ウチの戦隊ブルーが悪の女幹部として配信してるんだけど、どうすれば良いと思う? 作:新月
それでは、どうぞ!
「……申し訳ありません、ワタクシの想定が甘かったですわ」
テスト部屋の炎上から数十分後、部屋の消化活動が落ち着いた後で、レイスが俺に向かってそう頭を下げた。
隣でティアーが二人とも大丈夫? と心配そうに声を掛けている。
俺はそれを受けて、片手を頭の後ろに当てながら俺の方も謝った。
「いや、こちらこそ……というか、ガジェットで爆発させた俺が悪いんじゃ?」
「いえ、あなたに責任はありません」
何故なら、と、レイスは続けて……
「──“あなたが【ダーク・ガジェット・プロキシー】を壊すのは、想定内でしたから”」
「……は?」
まさかあそこまで大爆発するとは思いませんでしたけど、とレイスは呟いている。
いや……は? は??
すると、ティアーが何かに気づいたように……
「ひょっとしてレイスちゃん、“普通”の【ダーク・ガジェット・プロキシー】を用意してたって事?」
「その通りですわ、ティアー様」
「あちゃー、なるほど……」
「普通の?」
ティアーが額に手を当てて天井を見上げ始めた中、俺は今聞いた言葉が気になった。
するとティアーがえーっとね、と何かを見せてくる。
それは待機状態の【ダーク・ガジェット】だった。
「えっとね、クロス君は私の配信見てくれてるから知ってるかもしれないけど、【ダーク・ガジェット】って“普通”のと“幹部用”って二種類ある事は分かってる?」
「ああ、確かそんな事言ってたな。えーっと、確か……“頑丈さアップ”と“自動変身スーツの内蔵”くらいの差しか無いって言ってったっけ?」
そうだ。ティアーの過去の配信で、幹部用と普通ので差はその二つくらいしか無く、ほとんど変わらないと言っていた。
スーツと素材の差くらいで、出力自体は変わらないらしいと。
「でも、それが今回の試験と何か関係が……? 別に既に変身してるし、素材の“頑丈さアップ”も特に意味があるとは……」
「実は、その“頑丈さアップ”が大事なのよ……特に私たちにとっては」
「ん?」
「レイスちゃん、“普通”の方ってまだ残ってる?」
「はい、ここに」
そう言って、レイスは試験中にあった別のプロキシーをティアーに手渡した。
ありがとう、とティアーは受け取り。
「見てて。スイッチ、ON」
──ピシッ、パキィィィィンッ!!
目の前で、“ティアーの手の中でプロキシーがヒビ割れた”。
「って、はあ!?」
「今見て分かる通り、“幹部級の実力者になると、普通の素材の【ダーク・ガジェット】じゃ自壊する”のよ……」
あー、また壊しちゃった……と、ティアーは手の中のヒビ割れたプロキシーを見ながら、悲しそうに呟いた。
するとレイスが、続けて説明をする。
「正確には“感情の密度が高い人”、とでも言いましょうか? 簡単に言うと、“【ダーク・ガジェット】が過敏にエネルギー変換反応を示す体質”、いや、“精神”を持ってる人が何人かいますの」
「要は、“ちょっとした感情だけでも武器の出力が振り切れる人”ってことね。そういう人は、ガジェット自体を頑丈に作らないと出力に耐え切れなくて……」
一体幾つ犠牲になった事か、とよよよ、とティアーは泣き崩れる演技をしていた。
ていう事は、つまり……
「俺も同じ体質って事か? 体質っていうか、精神?」
「その通りになりますわね。なので、普通の【ダーク・ガジェット】を持たせても使えない。それを今回の事で確かめられました」
コホン、とレイスは咳払いをして、調子を整えていた。
「試験開始前に、“あなたとトールの戦闘の事”は聞きました。【ジャッジメント】の一人と戦ったそうですわね、ティアー様のガジェットを持って」
「あ、ああ。聞いていたのか」
「事前に受験員の情報は調べてありますわ。それはそれとして、その戦果を聞いてまず間違いなく出力が我々幹部級と同等以上で無ければ、戦闘すらままならなかったと想定致しました。となると、自然と通常素材のガジェットでは耐え切れない事は予想が付きますわ」
あれ? て事はさっきのテスト、俺プロキシー元から使えなかったって事では……?
つまり、試験の道具を元から使わせてもらえなかった?
その事に気づいて、ジーッとレイスを見ると、何かに気づいたように。
「ああ、安心なさって下さい。元より、その話の事実を確認したかっただけで、その一環としてわざわざ通常のプロキシーを用意していただけですわ。自壊を確認出来次第、幹部用のプロキシーを用意するつもりでした。騙すようで申し訳ありませんでした」
「あれ? プロキシーって幹部用もあるの?」
「あるわよー。単純に幹部用ガジェットに“データチップ”入れるだけだから」
ふーん。なるほどな。
そう思ったところで、ふと気になったことが……
「なあ。さっきティアーに【ダーク・ガジェット】見せてもらった時、単純に待機状態がヒビ割れただけだったよな? “何で俺の時爆発したの?”」
「あれは多分、“炎用のプロキシーだったため、中途半端に実行”されて、あの結果に繋がったのかと……」
つまり、試しに使ったものが悪かったと。
なるほど、そっかー……
爆発の原因は分かった。
それより……
「それで、結局テストはどうなったんだ? このまま中止か?」
「そうですわね……まあ、解答自体は既に書いているらしいので、ペーパーテスト①自体はこれで提出扱いでも構いませんわ。もちろん、希望なら最初からやり直しも致しますが……」
それを聞いて、俺はふむ、と悩む。
正直、テストの答え自体はあれ以上深く考えてもドツボになりそうだったから、プロキシーの方をいろいろ確かめるほうに舵を切っていた所だった。
改めて、幹部用のプロキシーで性能を確かめるのも悪く無かったが……
うーん、流石にあからさま過ぎるか?
俺はそう、少し悩んだ。
ほぼ半ば、テスト目的というより、プロキシーの調査目的になっている。
やり直しを希望したら、ペーパーテストを無視して真っ先にプロキシーだけ注視する事になるけど、そっちだけ熱心に調べ続けちゃって、もはや武器目当てですと捉えられる可能性が高いか?
もしそうなると、俺自身組織に対して色々調べようって目的がバレる可能性もある。
うーん……一旦は、ここで止めた方がいいかな。
別に今回のテストしかプロキシー触れないって事は無いだろうし。
最悪、後でティアーとかにプロキシー試し撃ちしたいって言えば、そこまで怪しまれないだろ。
「まあ、いいか。じゃあ、これで提出で」
「はい。受理致しますわ」
そう言って、俺は火事の部屋から出る時持って来たペーパーテスト①をレイスに提出した。
それを受け取り、レイスは確認して……
「……それでは、今からサタン・クロスさんに一つ確認致します」
「……はい? 何?」
「──“あなたが書いた答えを、答案を見ずに答えられますか?”」
……?
えっと、俺が書いた答えって……
「えーと、“2”だけど……」
「……ふむ。はい、ありがとうございます」
では改めまして、とレイスは言って。
「これで、正式にペーパーテスト①は終了です。お疲れ様でした」
「お疲れ様……え? 今の質問何?」
どうやら、今ので正式に終わったらしい。
が、最後の質問が意味が分からなかった。それを問いかけると……
「まあ、最後の質問は単純に、“自分の答えに責任があるかどうか”の確認ですわ」
「責任?」
「ええ」
「えっとねー……」
そう言って、ティアーが軽く説明してくる。
もし長ったらしい証明問題を、ネットから答えを丸写ししてくるだけで、意味が分からなかった場合、覚え切れていないだろうという事で、評価を少し下げるつもりだったと。
うっわ、やっぱりあれ罠だったのかよ。あの証明丸写ししなくて良かったー、と俺は内心安心していた。
「あとは、あなたの様子だと薄々気づいているかもしれませんが、“これはテスト中のあなたの行動全てを評価する試験”でした」
「ああ、やっぱり」
「その評価により、今後の人事。すなわち、“仕事仲間の組み合わせや、受けられる予定の仕事の割り振り”をする予定でした」
「うん。それでレイスちゃん、結果はどうだった?」
ティアーがそう問いかけると、そうですわね……とレイスが悩んで。
「詳細は省きますが、全体的に慎重さ、思考力が高いと言えるでしょう。あのテストを見て真っ先に怒るのでは無く、戸惑いながらも“私に問題が合ってるか確認してきた事”や、“PCの使用”、“プロキシーの確認”など、行動出来る事は全て確かめようとしていた事は評価に値します。短慮では無く、様々な思考を張り巡らせるような想像力があるため、“基本的にどの部隊でも問題無いでしょう”」
「おおー、良かったじゃないクロス君! という事は、私の部隊でもやっていけそうね!」
「まあ、実際にティアー様の部隊で仕事するとは限りませんが。時期や内容によっては、一時所属、という形になることが多そうですわね」
とはいえ、とレイスは言う。
「これはあくまで、心理テストのようなもの。ワタクシからの評価はこの通りですが、適性の仕事はどれか実際に確かめる方が良さそうです。この評価ならどの部隊も体験出来そうですので、一通り全体の部隊を経験してから、受けたい仕事を選ぶ方がよろしいのでは無いでしょうか?」
「そうねー。ローテーション組んで色々体験してもらいましょうか? クロス君もそれでいい?」
「あ、ああ。なるほど、分かった」
俺は戸惑いながらも、それを了承した。
何やかんやで、【カオス・ワールド】の事を調べるなら、一通り全体を体験するのは、ある意味願ったり叶ったりだ。否定する理由も無かったから、喜んでその話を受ける事にする。
さて、とレイスは言い出し。
「ペーパーテスト①はここまで。次は、予定より早いですがペーパーテスト②に参りたいと思います」
「ペーパーテスト②、か……」
「先ほどは、どの部隊でもやっていけそうとは言いましたが、それは性格面だけを見ての事。実力が足りなければ、当然選択肢は狭まりますわ。油断なさらないで下さいまし」
「ああ、分かった」
そうだ、火事のインパクトで忘れていたけど、まだまだテストはあったんだ。
俺は気合を入れ直して、次のテストの心構えをする。
「そういえば、部屋はどうするんだ? 燃えちゃったけど」
「別室でやりますわ。心配入りません」
「そういえばレイスちゃん、次のテストって……」
「ええ、ティアー様。“アレ”ですわ」
“アレ”。あれとは……?
そう正体不明のものに、気になっていると……
「ではサタン・クロスさん。先に確認致します。自己申告で構いません」
「ん? はい?」
「──“あなたの現在の学力はどれくらいですか?”」
……はい?
「えっとね。分かりやすく聞くと、“小、中、高、大、どの程度の学校卒業程度の学力ある?”って聞いてるの」
「……え? 学力って、もしかして“普通の学校の学力”って事?」
「そうそう」
「……裏の世界の“悪の組織”の情報とか、対立構造の状況の知識とかでなく?」
「そんなんじゃ無く、一般的な学力」
学力、学力……
え、マジの一般的な学力だけ聞いてるの?
俺は戸惑いながらも……まあ、面接って、普通卒業した学校とか聞いてくるものか、と改めて思考を切り替えた。
「えーっと……“高校卒業した実績はある”けど……これでいい?」
「なるほど、了解致しましたわ」
そう言って、レイスは頷き……
「──では、“高校卒業認定試験の過去問”を解いてもらいます。それがペーパーテスト②ですわ」
「“ここにきて、本当に普通のテストになった!?”」
え、それマジ!?
さっきみたいに、俺の行動を一つ一つ評価するとかじゃ無くて、普通の学力テスト!?
て言うか、“高校卒業認定試験の過去問”あるの、ここ!?
悪の組織に用意されてるものじゃねえ!?
「クロス君、頑張ってねー。テストの点数悪かったら、ダイレクトに評価に影響するから」
「いや、まあ、確かに頭の良さは普通の仕事でもある程度求められるから、そこまで不思議じゃないか……」
「あとちなみに何だけど……」
「ん?」
そう言って、わざわざティアーが強調して……
「あなたは高校卒業程度の学力持ってるらしいから、それが本当なら問題無いんだけど……」
「うん」
「もし、点数悪かった場合、“中学卒業認定試験の過去問”を今度は受けて、それも悪かったら“小学校の問題”も受ける事になって……」
「うん、うん」
「それすら悪かった場合──
──“【カオス・ワールド】内の小学校に通って貰う事になる”から、気をつけてね」
「“もう悪の組織止めろよ、ここ?!”」
俺はもう、とうとう盛大にツッコンだ。
学校、小学校って何だ、おい!?
ここ、本当に悪の組織の本拠地か!?
「何てこと言うのクロス君!?」
「だってそうだろ!? どこのバカが、普通悪の組織に小学校なんて作ってるんだよ!?」
「ちなみに、小学校だけでなくて、“中学、高校、大学もありますわよ?”」
「そう言う問題じゃねええええ!!!」
何!? まるでエスカレーター式で続けて通えそうで良かったねって言えばいいの!?
元から普通の悪の組織じゃ無いって事は知ってるけど、何処を目指してるの!?
何を目標としてるの!? いや、“みんなの夢を叶える”ってのは聞いたけどさあ!!
そこで俺は、ハッと気づく。
「もしかして、それらの学校って……これも、“希望者”が?」
「そう。“学校に通いたい”って人と、“学校で教職したい”って人とかの希望のポイントが集まって、作られた施設」
「実際、下っ端のお子さんや、拾われた孤児を通わせるのに凄く丁度良いんですわよね」
俺の問いかけに、ティアーとレイスがウンウンと頷きながら、そう答えていた。
俺はその答えを聞いて、納得がいった。
ああ、これもポイントの結果だったのか……本当に何処までも叶えるんだな、どんな方向性でも。
「ちなみに、クロス君もポイント払えば、ここの【カオス・ワールド】の大学に通えるよ。学費代わりに出来るから」
「更にちなみにですが、“最低中学卒業程度の学力が無い場合、半強制的に中学校まで通わせる”ので、そのつもりで。年齢は関係ありませんわ。ただ、“その場合はポイントの消費はありません。義務教育の範囲ですので”」
「悪の組織が義務教育気にするの?」
そう聞くと、だって可哀想じゃん、との返事の声が。あ、そう……
けどまあ……俺は冷静になって、振り返る。
見方によっては、“幼いウチから悪の組織の教育が出来る”と考える事も出来るだろう。
つまりは、ある意味洗脳だ。
そう考えると、学校というふざけた格好を取ってはいるが、決して呆れてバカにするものでは無く、むしろ悪の組織らしいと言えるだろう。
となると、そこに通う子供たちは将来の組織の一員として、警戒するべき存在達だ。
「なんか聞いてみると、学校通いたくても通えなかったって人が多かったのよねー」
「そうですわね。経歴の問題とか、両親がいなくて孤児とか、そもそも学校に通える学費が無かったとか、色々な事情な人がいましたわよね」
「逆に、もっと勉強したい〜って人もいたから、大学まで作られちゃったんだっけ」
「最近は院生制度も作ろうとしているらしいですわよ」
……なんかそんな事関係なく、“本当に普通の学校のつもりも高そう”なのは置いておいて。
これ仮に通って卒業出来たとして、履歴書に書けるの? とか思ったりは置いておいて。
と言うかもう、ボランティアでもやったら? そう思った。
あ、もうやってる奴いるの見た事あったや。実施済みだったこいつら。
……悪の組織って、何だろうな……俺はそう、思った。
「コホン、話を戻しまして。とにかく、クロスさんには“高校卒業認定試験の過去問”を受けて貰いますわ。頑張ってくださいまし」
「クロス君、頑張ってー!」
「はーい……」
☆★☆
……そうして、ペーパーテスト②。
シンプルな学力試験だったが、特にこれとなく異常は無く終わり。
採点した結果、十分基準点を上回っていたため学校に通う必要は無く。
そうして、午前のテストが全て終わり。
お昼の休憩を挟んで、午後のテストへ。
午後も最初は、身体能力のテストだった。
それこそ学校でよくやるような、100m走、走り幅跳び、ボール投げ、前屈、握力測定などなど。
ただし、変身した状態で、と言うのが付くが。
おかげで、生身の人間より遥かに数値のデカい結果が出た。
【カオス・ワールド】の過去の入隊試験の結果から比較して見ても、かなりの上位成績だったらしい。
そして……
☆★☆
時刻は16時を越えた頃。
「……ここまでお疲れ様です。次が、最後の試験となります」
レイスが目の前で、改まってそう言った。
そして……
「最終試験の内容です。それは……
──“方法は問いません。ワタクシに一撃を当てて下さいまし”」
【ダーク・ガジェット】を構え、そう言い放ってくる。
三幹部の一人、レイスとの直接対決が、開始される──
「“あ! じゃあ盛大に、見せ物にしましょう! みんな集めて!!”」
…………え?
★
23歳
175cm
黒髪
中立・善
主人公
【ジャスティス戦隊】のレッド。
サンタクロース改め、サタン・クロス。
高校卒業程度の学力はあった。
大学までは無い。
だってヒーロー活動始まっちゃってたし。
むしろ中学の卒業すら怪しかった。
ヒーロー活動しながらの学業はキツかったとの事。
体育の成績はバッチシ。
★
22歳
168cm
青髪
混沌・善
【ジャスティス戦隊】のブルー。
兼、【カオス・ワールド】の幹部、“コバルト・ティアー”。
大学卒業の学力は当たり前。(主に機械工学系)
むしろ機械の専門知識すら持っている。
学校作る前から、元々学力はとんでもなく高かった。
組織の内部の学校で、臨時教師を受け持った経験もある。
体育の成績はバッチシ。
★カイザー
22歳
172cm
紫髪
混沌・悪
【カオス・ワールド】のボス。
ティアーの幼馴染み。
大学卒業程度の学力。(主に政治経済学)
ただし、どれも組織の内部に作った学校に通った結果。
ティアーと出会った直後は、最低限の独学しかやってる暇が無く。
組織内部で学校が発足された後に、短期間の受講を受けて学問を修めた。
経済、帝王学は特に重点的にやっている。
体育の成績はバッチシ。
★レイス
20歳
162cm
紅髪
秩序・善
三幹部の一人。お嬢様口調。
大学卒業程度の学力。(主に経営学科)
ただし、どれも組織の内部に作った学校に通った結果。
実家で英才教育は受けていたが、一般的な学校という訳ではなく、家で家庭教師に教えられた形が近い。
カイザー達に拾われた後、組織内部で出来た学校に通っていた過去がある。
卒業後、講義のカリキュラムの調整案などを出した事も。
また、人事として卒業生の進路先の調整に関わっていたりする。
体育はちょっと苦手。
感想、評価などくれると、作者はとても嬉しいです!
追記。
各キャラの大学での専攻分野を追記しました。