈助たちに殺人鬼の名前も能力も知らせることができなかったど・・・)」
しかし薄れゆく意識のなかで、次第に『重ちー』の頭の中は両親や仲間への想いよりも純粋な疑問で一杯になった。
「(おらの身体は爆弾化され、髪の毛1万分の1本も残すことなく爆発していくのか・・・)」
「(待つんだど・・・・・『髪の毛1万分の1も残すことなく』・・・・だど?・・・・・ッ!!なんてことなんだど!!伝えなければ!!この恐ろしい事実を!!なんとか『丈助』たちに!!このままではやつに勝てない!!)」
「(おらの体重は110kgだど!!(文庫本版22巻「『重ちー』の収穫その2」参照)たしか『太っちょ』の人の体脂肪は30%くらいって聞いたことがあるど。だからおらの身体には33kgの脂肪が含まれていることになるど!!それから人体のたんぱく質もだいたい30%くらいだからたんぱく質も33kgあるんだど!それで!おらには肝臓に100gのグリコーゲンがあって、筋肉にはだいたい300g、合わせて400gのグリコーゲンがあるど!!これらのエネルギー量は脂肪1g=9kcal、たんぱく質1g=4kcal、炭水化物1g=4kcalだったから
脂肪33000g=297000000cal
たんぱく質33000g=132000000cal
炭水化物400g=1600000cal
合計で430600000calあることになるど!!
これをJ(ジュール)に換算すると、1cal=4.1868Jだから
430600000×4.1868=1802836080Jになるど!!
つまり今おらの身体はそれだけのエネルギーを持った爆弾なんだど!!
ダイナマイト1本あたりのエネルギーはおよそ80万Jだから
1802836080÷800000=2253.5451ッ!!!
おらの身体は今『ダイナマイト2253本』相当の威力をもった爆弾なんだど!!
丈助たちに伝えなければ!!)」
「丈助―――――ッ!!」
本編へ続く
もう妄想することもない。次はない…マジなんだ。これで最後なんだ。
普段はジョジョと東方のクロスオーバーSS書いてるから…これで興味持ったら読んでみてくれよな…
僕の妄想はこれにてお終い
それでも君の妄想は続いていくのだろう…
どうやら 時間が 来た よ うだ…
あ に って 行 なきゃあ…
みんな…泣いては いけません
寝る前に
お祈りを…