昭和×平成×令和 仮面ライダー ジェネレーションブレイク レッツゴー! オールライダー対怪人軍団   作:キラトマト

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PROLOGUE 死斗! 本郷猛VSショッカー怪人

 ここは、自然生い茂る人工島。そこに忍び寄る悪の気配があった。

 

 平和に暮らす人々に突如として毒ガスが降り注ぐ。それを吸った人間たちはたちまち凶暴になり、争いを始めた。

 

「アァァアアアアアア!!!」

 

 奇怪な叫び声を上げ、その怪人は空を飛んだ。

 

「出たなショッカー!! 貴様はギルガラス! 倒したはず! 再生したのか!?」

 

 駆けつけたのはこの世に初めて誕生した仮面ライダー1号、本郷猛。

 

「一歩遅かったな仮面ライダー本郷猛! 蘇ったのは俺だけではないぞ! 我がデッドマンガスを浴びて争い死ぬがいい!」

 

「逃げる気か! とぉッ!!」

 

 仮面ライダーは勢い良く跳び、そしてギルガラスを掴み海に真っ逆さまに落ちていく。

 

「ライダーラング!!」

 

 ライダーラングとは仮面ライダーに備えられた人工肺、それを駆使し水中に敵を沈める技だ。そして怪人は勢いよく爆散、水面から水しぶきが舞う。

 

「蘇ったのは俺だけではないぞ……だと? まさか……!」

 

 港に立つ仮面ライダーの背後から、いくつもの奇怪な鳴き声が聞こえる。

 

「キエーッキエッキエッキエ!!」

 

「エッエッエッエッ!!」

 

「オウッオウッオウッオウ!!」

 

 そう、蘇った怪人軍団である。50を優に超えるその大群。しかし本郷猛は1歩も引かず、右手を胸の前に掲げ回転させ、もう片手を上げる。

 

「ライダー、変身!! とぉ!!」

 

 そして両手を上げて中に跳びたつ。

 

 深紅のマフラー、緑の仮面、黒の体の戦士。仮面ライダー。

 

「ライダーファイト!」

 

 怪人に対し構えをとる1号。たった一人の覇気に対し数的有利を誇る怪人軍団は情けなくもたじろぐ。

 

「えぇい! かかれぇ!!」

 

 しかし怪人の1人、ジャガーマンが号令をかけ再び動き出す。

 

「とぉっ! はぁっ!!」

 

 己の体の力を最大限引き出し、怪人たちに徒手空拳を浴びせていくライダー。しかし一瞬の隙がライダーへの攻撃を許してしまう。普段ならなんでも無い攻撃。しかし先程のデッドマンガスが効いていたようだ。

 

「ぐあっ!!!」

 

「これで終わりだライダー!! 本郷猛!!」

 

 怪人たちが1号に狙いを定め、攻撃を放つ瞬間……! 

 

『レックス! スタンピングフィニッシュ!』

 

「大丈夫ですか! 本郷さん」

 

 周りにいた怪人たちが一掃される。1号の危機を救ったのはスタンプの力で変身し、悪魔と共に戦う令和時代に生まれた仮面ライダー、リバイとバイス。

 

「君は……!」

 

「俺……リバイです。んでこっちが相棒のバイス! それよりも本郷さん! 世界が大変なんです! これを!」

 

 2人は変身を解除する。一輝はガンデフォンに映った映像を本郷に見せる。

 

「これは……」

 

 そこに映っていたのは世紀末のような、数多の世界に存在する怪人が闊歩する世界だった。

 

「まさか……ショッカー以外にも人類の脅威が出現したということなのか」

 

「はい……。それで怪人の数に対してライダーの数が足りてないんです」

 

「今合流してんのは2号とガッチャードだけだぜ読者の皆さん!」

 

 と、ガンデフォンの中からバイスが喋る。

 

「何言ってんだよバイス。で、まずは怪人たちを食い止めながら他の仮面ライダーの皆さんを捜索しなきゃならないんです!」

 

「そうか、なら昭和ライダーは任せてくれ。おやっさんのつてで連絡は取れそうだ」

 

「ありがとうございます!! 助かります!」

 

 一輝はそうお辞儀してその旨をフォンで皆に伝えた。

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