昭和×平成×令和 仮面ライダー ジェネレーションブレイク レッツゴー! オールライダー対怪人軍団   作:キラトマト

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第2話 最初の刺客! ヤツらは殺人遊戯のグロンギ!

 長野県にあるとある遺跡、そこにはかつて地球に住んでいたグロンギと呼ばれる種族が封印されていた。ありとあらゆる情報網を使いそれを突き止めたフューチャーショッカーはその封印を解き、現代社会へと彼らを解き放った。

 

「奴らは勝手に人を減らしてくれる。我らと手を組む必要は無いだろう」

 

 そう判断した首領により、ショッカーの中では『グロンギ保護法』というものが発足。

 

 一方その頃、

 

「クウガ以外にも、強いリントが現れたようだ。クウガはリント27人分、奴らはリント10人分として扱う」

 

 一方、グロンギ達の殺人ゲーム『ゲゲル』のルール管理を担う『ラ・バルバ・デ』によって新たなルールが発令された。

 

「"こんなところまで呼び付けてこれだけか。俺はもうゲゲルに参加できないというのに"」

 

 そう言ったズ・ゴオマ・グの頬を叩くバルバ。

 

「ここではリントの言葉で話せ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ###

 

 一方その頃、飛電インテリジェンス社に出社途中の現社長『飛電或人』彼は遅刻寸前で大慌てでバイクのエンジンを吹かしていた。

 

「ギリギリセーフ!!」

 

 出社時刻ぴったりに到着した或人は両手を伸ばす。

 

「いいえ、遅刻です。或人社長」

 

「マモル〜!! 見逃して〜?!」

 

 右腕にハンカチを巻いている男性。実は彼、ロボットである。ヒューマギアという人型人工知能搭載型ロボットを開発、生産しているのがこの飛電インテリジェンスなのだ。

 

「おはようございます。或人さま」

 

 そこへ或人の秘書型ヒューマギア、イズも来て普段の騒々しい空間が形成された。

 

「社長。おい社長!」

 

「え、はい! はいはい! って、不破さん、なんでこんな時間に?」

 

「社長に用があるだ。詳しくはこっちだ。来い」

 

「うわちょ!! 急になになに!!」

 

 そうやって或人を引っ張っていくのは内閣官房直属の対怪人特務機関『A.I.M.S(エイムズ)』の隊員『不破諫』

 

 そして2人について行くイズ。

 

「それで、用件って何ですか?」

 

「昨日の午後10:00頃、何をしていた?」

 

「え、なになに取り調べみたいな感じで」

 

「何をしていたか聞いてるんだ」

 

「えって言ってもな〜」

 

「或人さまは昨晩10時、社長業の為の資格勉強をしようとして10分で挫折、その後2時間ほどスナック菓子を食べながら動画投稿サイトにてお笑い動画を閲覧、その後就寝しています。こちらがその映像です」

 

「なんで把握してんのー!! てかなんで動画撮ってんの〜!!」

 

「そうか、確認した。ありがとう。これで社長の無実は確認できた」

 

「無実って……やっぱり取り調べだったの? てかなんの事件?」

 

「守秘義務だが、もうすぐニュースにも採り上げられるだろうから言うが、最近バッタのような跳躍力を持った人型の怪人によって多数の人間が殺害される事件が頻発していてな、それでゼロワンに変身できるお前にも容疑がかかったって訳だ」

 

「バッタの怪人ってこと? てか犠牲者が出てるなら俺も戦うよ!」

 

「だが危険すぎる」

 

「大丈夫だって不破さん、俺もあなたも仮面ライダーなんだから」

 

 不破諫は深く考えた後、ようやく或人が事件に関わることを認めた。

 

「……仕方ない。許可する」

 

 そしてその帰り……。何の偶然か。

 

「"次のターゲットはこいつだ"」

 

 或人は突如として上空彼方に抱えられ、そして落とされる。

 

「うわああああああ!!!」

 

(やばいやばいやばい!! もしかして不破さんが言ってたのってこれ!?)

 

『ゼロワンドライバー!』

 

 急いで懐からベルトとキー取り出し、キーをスキャンする。

 

「あっぶね〜。まじサンキュートリちゃん!」

 

 一方或人を殺そうとした張本人であるそのグロンギは割に合わない、と撤退するのだった。

 

 そしてその翌日、殺人未遂にあった彼だったものの元気に出社するが、そこにまたもや先日にグロンギがあらわれる。

 

「"お前も、特別点だ。殺す"」

 

「或人社長危険です! 下がってください!」

 

 マモルが或人とバッタの力を持ったグロンギ、『ズ・バヅー・バ』の間に立つが、或人は大丈夫と言って下がらせた。

 

「ここは俺に任せて。マモルはみんなの避難を!」

 

 彼は懐からベルトのバックルを取り出し、それを腰にあてる。

 

『ゼロワンドライバー!』

 

 現在、或人は衛星ゼアと一体化し人工知能と同等の思考速度を誇っている。そしてさらにプログライズキーを取り出す。

 

 蛍光イエローのキーを起動、ベルトに認証させる。

 

『ジャンプ! Authorize』

 

 ゼアから送られてきたデータが実体化し、巨大なバッタが或人の周囲を飛びまわる。そして彼がキーをベルトに挿入、バッタはアーマーとなり素体に装着される。

 

「変身!」

 

『飛び上がライズ!! ライジングホッパー! A jump to the sky turns to a rider kick』

 

 スポーティーな蛍光イエローの装甲をまとうのは仮面ライダーゼロワン ライジングホッパー。令和時代を築く新たなライダーである。

 

「"お前、クウガじゃないな。なんだお前は"」

 

 ゼアのサポートのおかげで彼らの言語も聞き取れるようになったゼロワン。

 

「クウガ? いいや違うね。俺はゼロワン! 仮面ライダーゼロワンだ!」

 

 2人ともバッタの力を宿した戦士。双方アクロバティックな動きで見ている側も何が起きているか分からない様子。そんな中、トライチェイサー2000にて駆け付けたのは1人の青年。

 

「五代雄介現着! 一条さん! 未確認が2体! 片方は目に優しくない色です!」

 

 雄介は電話にて一條さんと呼ぶ人物に電話でやり取りをする。

 

「予定通り黒い方を倒せばいいんですね! 分かりました」

 

 そう言うと彼は腰に手を当てる。

 

「変身!」

 

 ベルトが腹の中から出現し、腰横にあるスイッチを押す。するとベルトの中央部が青に光りだし、凄まじい勢いで回転を始める。彼の体は黒の表皮に変わり、胴体は青のアーマーに変化する。

 

「"ようやく現れたか。クウガ!! "」

 

「え、ちょまて!」

 

 先程まで壮絶な空中戦を繰り広げていたゼロワンとの戦いを放り出し青のクウガに向かっていくバヅー。

 

「"そうだ、その青がいい"」

 

 クウガは近くにあった標識を手に取り、モーフィングパワーでそれをドラゴンロッドと呼ばれる棒状の武器に変化させる。

 

「はぁっ!!」

 

 変身者である五代雄介『2000の技』中国棒術の技術を用いてバヅーはすぐに追い詰められていく。

 

「えぇ!? 誰ぇ? でもあっちの方が味方っぽいよな……」

 

 ゼロワンは戦闘を再開、クウガと共にバヅーを追い詰めていく。

 

「決めるぜ!」

 

『ライジングインパクト!』

 

 ゼロワンは高く飛び上がり、そしてそのままバヅーめがけて飛び蹴りを、クウガも飛び上がりロッドの先端に封印エネルギーを込める。ロッドは右腕に当たるが、そのエネルギーが全身に行き渡る前に右腕を千切りなんとか致命傷を避けるバヅー。しかし直後にゼロワンのキックが迫る。

 

「はぁあああ!!!」

 

 ラ

 イ

 ジ

 ン

 グ イ ン パ ク ト

 

 衝撃の余波が文字のように空中に現れる。しかし……。

 

「グロンギ保護法じゃよ、ライダークウガ、並びにライダーゼロワン。お前らを処刑するんよ」

 

 間に割って入ったのは岩石男爵。ゼロワンの必殺キックは無情にも跳ね返されてしまう。

 

「ライダーの技は研究済みなんよ。そして攻略法もな!!」

 

 パ

 ワ

  l

パ ン チ ン グ ブ ラ ス ト

 

「何だ?」

 

 突然、ロケットパンチが岩石男爵に直撃、爆発四散したのだ。

 

「ふぅ……間に合ったみてぇだな。社長」

 

「不破さん!」

 

「ちっ、未確認は逃がしちまったみてぇだな」

 

 しかしショッカー傘下、デルザー軍団の幹部を倒せたのも事実。ひとまずは社内に戻り、社員の安全確認をする或人達であった。

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